今日は、台風や強風といった天候不良時などの際に予約していたマイル特典航空券を払い戻し手数料なしで無料キャンセルできるルールやその実践レポートを、第2弾としてお届けします!
先日、関西旅行で利用するためにANAマイルで予約した特典航空券を台風の影響に伴って手数料無料でキャンセルしたお話を掲載しました。
⇒ 【台風の影響で欠航】関空発の特典航空券を手数料無料で払戻し!キャンセル手続きの手順・方法をレポートします。まさか自分の予約便が欠航になるとは…(ANA編)
その一件では、ANAの特典航空券の払い戻しに関するルールを確認し、
どのような条件を満たしていれば手数料を免除されるのか、そして返還されるマイルはどのように戻ってくるのかということなどを実際の経験によって学びました。
しかし、ANAの取扱いとJALの取扱いでは、ほとんどの内容がほぼ同じであるものの、決定的な違いが1点あります。
ということで今回は!
今度はJALの特典航空券を荒天等のイレギュラーによって払い戻す際に 手数料なしで済む条件や払い戻し手続きの方法をガイドしつつ、
ANAと大きく違う、JALの『返還マイルの取扱いルール』も詳しくご紹介します!
せっかくマイルを貯めても、それを利用する旅行が常に順調に進むとは限りません。
どちらかと言うと ANAよりもJALの方が利用者にとって有利なルールにしてくれていますので、両社の違いをしっかり覚えて、実際のマイル旅行に活かしていただければと思います^-^
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しかも、往復ともフルフラットシートのビジネスクラスを利用。どんな風に旅費を抑えることができたか、ロシアW杯現地観戦に関する出費総額をまとめたレポートです^^
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- 1 (おさらい)JALの前に、ANAはどうなの? 悪天候時等のANA特典航空券の無料払い戻しルールはコチラ!
- 2 キャンセル手数料が免除になる条件は、JALもANAと同様
- 3 「運航に影響が見込まれる際」の無手数料払い戻しは、JALとANAでここが大きく違う!
- 4 【実践レポート】予約したJAL国内線特典航空券の無料キャンセルの方法はごく簡単
- まとめ:JALよりもマイルを貯めづらいANA。でもマイラーに対して優しいのはJAL。2社の制度の違いを知って今後のマイル計画に活かそう!
1 (おさらい)JALの前に、ANAはどうなの? 悪天候時等のANA特典航空券の無料払い戻しルールはコチラ!
この記事に先立ち、ANAマイルで関西空港発着便の特典航空券を予約していたのにその運航に影響が見込まれるようになった場合の無料キャンセル方法を、以下の記事でレポートしました。
⇒ 【台風の影響で欠航】関空発の特典航空券を手数料無料で払戻し!キャンセル手続きの手順・方法をレポートします。まさか自分の予約便が欠航になるとは…(ANA編)
通常ならインターネット上でキャンセル手続きをすれば良いだけだったのですが、私のケースではANAファミリーマイルを併用して予約していたので、Web上での手続きは不可。仕方がないのでANAのコールセンターへ電話しました。
ANAの電話は、JALに負けず劣らず混雑時にはつながりにくいもの。
しかし、私のようなド底辺一般会員でも実は案外複数の電話番号を利用する資格があるのです!
⇒ 【2018年9月】ANAへの電話が繋がらない!割と短時間で繋がる電話番号(あくまで「傾向」ですが)と、会員種別によって利用できる電話番号をまとめてみた
この知識を蓄えていれば比較的混雑しにくい電話番号にかけられる場合もあるので、ご自身がいくつの番号にかけられる資格があるのか、知っておいて損はありませんよ^-^
2 キャンセル手数料が免除になる条件は、JALもANAと同様
天候不良時などに手数料無料でJALの国内線特典航空券をキャンセルできるルールについては、
FAQ – マイルを使用した運賃で予約をしていますが、搭乗予定便が欠航・遅延した場合、または欠航・遅延が予想される場合、変更や払い戻しの取り扱いはどうなりますか。
に詳しく載っています。
運航に影響が見込まれる際の変更・払い戻しで手数料が免除になる条件は、
・「発着案内」画面の便名横、または「欠航・遅延便検索」画面の備考欄に「*」が表示されていること
・「対象空港一覧」に予約便の出発地または到着地が該当すること
です。
欠航にならなくても「*」マークさえ付いていれば手数料をかけずにキャンセルできますので、ANAの取扱いと同じですね^^
ただし、発着案内の画面は翌日までの便しか表示されないので、大規模な災害を除く出発前日にならないと自分の予約便が対象になるかはわからないことがほとんどです。
試しに、例えば発着案内の欄で関空⇒羽田の便を検索してみましょう。
運航予定は以下のように表示されます。
1本目と3本目は欠航で、2本目は運航予定。
しかし、1本目から3本目まで全て「*」マークがついているので、運航する予定である2本目の便も手数料無料での払戻しの対象となります。
——
なお、この時は長期で影響が出そうだった関西空港発着便の国内線航空券、パッケージツアーに関しては、2日後以降もすでに無手数料の取扱いが決まっていました。
9月13日時点では、9月30日までの発着便に適用されていましたので、こういう時に関空発着便の特典航空券をお持ちだった方は間際まで待たなくても早期に取消操作してしまって問題ありませんでした。
—–
ここまではおおむねANAと同じ。
ところが、そのFAQでは最後の方に我々マイラーにとってとてつもなく重要な一文が記載されています。
ここがANAとJALの大きな違いですので、しっかり覚えておきましょう!
3 「運航に影響が見込まれる際」の無手数料払い戻しは、JALとANAでここが大きく違う!
手数料をかけずに特典航空券をキャンセルできる条件はJALもANAもほぼ同じですが、
『マイルの返し方』は2社で大きく異なります。
先ほどのFAQでは、最後にこんな一文があるのです。
※マイルを払い戻す際は、すでに失効しているマイルを含めて、マイルの払戻時点から有効期限を36カ月延長します。
なんと!
予約した際のマイル有効期限に合わせてそっくりそのまま返還マイルの有効期限を揃えて戻してくるANAと違い、
JALの場合は、払戻し発生月を起算月にして新たに有効期限の設定をしてマイルを返還してくれます。
つまり…極端な例で言うと、
2015年8月に貯めた『有効期限が2018年8月のマイル』を使って8月ギリギリに9月出発便を予約したとしましょう。
その便が無手数料払戻しの対象になってそれに伴うキャンセル手続きを行った場合、
ANAの場合は 予約時に使ったマイルの有効期限が過ぎているので1マイルも戻ってきませんが、
JALの場合は 2018年9月の加算マイルとして返還され、有効期限も3年後の2021年9月に再設定されます。
一番極端なケースで例示しましたが、大きな違いですよね。
これが、荒天時等における特典航空券のキャンセルでANAとJALの取扱いが最も大きく異なる内容ですので、ここはしっかり覚えておきましょう!
4 【実践レポート】予約したJAL国内線特典航空券の無料キャンセルの方法はごく簡単
それでは、案内に従って払戻しの手続きを進める方法を見ていきましょう。
端的に申しますと、
予約した第一区間の便の出発15分前まで・なおかつ未使用の航空券をすべて払い戻す場合は、JALホームページ・モバイルサイトで手続きが可能。
それ以外の場合は電話をかけて手続きを。
…ということになります。
※インターネットでの払い戻し手続きは第1区間の出発15分前まで。それ以降はお電話で。
国内線の手続きに関して電話する場合は以下の電話番号にかけましょう。
ナビダイヤル/
0570-025-022有料ダイヤル/
03-5460-0311
(7:00~20:00・年中無休)
出発日の何日後までに払い戻しの手続きをすれば良いのか(ANAは10日後まで)は特典航空券に関しては詳しい記載が見当たらないのですが、
通常の航空券に準じるならば出発日の40日後までに手続きをすれば良いのではと思います。
ただし、何か誤りがあるとけいけないので、なるべく早めに、5日後や1週間後にはキャンセル手続きをしてしまった方が良いでしょうね(^^;
私のケースでは第一区間に乗る前だったので、インターネット上で操作を。
手順そのものは通常の払い戻しと同様です。
JALマイレージバンク(JMB)のサイトにログインし、「特典航空券の予約確認・変更・取消」を選択
一覧からキャンセルしたい便を選び、下部にある「予約取消」を選択
ここからが今回の重要なところ。
払い戻しの手数料は通常3,100円かかりますが、先ほどの運航予定で「*」マークが付いていた便なので、本来は3,100円かかる払い戻し手数料がかからない旨が明記されています。
キャンセルして良ければ、「OK」を選択
以上で手数料無料での特典航空券キャンセルは完了です!
冒頭にお詫び文と手数料0円の記載がありますね。
そして、注目のマイル返還。
キャンセルする前には無かった「イレギュラーによるマイル払い戻し」が、すぐに6,000マイル加算されました。
また、有効期限も、3年後の2021年9月の欄は「0」だったところ、その欄に新たに「6,000マイル」が追加されました!
今回のような不測の事態での特典航空券キャンセルでは、返還されるマイルは払戻し月のものとして新たに生まれ変わり、3年後の同月を有効期限として加算されるというのは本当でした!
実際に遭遇しなければこのJALとANAの違いを知らずに過ごしていたと思うので、レアケースではありますが私自身にとってこれはかなり勉強になりました^^
まとめ:JALよりもマイルを貯めづらいANA。でもマイラーに対して優しいのはJAL。2社の制度の違いを知って今後のマイル計画に活かそう!
以上、今回は 荒天時など欠航が懸念される際にJAL特典航空券を手数料無料で払い戻しできるルールや実際の手続き、そしてANAとの取扱いルールの違いなどをお伝えしてまいりました。
当サイトのメインコンテンツである お金をかけず・飛行機にも乗らずにマイルを大量に貯める方法 でお伝えしております通り、マイルを貯めやすいのはJALよりもANAなのですが、こうしたイレギュラーな時の取扱いについてはJALの方が利用者に対して優しいルールにしてくれています。
思えば、 「e JALポイント」と「ANA SKYコインの運用ルールの違いでもJALの方が有効期限を延ばしやすいというメリットが。
マイルを使うことに関しては、ANAよりJALの方がユーザーに有利な面を持っていますね^^
当サイトでは再三申し上げていることですが、
マイルは、貯めるのも大事ですが賢く使うのはもっと大事。
利用する際、そして払い戻しをする際のルールもしっかり理解して、上手にマイル旅行を繰り返していきましょう!
(この記事の情報は2018年9月13日時点のものとなります。状況により変更が生じる可能性もありますので、ご了承ください。)
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