【海外100試合超の生観戦から厳選】中に入った瞬間に荘厳なオーラに包まれるサッカースタジアム5選

今回は、海外サッカー現地観戦に関して長らく書きたいと思っていた内容をお送りします!

 

ちょくちょく海外にサッカーを観に行っていると、飲みながらその時の話をする機会がたびたびあり、そうなると必ずと言って良いほど

「どのスタジアムが一番良かったですか?」
「生で観て一番感動したスタジアムは?」

といったことを話の流れで聞かれます。

 

話の展開を考えずに本音を言うならば「トルコのガラタサライが一番スゴいです。あそこが最強です」とお答えするのですが、そうなると話が続かなくなるのが目に見えているので、誰でも知っているようなビッグクラブを挙げて気を遣うわけです。

ただ、『本物は、やっぱり良い』のも間違いないことで、ビッグクラブのスタジアムだからこそ生のサッカー観戦で大きな感動に包まれることもたくさんありました。

 

そこで今回は!

「中に足を踏み入れた瞬間に荘厳なオーラに包まれるスタジアム」を、私自身の体験から5つ厳選してお伝えします

 

正直に申してかなり私見にまみれており、10年以上前に行ったスタジアムも多いのですが、既に何度も海外で観戦されている方はもちろんのこと、これから海外のスタジアムで実際にサッカー観戦を経験したい!という方にもぜひご参考にしていただければ嬉しいです^-^ 

 

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はじめに:トップ5の次点を選ぶなら、カンプノウとルジニキ。その他惜しくも選外となったスタジアムは

今回の選考基準は、ただオーラがすごいだけではなく、試合前も最中も試合後もその空気に没頭できること。

言い換えれば、試合が終わってスタジアムから交通機関で帰る時に『夢から醒めたての状態』になるようなスタジアム、という基準で考えました。

 

あっ、先にお伝えしますと、この後に同様に、「海外サッカー観戦に行き慣れた人でも覚悟が必要な狂気のスタジアム」のような特集も考えていますので、そちらで候補に挙がるような危険度高めなスタジアムはこの記事では対象外としました(^^;

今回は海外観戦に慣れていない方でも現実的に行ける所に絞って選んでいますので、ご安心ください。

 

試合の重要性や選んだ席でも当然感じ方は違いますし、もちろん私が行ったことのないスタジアムもまだまだたくさんあるわけですから、5つを厳選するのは難しいものがありますが、結果的に惜しくも選外となったのは、これらのスタジアムです。

 

・カンプノウ(スペイン/バルセロナ)

・ルジニキ(ロシア/ロシア代表や一部のCL等)
※私が行ったのはワールドカップに向けた改修に入る前なので、改修後は全く違う雰囲気かと思います。

・ベーケルベルク(ドイツ/ボルシア・メンヘングラートバッハ)
※2004年で終了

・スタンフォード・ブリッジ(イングランド/チェルシー)

・エンニオ・タルディーニ(イタリア/パルマ)

 

いずれも、ある程度の古さというか、歴史があるところもポイントですね。

 

意外かもしれませんし、熱烈なクレの方々は「カンプノウこそ世界最高だろ!」とおっしゃるかもしれませんが、カンプノウは私が公式チケットでCLを観に行った時、あいにくスタジアム中が観光客ばかりのような雰囲気だったのです。

私もその一人だから文句を言うわけではないんですが、もっと『濃い』感じなのかと思っていたらそうでもなかったので、ここでは次点とさせていただきました。

シーズン終盤やクラシコに行かれた方のほうがきっと“真のカンプノウ”をご存じだと思うので、私がここで挙げるのは「そういう感覚もあるのね」くらいでお願いします^^;

 

それでは、私が完全に私見で選ぶ、オーラの強烈なスタジアム5選。

いってみましょう!

 

5位 アンフィールド(イングランド/リヴァプール)

 

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まずは、「THIS IS ANFIELD」と称されるほどのムードを誇るアンフィールド。

デジカメがそこまで普及しておらず、メモリースティックも今とは比べものにならないくらい高い時代に行ったので、試合中の写真はありません、すみません^^;
リヴァプールといえばリーボックとカールスバーグ、そんな時代のことです。

なにしろ観戦した試合は2004年。
当時下位が当たり前だったマンチェスタ-・シティとの対戦で、ゴールを決めたのがオーウェン、ショーン・ライト・フィリップス、ジェラードで2-1という試合でした。

 

そもそも当時はプレミアリーグのチケット購入に関するノウハウも少なく、ネット販売もほとんどありませんでしたから、各クラブのチケット担当セクションにメールするか国際電話、とういう方法で取っていました。

リヴァプールに関してはメールで依頼するのもできなかったので、発売初日にチケットオフィスに国際電話をかけ、ボロボロの英語でクイーンズイングリッシュのおばちゃんになんとか押さえてもらったという、今では信じられないチケットの取り方でしたね(^^;

さて、多少のマイナーチェンジは行われているものの、今も変わらず使われているこのスタジアム。
2階建てのバスに揺られ、住宅地を抜けると突然現れるその姿に息をのむことでしょう。


私はホーム側のゴール裏である「コップ」で観戦。

このスタンドは、テレビで観る以上に奥行きが深く巨大で、屋根も比較的低いので声の反響がものすごく大きいのです。
多くのリヴァプドリアンは試合開始のちょっと前まで外でビール飲んだり喋っていたりするのですが、が近づくと徐々に満員になり、とてつもない声量でのコールやチャント、そして「You’ll Never Walk Alone」の大合唱…

間違いなく、アンフィールドは特異な雰囲気で埋め尽くされる「フットボール・スタジアム」なのです。

 

4位 ジュゼッペ・メアッツァ【サン・シーロ】(イタリア/ミラン、インテル)

 

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いつの間にか日本人選手が活躍する場になったこのスタジアム。

ミラノの2クラブの栄光に飾られてきた舞台です。


90年代のグランデ・ミラン、バレージやフリットやライカールト、そして若きマルディーニたちが居た頃からサッカー雑誌を読んでいた私にとっては、ここは入った瞬間鳥肌モノのスタジアムでした。

鉄骨が出っ張った独特のフォルムに、真四角のスタンド。
中に入ると、四方を巨大な壁で囲まれているような感覚になります。

 

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客席の角度も申し分ないので、上層のスタンドでも非常によく見えますよ!

 

ちなみにこの写真は2005年のコッパ・イタリア決勝 第2戦のインテルvsローマ。

ミハイロヴィッチが必殺の直接FKを突き刺し、優勝に導きました。

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その選手がその後インテルの監督になった頃、指揮を執る中に日本人選手がしっかり入っているなんて、当時は考えもしませんでしたね(^^;

(その後、ミハイロヴィッチ氏は逝去されました。ご冥福をお祈り申し上げます。)




3位 エスタディオ・アステカ(メキシコ/クラブ・アメリカ)

 

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お次は中米。
メキシコが誇る超巨大スタジアム「アステカ」です。


言うまでもなく、マラドーナの『神の手ゴール』や『5人抜きゴール』で語り継がれるようになった場所です。

 

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2009年のメキシコ旅行で訪れたこのスタジアムは、10万人を超える収容人数を誇っていました。
(現在は87,000人収容に改修)


ここは、FIFAクラブワールドカップに何度も出場しているクラブ・アメリカがホームとしており、メキシコ代表も頻繁に使っています。

外見自体は、確かに大きいものの「ホントに10万人も入るの?」という光景でしたが、実は内部は掘り下げられている構造なので(=下の写真)、スタンドの中に入ってみるととんでもない大きさです!

 

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1966年のメキシコオリンピックの時、釜本さんたち日本代表は、ここ行われた3位決定戦で地元メキシコに勝って銅メダルを獲得しました。

完全なアウェイの状態のこのスタジアムで勝つのは、大変な偉業だったのだと思いますよ!

 

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2位 オールド・トラフォード(イングランド/マンチェスター・ユナイテッド)

 

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「Theatre of Dreams」。

まさにその言葉どおりの「劇場」です。

 

マンチェスターの中心部からトラムを降り、イングランドのマッチデーらしい光景を見ながら歩いた先にそびえるその姿。

見た瞬間に、引き込まれました。

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洗練されているし綺麗なんですが、それ以上の重厚感。

さらにスタンドに入ると、真っ赤な客席とソリッドな屋根に、その一気に気持ちが高まります。


スパーズの旧ホワイト・ハート・レーンなどもそうでしたが、イングランドのスタジアムは屋根が前方に向かって斜めに降りていく形状なのです。

これによって、スタンドの声援の反響がひときわ大きく感じられるんですよね。

 

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ここは、選手の入退場がメインスタンドとホーム側ゴール裏の間にあるコーナーからという形状なので、選手入場のシーンも独特です。

そして、試合後はそのコーナーに向かって選手たちが退いていきます。

 

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ギグス、ルーニー、チチャリート…勝利を収めて誇らしげにスタンドに手を叩きながら引き揚げる彼らは、まさに劇場の舞台から袖に向かって引き揚げていく主演俳優のようでした。

 

1位 サンチャゴ・ベルナベウ(スペイン/レアル・マドリー)

 

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ナンバーワンに挙げるのは、やはりここ。

「白い巨人」の牙城、ベルナベウです。


マドリーの都心部を歩いている間に突然現れるこのスタジアムは、8万人を収容できる割に、外観は意外と威圧的なものではありませんでした。

ドルトムントのジグナル・イドゥナ・パルクのように、見るからに巨大でイカツイ感じではないんですよね。

ところが、スタンドに足を踏み入れると、その感覚は一変します。

 

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目の前には、四方にそびえる巨大な壁のようなスタンド。

息が詰まるような、ものすごい重厚感に襲われました。

なんというか、2階席・3階席すら巨大なオペラハウスのバルコニー席に見えてくるような、そんな感覚でした。

そこにレアルの選手たちが現れた時の歓声や、相手チームへの指笛、周囲の人たちがどんそん足元に捨てていくヒマワリの種…

そこには、フットボールの全てが凝縮されていると言っても過言ではないような、圧倒的なオーラがありました。

 

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レアルの選手だけでなく、対戦相手も含め、ベルナベウでプレーする事に憧れる選手が尽きない理由がわかる気がしました。

レアルが好きな人でなくても、フットボールファンならこのスタジアムには一生に一度は訪れることをおすすめしますよ!


「ビッグクラブの試合なんてミーハーな奴が行くもの。テレビでいくらでも見られるし。せっかく海外に行くんだから、俺はそうじゃないコアなスタジアムを行くんだ」

そんな風に昔は食わず嫌いをしていた私でも、一発でノックアウトされたスタジアム。

それが、サンチャゴ・ベルナベウなのでした。

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まとめ:ビッグクラブのスタジアムにある『オーラ』。有名な選手のプレーだけでなく、ぜひその醍醐味も感じてください!

以上、今回は 私が海外で観戦してきた114試合の中から、中に踏み入れた瞬間や試合観戦を通して感じたオーラがとりわけ強烈だった海外のスタジアム を5ヶ所厳選してご紹介しました。 

 

昨今は様々なクラブがスタジアムを新設し、最新鋭の優れた環境で試合観戦ができる場所も多くなりました。

その一方で、ある程度の歴史があるがゆえにこうした味わい深いを体感できるスタジアムを訪れるのも良いのではないでしょうか。

クラブの方針や老朽化の状況などにより、改修、あるいは新スタジアムへのホーム移転だってあるかもしれません。
ウェスト・ハムやトッテナム、アトレティコ・マドリーなど、つい最近も首都にあるクラブのホームスタジアムが移転しましたしね。

 

私自身も、ずっと行きたかったのに役目を終えてしまい訪れることができなかったスタジアムはたくさんあります。

・アーセナル(イングランド)のハイベリー

・ビルバオ(スペイン)のサン・マメス

・パナシナイコス(ギリシャ)のアポストロス・ニコライディス など…

 

いつか現地に行けるとしても、その時までスタジアムが使われているかは誰にもわかりません。

後悔しないためには「行けるうちに、行きたい所には行っておく」という姿勢が大切かなと思います^^

 

そんなわけで、私にとって『今の姿のうちに』行きたいスタジアムは、主にこの3箇所です。

・エヴァートン(イングランド)のグディソン・パーク

・ラージョ・ヴァジェカーノ(スペイン)のバジェカス

・サンプドリアとジェノア(イタリア)がホームとするルイジ・フェラリス

 

90年代からこれらのスタジアムの映像を観ていた私にとっては、できる限り早く、今の姿でいてくれる間に訪れて生で試合観戦をしたいなと考えています!

この記事で挙げた5ヶ所はいずれも 今も現役のスタジアムばかりですので、これからの海外サッカー観戦旅行の行先選びにご活用いただければとても嬉しいです^-^

 

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