【祝・CWC準決勝進出】メキシコでクラブ・アメリカの試合を観に行った時の思い出話

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FIFAクラブワールドカップ2016が無事開幕し、12月11日(日)の準々決勝の結果、シードを含めた4強が出揃いました。


準決勝は、12月14日(水)にアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)vs鹿島アントラーズが大阪・吹田スタジアムで、12月16日(木)にクラブ・アメリカ(メキシコ)
vsレアル・マドリー(スペイン)が日産スタジアム(横浜国際総合競技場)で行われます。

 

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優勝候補筆頭のレアルはさすがの公式戦35戦無敗の状態で来日。

そのレアルと準決勝で対戦するクラブ・アメリカについて、せっかく10年ぶりにCWC準決勝進出を決めたのにあまり注目されていないので、せめて私が現地で観に行った時のことをご紹介できればと思います。

木曜日そして日曜日の試合観戦やテレビ中継がより一層楽しくなるようなものになれば幸いです。

 

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1 メキシコにあるのに「アメリカ」。その理由は

日本人の多くの人が「ん?」と思うのはここだと思います(笑)。

そもそも、アメリカという言葉は、『アメリカ合衆国』ではなく『アメリカ大陸全体』を指すのが広義では一般的です。
アメリカ合衆国(USA)は、『アメリカにある、たくさんの州が固まった集合体』という字面ですしね。

クラブ名のアクセントも、ア「メ」リカという感じでメにエナジーを込めれば現地の人っぽくなります。

 

このクラブ・アメリカは、今からちょうど100年前の1916年10月12日に、大学生主体の2つのチームを一つに統合して強くしようぜ! という経緯で結成されました。

で、その日が、コロンブスがアメリカ大陸を発見した日だったので「America」というクラブ名になったそうなのです。

日本で言えば、7月8日に結成したクラブを「今日ペリーが浦賀に来航した日なんだってよ! だからFC黒船にしねぇ? いいっしょ」みたいな、若者のノリで決めたのかもしれません。

“なんでもアリ”な雰囲気が漂うメキシコシティの街なら、なんかそういうのも昔からよくありそうですし…。

2 メキシコでは『悪役』クラブ

このアメリカなんですが、金にモノを言わせてよそから補強しまくったり、外国人選手を長いこと雇って二重国籍にしてその分空いた外国人枠で南米の代表選手を獲ったり、よそのクラブのサポーターからはかなり嫌われてるんです。

でも、「ルチャリブレ」(プロレス)が盛んなメキシコでは、「良い奴が勝つとは限らない」「悪い奴がいるのは重要!」「俺はジャイアン。文句あっか」みたいなのがまかり通る風潮が文化としてあるので、悪役のアメリカだからこそ好かれるような風土があったりもします。

 

メキシコで人気がある4クラブは、2番目の大都市グアダラハラを本拠とするチーバスと、メキシコシティのアメリカ、クルス・アスール、そしてプーマス。この中だとアメリカだけ段違いに悪者役です。
クルス・アスールなんかはユニフォームもスタジアムも爽やかブルーでかわいいですしね。

ちょうど、日本で言えば「クソ強い時の巨人」みたいな位置付けです。金があって横浜や広島からガンガン選手を奪うけど優勝できない最近の巨人とは違いますが、もし巨人が国内・アジアで最強だったらまさにクラブ・アメリカみたいな感じになるのだと思います。

 

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3 ホームは世界最大のサッカー専用スタジアム「アステカ」

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そんなアメリカがホームとするのは、1968年のメキシコシティオリンピックで釜本さんたち日本代表が銅メダルに輝いた「エスタディオ・アステカ」です。

私が訪れた時の収容人数は約10万5千人。時代によっては13万人収容だったとのことで、マラドーナが5人抜きゴールや神の手ゴールを決めたことで有名なスタジアムでもあります。

私が2008年に現地で2試合を観たうち、1試合目のコパ・リベルタドーレス アメリカvsリーヴェル・プレートは4階席から観たので、高層ビルから見下ろすようなすごい角度での観戦となりました。


ちなみに、なぜこの位置のチケット
を選んだかというと、その2年前にリーヴェルの試合を観て思い出深かったので、せっかくならリーヴェルのアウェースタンドのすぐ横で観ようと思ったのです。
日本に居ながらにして感じた南米の熱量(クラブワールドカップ2015 決勝)

こんな所に押し込められていては、さすがのリーヴェルサポの声もピッチにはほとんど届いていなかったものと思われます。
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4 アメリカの試合はとにかくゴールが多かった!

1戦目 4-3 vsリーヴェル・プレート

この旅の1試合目は、息つく間もなくゴールが決まるシーソーゲームの末、アメリカが誇るエースのカバニャスが決勝ミドルを決めて4-3でアメリカの勝利!
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(9万5千人も入っていたとは思えないのですが…)

ちなみに、この試合で活躍し、大会そのものでも得点王に輝いたカバニャスは、その後飲食店で拳銃をぶっ放されて重傷を負うもその後現役復帰するというすごい人生を歩んでいらっしゃいます。


この試合に行ったのが、成田→サンフランシスコ→メキシコシティと乗り継いで16時頃にメキシコ入りした日の夜で、宿に荷物を置いてすぐに地下鉄と路面電車でアステカに向かったため、めちゃくちゃお腹が空いていたんですよ。

なので、試合前にタコスを食べて、それだけだと足りなくてハーフタイムにもタコスを食べて、23時過ぎのメキシコシティの飲食店はさすがに危ないだろうということで試合後も屋台でタコスを食べてから帰るという、タコス尽くしの一夜でした。


その翌日、バスに5時間乗って訪れたのが、コチラの記事のトップ写真で使ったグアナファトという田舎町です。メキシコで訪れた中で最も素敵な所だったので、メキシコに興味をお持ちの方はぜひ訪れてみてください!

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2戦目 1-3 vsパチューカ

グアナファトからグアダラハラ、モレーリアと辿りながら地方で2試合を観戦し、最終日の前日はメキシコシティでダブルヘッダー。

12時にプーマスの試合(スーパーゴール2つが生まれる1-2の熱戦)に行ってから、“悪い運転手が多いから絶対に乗るな”とガイドブックに書いてあったミニタクシー(Libre)を捕まえて再びアステカへ。

パチューカとの上位対決は、1階での観戦を選びました。

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南米に行った時にも思いましたが、金網+有刺鉄線のあるゴール裏って、すんごい見づらいんです。

帰国後、日本では見づらい部類に入るはずの万博や瑞穂のゴール裏が、とてつもなく見やすく感じられたのを覚えています。


試合は、パチューカのカウンタ
ーが冴えわたり、最終的には1-3でアメリカの敗戦。しかし、1対1の局面が多く、あまり後ろに下げず、遠目からでも当たり前のようにゴールを狙ってくるメキシコのサッカースタイルはとても面白く、あっという間の90分間でした。

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5 当時のスーパースターはGKメモ・オチョア

この頃、クラブ・アメリカだけでなくメキシコ中で最も人気のあった選手は、若手GKのギジェルモ・オチョア。
「メモ」という愛称で呼ばれる、見るからにフェロモン溢れるメキシコ代表イケメンGKです。

2014年ワールドカップにも出場し、今も現役バリバリ。現在はスペインのグラナダでプレーしています。


8年前、当時22歳だった彼の人気は圧倒的で、日本で言えば「マイアミの奇跡」
を演じたアトランタオリンピック直後の川口能活みたいな感じだったでしょうか。

アステカにあるメガストアでは、フィールドプレーヤー用のユニフォームよりキーパー用の方が売れているくらいで、せっかくだったので私もGK用を購入。
今も大切に使っています。
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ただし、あまりにもデザインが強烈なため、仲間からの評判は「コワい」「子供が泣く」「阿部寛くらい顔が濃くないと似合わない」とすこぶる悪いです。

奇抜なデザインな上に、胸に『貧乏』って書いてありますしね。メキシコのクオリティは並じゃありません。
(ちなみにBIMBOはメキシコのお菓子・パンの大手企業のようです。日本で言えばヤマザキパンみたいな感じですかね。)

6 CWC準決勝では、レアルと激突!

現在開催中のクラブワールドカップでは、アメリカは次の準決勝でレアル・マドリーと対戦します。

昨年は準々決勝で広州恒大に負けて敗退、2006年大会は準決勝でバルサにボコられた(0-4。ロナウジーニョやデコがいた頃です。)アメリカにとっては、初の決勝進出を目指す戦いとなります。


私は準決勝は行けないのですが、持っている3位決定戦/決勝のチケットはカテゴリー4北でレアル&アメリカ側なので、もしかしたらせっかくなのでオチョアが着ていた頃の気持ち悪いGKユニフォーム姿で観に行くかもしれません。

なんだかんだ言って、世界的にはレアルとアトレティコ・ナシオナルの決勝戦になることが望まれていると思います。(⇒後日注:違う展開になりましたね!)

インターコンチネンタルカップたるもの、トヨタカップだった頃を含め、やはり欧州vs南米の対戦にならなければ、と。

そうした意味で、『悪役』になれる準決勝はアメリカにとってうってつけのステージ。メキシコらしさが随所に宿るこのチームを、レアルとともに、興味深くご覧になっていただければ嬉しいです。

7 メキシコ往復はヨーロッパより手軽!

メキシコというとだいぶ遠そうなイメージを持たれがちですが、折良く2017年2月15日からANA(全日空)が成田-メキシコシティ間を毎日運航するようになります。それをマイルで利用するなら、ヨーロッパよりも手軽な5万マイル(通常期)で往復可能です!

繁忙期でも5.5万マイルで済むので、ヨーロッパ往復するにはさらに+5,000マイル必要となることを考えると、実はヨーロッパよりメキシコの方が手軽に行けるのです。


ちなみに、来年のゴールデンウィークで特典航空券の残席を見てみたところ、

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こんな感じで、ブラックアウト期間(繁忙期で特典航空券の予約を止められている期間)を除けば連日空席があり、55,000マイル+空港使用税等9,920円でメキシコ往復が可能です!

ニューヨークなどアメリカ合衆国の各都市への便はマイルの特典航空券を狙ってもかなりの激戦だったりしますが、メキシコシティ行きはまだまだ穴場だと言えそうです。

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以上、今回はクラブワールドカップで準決勝進出を決めたクラブ・アメリカと、メキシコの旅などについてご紹介しました!

今週も、順次おトクな情報をお届けしてまいります。
それでは、アスタマニャーナ!(また明日!)

 

 

私はお金をかけずこんな感じでマイルを貯めて、超・低コストで海外サッカー観戦旅行に行っています

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