マイルのおトクな貯め方だけでなく、マイルのおトクな使い方もご紹介しているこのサイト。
今日は、『知っていると差が付く』マイルの使い方の第2弾をお届します!
前回は、国際線の特典航空券を活用し、海外1往復分のマイル数で2回海外旅行に行く方法をご紹介しました。
(⇒【ANAマイルの裏ワザ】海外旅行1往復分のマイルで2回海外に行く方法)
第2弾となる今回は、人気の高い国内線長距離路線を、普通に予約するよりも少ないマイル数で確保できるおトクな方法です^^
それだけではありません!
この方法を使えば、この知識を知らない人たちを出し抜いてハイシーズンの人気路線も圧倒的に早い時期に予約できるという絶大なメリットがあります。
こうしたことを、知っているか、知らないままでいるか。
それによって、旅行のおトク度に大きな差が付きますので、具体的な例をもとにぜひマスターし、上手にマイルを活用した旅行に役立ててくださいね^-^
★ この記事でご紹介する裏ワザを使い、まだ国内線特典航空券の予約が始まる前の5月に8月の東京⇔沖縄往復特典航空券を予約できるのか 改めて実験してみました!
2019年夏に特典航空券を利用する場合の注意点も記載しています^^
⇒ 実は国内線特典航空券は予約開始日前に取れる。夏休みの沖縄往復を裏技で取れるか試してみた!
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- 1 いろいろなサイトで紹介されている「国内線特典航空券を予約する裏技」は、案外使えない
- 2 沖縄往復の特典航空券を予約できる必要マイル
- 3 正攻法/普通に国内線特典航空券を予約する場合
- 4 【裏ワザ】予約開始日よりずっと早く予約を確保でき、8,000マイルも節約できちゃう方法
- 5 使用マイル数の節約以上に大きい「355日前から予約可能」というメリット
- 6 このおトクな方法の注意点
- まとめ:この方法は沖縄以外の国内長距離路線でも準用可能。夏が近付いてきたら改めて予約の動向をレポートします!
1 いろいろなサイトで紹介されている「国内線特典航空券を予約する裏技」は、案外使えない
例えば、8月17日往路・8月20日復路の行程で東京から沖縄に旅行したい場合を想定しましょう。
土日を挟む4日間の旅、ただし前の週はブラックアウト期間(特典航空券の予約日対象外)なので、例として適しているのはここかなと(^^;
特典航空券の予約開始は、2ヶ月前の同じ日の9:30。
往復の旅程など、2区間ある場合は、2ヶ月後の同じ日+14日後の便まで予約できます。
このルールを示し、いろいろなサイトで紹介されている「裏ワザ」はこんな方法です。
1 6月6日に、往路8月6日・復路8月20日の日付で予約
2 6月17日に、往路を8月17日の便に変更する
こうすれば、理論上は2ヶ月前のヨーイドンの前に予約することができます。
ところが、この方法は案外使えません。
なぜなら、以下の2つのデメリットがあるからです。
デメリット1/往路便の予約に弱い
往路を希望の便を取れるとは限らないことこの方法は、復路の予約なら非常に強いです。
しかし、往路の変更操作をする6月17日は結局「2ヶ月前の同日」なので、普通のやり方で新規予約する人と条件は同じ。
強いて言えば、入力する内容が少ない分数秒有利ですが、変更操作だからといって往路を取れるかどうかは微妙なところです。
そもそも人気の出発日は特典航空券の席数自体が少ないので、この方法で往路を取れるとは限りません。
デメリット2/特典航空券の有効期限までの日数が少ない
マイルを使って特典航空券を取る場合、その特典航空券の有効期限は90日以内です。
この方法で6月6日に8/6と8/20の特典航空券を取ったとして、(1) のように往路を取れなかった場合、別の日付で旅行の行程を組み直す必要が生じます。
そうすると、特典航空券を変更できるのは9月4日の復路出発分までなので、その間で代わりの旅程と空席のある便を探すという困難に直面するのです。
代わりの旅程で空席のある便が見つからず旅程を変更する場合や旅行そのものをやめる場合は、一人3,000マイルを捨てて払戻しをするハメになります。
したがって、この一連の方法は、私はおすすめしません。
私がおすすめするのは、これよりも『もっと確かな方法』。
国内線特典航空券を予約しようとする一般の人よりも早く予約でき、しかも使うマイル数が少なく済む方法があるのですから。
その方法をこの記事でしっかりお伝えしてまいりますよ!^^
2 沖縄往復の特典航空券を予約できる必要マイル
まずは、ANAのマイルを使って沖縄県に旅行するにはどのくらいのマイル数が必要になるか、整理していきましょう。
(1) シーズンチャート
国内線の特典貢献は3つのシーズンによって必要マイル数が異なるので、まずは、2018年のシーズン分けを挙げていきますね。
ローシーズン(L)…閑散期/
1/8~2/28、4/1~4/26、12/1~12/21
レギュラーシーズン(R)…通常期/
3/1~3/15、5/7~8/9、8/21~11/30
ハイシーズン(H)…繁忙期/
1/1~1/7、3/16~3/31、4/27~5/6、8/10~8/20、12/22~12/31
(2) 沖縄那覇行き、宮古・石垣往復の必要マイル数
特典航空券を使った沖縄往復の必要マイル数は、以下の通りです。
片道は半分のマイル数となります。
沖縄那覇行き
札幌・仙台・新潟発/
L 18,000、R 20,000、H 23,000
東京・静岡・名古屋発/
L 14,000、R 18,000、H 21,000
関西以西発/
L 12,000、R 15,000、H 18,000
宮古・石垣行き
東京発/
L 18,000、R 20,000、H 23,000
名古屋・大阪発/
L 14,000、R 18,000、H 21,000
福岡発/
L 12,000、R 15,000、H 18,000
以上をもとにすると、例えば東京から沖縄方面に旅行に行く場合、
・レギュラーシーズンは往復18,000マイルで那覇、往復21,000マイルで宮古・石垣に行ける。
・ハイシーズンは往復20,000マイルで那覇、往復23,000マイルで宮古・石垣に行ける。
という風になります。
この目安が大事になりますので、ぜひ 最寄りの空港から沖縄に行くには何マイル必要か、覚えておいていただければと思います^^
3 正攻法/普通に国内線特典航空券を予約する場合
それでは、本題にまいりましょう!
例えば8月17日に東京→石垣、8月20日に石垣→東京という行程で予約したい場合を例にシミュレーションしていきますね。
まずは、普通に予約した場合。
(※この方法だと通常通り2ヶ月前にならないと予約できないので、8月中旬と同じハイシーズンとなる3月の便で例示しますね)
8月中旬はハイシーズンとなるので、この区間は1人あたり往復23,000マイル必要となります。
そしてなにより、夏の沖縄方面は非常に特典航空券を取りづらいのです。
特に直行便が少ない石垣行きはきわめて予約難易度が高いと思っていて間違いないでしょう。
席数も少ないでしょうし、なにしろライバルが非常に多いですからね。
現に、3月の出発分でさえ2ヶ月先なのに往路は朝6時の便しか取れないという有り様です。
こうしたことが常態化していますので、
正攻法でチャレンジしても、夏やハイシーズンの石垣行きは 2ヶ月前の同日はおろか、2ヶ月+14日前にチャレンジしても予約を取るのは至難の業でしょう。
4 【裏ワザ】予約開始日よりずっと早く予約を確保でき、8,000マイルも節約できちゃう方法
人気の高い、夏休み真っ只中の沖縄路線。
中でも、機材が小さく特典航空券の席数が少ない宮古島や石垣島への路線は非常に予約が困難となります。
しかし、そんな人気路線を、他の人たちよりもずっと早い時期に予約でき、なおかつ使うマイルの数を8,000マイルも節約できる予約方法をご紹介しましょう!
例えばこんな行程です^-^
空港使用税等の諸費用が5,000円少々かかりますが、普通に国内線特典航空券を予約するより8,000マイルも少ない15,000マイルで旅を完結させることができます。
このカラクリはこちら。
国内線の特典航空券としてではなく、先日お伝えした国際線の「提携会社特典航空券」の行程にするのです!
(⇒詳細は 【ANAマイルの裏ワザ】海外旅行1往復分のマイルで2回海外に行く方法にて)
復路にて、石垣から一旦ソウルに寄ってから東京に帰ることで、この一連の旅程は『海外旅行』という扱いになります。
そして、ソウル往復のエコノミークラスなら15,000マイルで予約できるというわけです^-^
ハイシーズンでもローシーズンでも一律のマイル数であるため、レギュラーシーズンかハイシーズンならこの強みを国内旅行に活かすことが可能になりますよ!
この旅程を成立させるポイントとしては、
・ソウルin/outの少なくとも1便は提携航空会社【この場合はアシアナ航空】に乗る
(「提携会社特典航空券」の位置付けにするため)・往路の東京→石垣は直行便を使う必要がある
(日本国内の乗り継ぎを2回以内にするため)・福岡での乗り継ぎは24時間以内
(1回だけ可能なストップオーバーの権利を石垣で使うため)
という条件を満たすこと。
それさえ満たせれば、この方法を使う方が沖縄旅行は一段とおトクになりますよ!
5 使用マイル数の節約以上に大きい「355日前から予約可能」というメリット
この旅程には、必要マイル数を30%以上カットできるというメリットの他に、もう一つ大きな利点があります。
それは、圧倒的に早く国内の路線を予約できるということ。
国内線の特典航空券は2ヶ月前(あるいはその14日前)にならないと予約できませんし、人気の路線・時期は非常に熾烈な競争となりますが、
提携会社特典航空券としてルートを組めば、往路出発日の355日前から予約できるのです!
先ほどの例で、まだ7ヶ月も先の日付なのに私が8月の石垣方面の便を押さえた画像を載せることができたのは、コレが理由です。
万が一予約した旅程の日付で旅行することができなくなっても、有効期限は発券日から1年後(の旅行開始)。
代わりの日付で旅行をするための期間もたっぷり残っています^^
6 このおトクな方法の注意点
最後に、こうした旅程を組む時の小さな注意点をお伝えしますね。
(1) 行き先は実質ソウルの一択
国内長距離の特典航空券よりも国際線の提携会社特典航空券の方がマイル数が少なくなるようにするには、行先が限られます。
最もマイル数が少なく済むのがソウルで15,000マイル、次が台北で20,000マイル。
実際には国際線では数千円の諸費用が加わるので、台北ルートは損益が微妙なところ。
この方法を適用するなら、事実上ソウル一択となるでしょう。
(2) 2月から燃油サーチャージが増額予定!1月中に予約するのがおすすめです
2月1日の発券分から燃油サーチャージが増額されるので、国際線特典航空券に関するコストが増します。
そうなると、この方法の優位性は若干弱まりますので、コレやってみようかな!とお感じになった方は1月中に発券されることをおすすめします^^
(3) パスポートを忘れずに!
私の性格ではこれが一番重要な注意点だと思いますが、国内旅行だと思ってパスポートなしで出発するとソウルに向かえません!
旅の目的地は沖縄やその先の離島であっても、忘れずにパスポートを持っていきましょう(^^;
【 2018/05/22更新 】
この記事でご紹介する裏ワザを使い、まだ国内線特典航空券の予約が始まる前の5月に8月の東京⇔沖縄往復特典航空券を予約できるのか 改めて実験してみました!
2019年夏に特典航空券を利用する場合の注意点も記載しています^^
⇒ 実は国内線特典航空券は予約開始日前に取れる。夏休みの沖縄往復を裏技で取れるか試してみた!
まとめ:この方法は沖縄以外の国内長距離路線でも準用可能。夏が近付いてきたら改めて予約の動向をレポートします!
以上、今回はANAの「提携航空会社特典航空券」を活用し、沖縄旅行に少ないマイル数で、なおかつ圧倒的に早いタイミングで先行で予約できる方法をご紹介してまいりました。
この手段の方がおトクになるのは、国内の長距離移動。
つまり、沖縄に限らず、他の長距離路線でも準用することが可能です!
例えば、コンサドーレ札幌のサポーターの方がサガン鳥栖戦のために新千歳空港⇔福岡空港と往復する場合、及びその逆が格好の例となります。
(札幌のスポンサーはJALですが)
あるいは、私の親友のような『札幌在住の名古屋グランパスサポーター』がアウェイの鳥栖戦に行く場合や、『福岡在住の浦和レッズサポーター』がアウェイの札幌戦に行く場合も(ややこしい!)、同様にこのルーティングを選択肢に入れると良いでしょう。
マイルは、貯め方も大事ですが、『使い方』も同じくらい大事。
当サイトでは、マイルをおトクに貯める方法だけでなく、おトクに使う方法も随時ご紹介してまいりますので、ぜひまたご覧いただければと思います^-^
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