【単純往復は損】ANAマイルで韓国旅行するなら裏ワザ必見！俺の特典航空券はコレだ

貯めたANAマイルを使って家族４人で韓国旅行。

私が実際に予約し利用した特典航空券の行程をご紹介します！

というのも、韓国に行くならANA特典航空券の単純往復で予約してしまうのは損。

頭を使えばもっとお得に旅行を重ねることもできるからです。

マイルは、上手に貯めるのも大事ですが、上手に使うのはもっと大事。

せっかくマイルを貯めたからには、できる限り賢く利用するところまでこだわりたいですよね

もちろんこの方法は（これまでも６年くらい前から再三お伝えしてきた通り）他の都市を目的地とする旅程にも応用できますので、ぜひ皆さんの旅行にも活かしてみてくださいね^-^

今回の私の家族旅行の特典航空券の行程

それでは、さっそく実例として私がこの韓国旅行でANAマイルを使った特典航空券を予約した時の行程をご紹介しましょう！

私が10年近く実践している「マイルの貯め方」については、毎度おなじみ当サイトのメインコンテンツである 【お金をかけず・飛行機にも乗らずにマイルを大量に貯める方法】 の記事をご参照ください^^

まずは、８月の往路・復路の希望日をもとに４席取れる便がないかを１月に検索した際、ベストだった行程から。

この時点では調べるだけで、まだ予約はしません。

往路は羽田・成田からの直行便だと４席取れる便がなかったものの、羽田から福岡経由ならアシアナ航空の空席がありました。
復路は成田着ならアシアナの直行便が空席あり。

結果、４人で６万マイル、燃油サーチャージや空港使用料等が別途７万円かかる形となります。

４人中２人はこどもなので若干のブレはありますが、１人あたりで言うと15,000マイル＋諸費用約18,000円です。

でも、ここで予約するのはもったいない。

せっかくなら「ANAマイルならではの裏ワザ」を使ってその効果を高めてしまいましょう！

そこで私が編み出したのがこの旅程。

あら不思議。

８月の韓国往復の後、全然違う12月の「羽田⇒宮古」を追加しても、
必要マイル数は同じ、支払い総額も４人分でたった1,480円増えるだけでした。

つまり、１人あたり370円追加するだけで年末の繁忙期の羽田発宮古島までの直行便を追加で予約できた というわけです！

もっと言うと、この370円というのは羽田⇒宮古の国内線旅客取扱施設利用料が加わった結果なだけなので、航空券部分の加算額は０円です。

ちなみに、１月にこの予約をした後、７月に羽田⇒宮古の搭乗便を同日の別便に変更したところ、燃油サーチャージが安くなったことを理由に13,020円安くなり、その分がクレジットカードに返金されました。

ということで、最終的なこの旅程の４人分の必要総額は、
60,000マイル＋諸費用59,660円に。

１人あたりだと15,000マイル＋約15,000円ですね。

燃油サーチャージがもっと安くなればさらにおトクなのになあと思う面もありますが、
羽田⇒宮古の午前便を片道有償航空券で普通に買うとなれば１人約３万円、大人２人こども２人で計10万円くらいかかるので、
払った諸費用よりずっと多くのリターンを得る結果 となりました。

いかかですか？

知っている人とそうでない人で「大きな差」がつくこのテクニック。

既存の記事を含めて次の章でさらりと解説するので、ぜひ覚えておいてくださいね^^

この旅程が成立する背景。最低１本はANA以外の提携航空会社を利用しよう

ということで、こうした行程が成立する種明かしをしましょう。

詳しいことは６年前の記事（⇒ 【ANAマイルの裏ワザ】海外旅行1往復分のマイルで2～3回海外に行く方法）でガイドしており、今回もそのルールを活用したまでです。

大切なことは、、往復ともANA利用ではなく、アシアナ航空を利用することで「ANA国際線特典航空券」ではなく「提携航空会社特典航空券」の位置付けにすることです。

提携航空会社特典航空券のルールは、ANA公式サイトに細かく載っています。
ご利用条件 | マイルを使う | ANAマイレージクラブ

が、この長い説明を読んでもあまりよくわからないと思いますので、
端的に言うと、

・ゾーン的に一番遠い場所が「目的地」。
旅行の日程がどうであろうと、そこまでが「往路」、そこからが「復路」という位置付け。

・往路復路それぞれで、日本で２回＋日本以外で２回、24時間以内の「乗り継ぎ」（トランジット）が可能
　⇒２回の乗り継ぎが同じ都市になってもOK

・往路か復路のどちらかで、１回のみ、24時間を超える「ストップオーバー」が可能
　⇒ここを『最寄りの空港』にすることで、追加で１泊２日（24時間以内滞在）の旅行を設定可能！

・ストップオーバーは、乗り継ぎの回数にカウントされる

・出発地を往路の乗り継ぎ都市（含 ストップ―バー）に設定することと、帰着地を復路の乗り継ぎ都市（同）に設定することは不可

・行程は発券日から１年以内に帰着する必要あり

…となります。

特に重要なのは下線と赤字で示した箇所ですので、ぜひご留意ください。

このルールを踏まえると、今回の私の特典航空券のルートは、

往路：東京羽田－福岡－ソウル仁川

復路：ソウル仁川－東京成田（４ヶ月がかりのストップオーバー）東京羽田－宮古

となります。

したがって、この記事をアップしている８月下旬の時点では、旅を終えたのではなく東京でストップオーバーしているだけというわけです。

もちろん、このルールはもっと激しく活用した方がお得。

往路：大阪－ソウル（24時間以内滞在）－東京（ストップオーバー）東京－ソウル

復路：ソウル－東京（ストップオーバー）東京－ソウル（24時間以内滞在）－大阪

のようにしても１旅程で済む扱いなので、最初と最後の東京⇔大阪は別手配になりますが、３度の海外旅行を15,000マイルで済ませることだって可能です。

もっと言えば、目的地や乗り継ぎ地をシンガポールや台北など別の都市にしても考え方は同じなので、韓国旅行に限らず様々な海外旅行でこのルールを活用することができます。

特に留意すべきは、出発地と同じ都市ではストップオーバーできないことと、１本でも搭乗してしまうともう旅程全体をキャンセルできないこと。

２つ目、３つ目の海外旅行の日取りを変更しようとしたが空席がない場合や、取り消しをしたい場合に、キャンセルをして取り直したいところですが、使い始めてしまうともうマイルは戻ってきません。

そのためスケジュール面の確度が高い場合にもにおすすめしたい方法となりますので、そうした点も含め、ぜひ頭に入れておいてくださいね^^

まとめ：ANAマイルを貯めたなら単純に使うのはもったいない。マイルで何度も旅行を重ねよう！

以上、今回はANAマイルを使った韓国旅行で同じマイル数のままもっと旅を追加する方法をご紹介してまいりました。

ANAのマイルはANAだけでなくスターアライアンス加盟会社など提携会社の便にも利用できるため、このルールはどんどん活用するのがおトク。

特に私のように一人のマイル口座で家族４人分の旅行を手配する必要がある場合、貯めたマイルをいかに上手に（少ないマイル数で・多くの便に）使うかというのは非常に大切になります。

最初はルールに慣れるまでに時間がかかるかもしれませんが、慣れれば反射的にルートを考えることができるようになるこのルール。

ぜひマスターして、効率的かつおトクにマイルで楽しい旅行を繰り返してくださいね！

（この記事の情報は2024年8月時点のものとなります。）

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