今日は、夏の家族旅行に関するお話です!
普段は国内・海外を問わずサッカー観に行ってなかりいる私ですが、たまには家族旅行もするのです。
サッカー観戦を組み込まずに。
特に今年は7月に私だけビジネスクラス使ってロシアワールドカップ観戦に行かせてもらったものなので、夏の家族旅行は納得いく行き先・クオリティを見せなければなりません。
そこで、8月の家族旅行では、私にとって『日本で最も好きな旅先』、長崎県の五島列島に行くことに決めました!
6月30日に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に登録されることが決まったことで、これからは外国の人たちを含めた旅行者でもっと混んでくるかもしれませんからね。
ということで今回は、
長崎は3月にサッカー観戦で訪れたばかりですが(笑)、夏の旅行の概略に触れながら、マイルを使ったおかげでこれくらい安く済みますよ!という予算感もお伝えしていきたいと思います。
実を言うと、お盆付近に国内の長距離移動をするのは久しぶりなもので、
「マイル使わないとお盆ってこんなに高いの!?」
「家族4人で九州に帰省したら20万円近くするじゃん!!」
と驚いたのでした。
そのため、この記事が高額な帰省費用に頭を抱えている方々のお役に立てば嬉しいなと思っています^^
もちろん、『飛行機のことしか詳しくないサイト』にはしたくないので、飛行機だけでなく
列車も船もレンタカーも、手を抜かずに良い方法・楽しい手段を追求して安く済ませます。
それが当サイト「サカ×マイル」の流儀ですので、飛行機以外の情報についてもお楽しみいただければ幸いです!
★ この夏旅の模様は、コチラの記事でダイジェスト的にまとめました!
⇒ 【ツイート集】2018夏の長崎・五島列島マイル旅。教会巡り、グルメ、そして空・海・陸あらゆる移動手段にもとことんこだわって思う存分楽しんできました!
★ 「サカ×マイル流 ロシアワールドカップ観戦旅行」は旅費総額7万円、キャッシュアウトはたったの5,500円!
しかも、往復ともフルフラットシートのビジネスクラスを利用。
どんな風に旅費を抑えることができたか、ロシアW杯現地観戦に関する出費総額をまとめたレポートです^^★ お金をかけずに貯めたマイルで乗るビジネスクラスの搭乗レポートやワールドカップ準決勝の現地観戦の模様などはコチラから^-^
soccer-mile.hatenablog.jp
【 いつまでお金かけて旅行してるの?】
★ 意外と知ってる人が少ない お金をかけずに継続的に大量のマイルを貯める基本的な方法は ↓ コチラ!
- 1 長崎県の五島列島ってどんな所?
- 2 航空券代は1人あたり往復54,070円のところ、特典航空券とANA SKYコインを組み合わせて1人650円で処理
- 3 長崎への帰路では半月前にデビューしたばかりの新型高速船「シー 」に乗船予定!復
- 4 復路は長崎から福岡へ。あの『鉄路のファーストクラス』を満喫
- 5 宿泊費、レンタカー…諸々入れると旅費は合計いくらくらい!?
- まとめ:海外旅行も大事ですが、国内旅行や帰省もマイルがあれば大幅な節約が可能!
1 長崎県の五島列島ってどんな所?
(1) 五島列島についてざっくりご紹介
まずは、五島列島のご紹介からいきましょう!
長崎県の西部の島々から成り立つ五島列島。
福江島や中通島を筆頭に、数多くの教会が立ち、美しい海に囲まれ、美味しい魚介類を安く食べることができ、そして島の人々が本当に優しいという、私個人にとっては『日本一素晴らしい旅先』と断言できるお気に入りの島です。
地図で言うと、このあたりになります。
長崎を起点にしても80kmくらい離れていますし、福岡からだと韓国の釜山よりも少し近い程度の距離になりますね。
それゆえ、旅慣れた人しかなかなか来ないでしょうし、ゴールデンウイークなどピーク期に行っても混雑を気にすることがないというのも心地良さのひとつです。
そんな中、6月30日には「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に登録されることが決定。
これからは、徐々に島を訪れる観光客が増えていくのではないかと思います。
この島を舞台にしたストーリーを観たい場合は、
ガッキーこと新垣結衣さん主演の映画「くちびるに歌を」をおすすめします^^
終盤の合唱のシーンは感動です!!
あるいは、2時間サスペンスでは故・渡瀬恒彦さん主演の「五島・福江行き」もかなり濃厚。
現在の放送コード的に結構アレなのでたまにしか再放送されませんが、渡瀬さん演じる刑事が職務でフェリーに乗っているのに船内でビールを買ったり、長崎駅の改札がえらい古かったり、警察の車が普通に「バス専用」のレーンに駐車してあったり、のちに武豊と結婚して2回不倫されることになる(本人は否定)佐野量子さんが少女役で出ていたりと、30年くらい前のドラマならではの楽しさも味わえます。
なお、上述の作品とは関係ありませんが、川口春奈さんは五島列島の出身です。
(2) 五島列島へのアクセス
① フェリー・高速船
最もポピュラーなのは、長崎または佐世保からのフェリーと高速船。
この2つの街から、中通島(有川港・奈良尾港)や福江島(福江港)に渡る人が大多数でしょう。
大型フェリーなら所要3時間程度、高速船なら1時間半程度です。
また、福岡の博多港を23:45に出発するフェリー「太古号」も便利。
早朝に宇久島や小値賀島などに立ち寄りながら中通島の青方港、奈留島、そして福江港へと進んでいきます。
朝からそれぞれの島の観光を開始できるので、時間を節約したい方には便利でしょう^^
② 飛行機なら五島福江空港へ。長崎空港または福岡空港から就航
五島列島への空路は、福江島の五島福江空港が玄関口。
長崎空港発着便が1日3往復、福岡空港発着便が1日4往復就航しています。
所要時間は長崎便が30分程度、福岡便が40分程度です。
いずれもANA単独運航またはANAとORC(オリエンタルエアブリッジ)とのコードシェア便なので、ANAマイルを使って利用することができます。
ただし、ANAマイルで特典航空券を予約する場合、例えば東京-長崎-五島福江で取ろうとすると、マイル数は東京-長崎と長崎-五島福江がそれぞれ必要になります。
通算はされません。
そのため、マイルで行くことにこだわるならば、目的地への必要マイル数ありきで経由数は影響しないユナイテッド航空のマイルでANA便を予約するのが一番効率的です。
東京-長崎-五島福江という、ANAマイル特典航空券だとレギュラーシーズンでも片道13,500マイルかかってしまう旅程が、ユナイテッドなら片道5,000マイルで済みますから。
※ただし、ユナイテッドは手数料の高さがネック。日程変更やキャンセルする可能性がある旅行には適さないので注意が必要です。
2 航空券代は1人あたり往復54,070円のところ、特典航空券とANA SKYコインを組み合わせて1人650円で処理
それでは、旅行に関するお金の話題に進みましょう。
まずは、旅費の中で最も高額になる航空券代について。
復路はもともと日付を決めていたので特典航空券を予約していました。
2ヶ月前の時点で24,880円のところ、9,000マイルでOK。
一方、往路はロシアワールドカップ観戦旅行から帰った後に日付を固めたので、特典航空券は取れず、一般的な割引運賃で有償の航空券を購入しました。
羽田⇒長崎⇒五島福江 と乗り継ぐわけですが、面白いもので、私が乗る日は1人あたり
羽田⇒長崎 が最安でも25,000円くらいかかり、
長崎⇒五島福江 も10,800円するのですが、
羽田⇒長崎⇒五島福江 だと『乗継旅割』で予約できたので、通しで29,190円で済みました。
今回の家族旅行で航空券が必要になるのは大人2人分なので、
29,190×2=58,380円 となります。
ここは、マイルを元手にしてANA SKYコインに交換して充当するべきケース。
SFCなど上級会員でない一般会員の私でも、ソラチカカードなどANAカードを保有していれば、1マイルを1.2~1.5円としてスカイコインに交換できます。
私は、有償の航空券の方が有利になる時にはレートが1マイル=1.5コインに上昇する『4万マイル⇒6万コイン』を主な単位にして交換しています。
★ 「ANA SKYコイン」の詳細や利用する時のコツ、交換レート、そして似たようなJALの「e JALポイント」との共通点・相違点などはコチラの記事でまとめています!
⇒ 【2018比較】マイルはeJALポイント・ANA SKYコインに換え航空券購入に活用可。特典航空券が取れない時の代案に
私はこの時点で以前交換していたSKYコインが57,080コインあったので、航空券購入画面でこれを充当し、支払いは1,300円でクリアしました。
1人分につき650円だけということですね^^
今回新たにANAマイルからスカイコインに交換したわけではないのであくまで参考値ですが、
『4万マイル=6万コイン』の時に交換したスカイコインを使ったので、
38,054マイルを元手に57,080コインを得て、差額1,300円を加えて航空券を買ったイメージとなります。
使ったマイルは、1人あたり19,027マイル相当となります。
では、最繁忙期ではありますが、マイルで特典航空券を取れたと仮定し、何マイル必要だったか見てみましょう。
ANAの場合、マイルを使った特典航空券だと通しで予約はできず、
羽田⇒長崎 で片道9,000マイル、
長崎⇒五島福江 で片道7,500マイル、
合計 片道16,500マイルかかります。
(お盆なのでハイシーズンで計算)
両者の差は、
基本的には「SKYコインを使って有償航空券を買うよりも特典航空券でタダ乗りした方が大幅にトク」なのですが、
この実例のように、特典航空券の必要マイル数が多いハイシーズンで、なおかつ特典航空券だと別切りになってしまう離島への乗継の場合なら、SKYコインを使って有償航空券を購入する形でも大きな差は生まれません。
もっと言えば、ハイシーズンの羽田⇒岡山のように、特典航空券は片道9,000マイル必要なのに、有償航空券は10,800円(1.5倍でスカイコインにできるなら7,200マイル相当)で済むケースもあります。
このように、『スカイコインを使うのは損を覚悟!』というわけではなく、特にハイシーズンだと特典航空券と良い勝負になる場合もあるので、それぞれの良い面を有効に活用していきたいところですね^-^
3 長崎への帰路では半月前にデビューしたばかりの新型高速船「シーエンジェル」に乗船予定!
五島列島は船旅も魅力的。
といっても大型フェリーは年季の入ったものが運航を続けていますが、実はつい先日の7月31日に新型の高速船がデビューしたんです!
その名は「シーエンジェル」。
当面は長崎港⇔有川港(中通島)の区間で運航しています。
これがですね、情報は少ないのですが内装が非常にかわいいのです!
旅を終えて帰ってきたら、いち早くこの乗船レポートをアップしたいと考えています^^
福江島から中通島へは大型フェリーで渡り、中通島から長崎へは「シーエンジェル」で。
異なるタイプを使い分けて船旅も楽しむ。
これもプランニングの楽しさの一つですね^-^
4 復路は長崎から福岡へ。あの『鉄路のファーストクラス』を満喫
長崎からの帰りは、妻の寄りたい場所があるので福岡に出ることに。
そうなると選択肢の筆頭に挙げられるのが(いや、多分それは少数派ですが)、JR九州の特急「かもめ号」の一部編成に1室だけ設けられた『2人分のグリーン料金で利用できる 4人用グリーン個室』です。
3月に諫早での試合を観戦した後に長崎市内へ移動する時に念願の初乗車を果たしてみたこの車両。
おそろしく広いスペースに柔らかなソファー…まさに 鉄路のファーストクラスと表現しても十分なくらいの素晴らしい乗り心地でした。
★ その際の乗車レポートはコチラ!
そんなわけで、お盆の時期でなおかつ1列車1室限りという厳しい条件でしたが乗車1ヶ月前の発売日にグリーン券を確保。
今度は2時間がかりの乗車時間になるので、たっぷり満喫していきたいと思っています!
5 宿泊費、レンタカー…諸々入れると旅費は合計いくらくらい!?
続いて、その他の諸経費を見ていきましょう。
宿泊費は3泊合計で3万円程度。
一年で最も高い時期の家族旅行にしては、まずまず抑えられた方ではないでしょうか。
Yahoo!プレミアム会員(私は8月まで無料)のYahoo!トラベル2,000円引きクーポンや、るるぶトラベルの500円引きクーポンが意外に効いてます。
あとは、五島列島の旅ならやはりレンタカーが必須。
ということで、福江島と中通島でそれぞれ借りると合計12,000円くらいになります。
ガソリン代が日本屈指の高さとなる福江島は電気自動車の普及率が高く、電気自動車のレンタカーを借りられるのが面白いところ。
観光している間に充電スタンドと繋いでおくという、五島ならではの経験もできますよ^^
その他の移動にかかる費用は、
福江島→中通島のフェリーが1人あたり750円、
中通島→長崎の高速船が1人あたり4,500円、
かもめ号グリーン個室利用の長崎→博多が1人あたり5,760円
ということで、
大人2人での旅費総額を合計すると、
往復の航空券+船+列車+レンタカー+宿泊代で 合計65,000円 ほどとなります。
東京からだと軽井沢へ2泊旅行をするくらいの金額です。
この程度の出費で、九州のさらに遠方に位置する離島への旅ができるというわけです。
マイルを貯めていなかったらこれにプラスして航空券代が往復1人あたり52,720円かかっていましたから、2人で105,440円余分にかかることになります。
よって、旅費は17万円という規模に。
普通に旅行してたら17万円かかるはずの家族旅行が 6万円程度で済むのですから、マイルってやっぱり凄くないですか!?
我が家は私も妻も実家が関東なのでお盆や年末年始に長距離の帰省するような習慣はなかったのですが、今回のお盆の家族旅行の予算を想定したことでこのように実感しました。
遠くのご実家へ帰省される方たちこそ、率先してマイルを貯めていくべきですよ!
お金をかけず・飛行機にも乗らずにマイルを貯める方法 を使っていけば、年間数十万円規模の節約になるんですよ!!
まとめ:海外旅行も大事ですが、国内旅行や帰省もマイルがあれば大幅な節約が可能!
以上、今我が家の夏の家族旅行計画とともに、その出費に関してマイルの有無による比較をしてみました。
普段はサッカー観戦を目的とする旅行ばかりを海外・国内とも繰り返している私ですが、今回のお盆の旅行計画によって『最繁忙期に複数人数で遠方への航空券を買うとどれほど大きな出費になるか』を身をもって感じることとなりました。
お盆や年末年始、ゴールデンウィークなど年に何度か帰省する習慣がある人にとっては、これは大きな悩みの種なのではないでしょうか。
マイルを貯め、それを特典航空券やSKYコインへ有効活用して出費を軽減。
これからはそうした習慣を始めれば、年間数十万円、何年か続ければ百万円レベルでの節約に繋がっていきますよ!
この記事が、ピーク期に旅行や帰省をする機会が多い方々のお役に立つものとなれば嬉しいです^-^
(この記事の情報は2018年7月時点のものとなります。)
★ この夏旅の模様は、コチラの記事でダイジェスト的にまとめました!
⇒ 【ツイート集】2018夏の長崎・五島列島マイル旅。教会巡り、グルメ、そして空・海・陸あらゆる移動手段にもとことんこだわって思う存分楽しんできました!
★ 「サカ×マイル流 ロシアワールドカップ観戦旅行」は旅費総額7万円、キャッシュアウトはたったの5,500円!
しかも、往復ともフルフラットシートのビジネスクラスを利用。
どんな風に旅費を抑えることができたか、ロシアW杯現地観戦に関する出費総額をまとめたレポートです^^★ お金をかけずに貯めたマイルで乗るビジネスクラスの搭乗レポートやワールドカップ準決勝の現地観戦の模様などはコチラから^-^
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【 いつまでお金かけて旅行してるの?】
★ 意外と知ってる人が少ない お金をかけずに継続的に大量のマイルを貯める基本的な方法は ↓ コチラ!【 お金やマイルを貯めたい人は見逃し厳禁!】
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