先日アップした【世界インスタ映え写真スポット#4】サンクトペテルブルクのおすすめ撮影地点5選 の中で、特に多くの反響をいただいたのが、最後にご紹介した「ペテルゴーフ宮殿」。
(…ウソです、反響などほぼありません。)
ド派手な装飾で見る者を圧倒するこの場所は、サンクトペテルブルク市街から20kmほど離れているため、アクセスが不便なのは否めません。
現地発着のバスツアーもありますが、日本語が可能なツアーだと高額ですし、安いツアーだと言葉がわかりませんしね。
そこで今回は!
サンクトペテルブルクの中心部からペテルゴーフへ往復するアクセスと、実際に園内を訪れた写真付きレポートをお届けします!
強烈なインパクトを誇るこの場所。
ロシア第2の都市であるサンクトペテルブルクには「血の上の救世主教会」や「エルミタージュ美術館」など数々の観光名所がありますが、その中でも私個人としてはココが一番だと思っていますので、この街を訪れるご予定の方はぜひ一度ペテルゴーフにも足を伸ばしてみてくださいね^-^
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- 1 ペテルゴーフのあらましと位置
- 2 ペテルゴーフへのアクセス手段。エルミタージュ美術館の裏から乗れる高速船が便利!
- 3 【写真付き】高速船でペテルゴーフへ行ってみた。園内の様子もレポート!
- まとめ:市街地の名だたる観光スポットもしのぐインパクト。サンクトペテルブルクに行くならペテルゴーフにもぜひ!
1 ペテルゴーフのあらましと位置
まずは、ペテルゴーフはもともと何の場所でどこにあるのか、全体像を見ていきましょう。
ここは、1700年代はじめにピョートル大帝が別荘として作らせた建物及び園地。
完成が1723年だったそうなので、およそ300年前に出来たということですね。
場所は、サンクトペテルブルク中心部から20kmほど南西。
下の地図の右上が市街地、⑤の数字の位置にあるのがペテルゴーフです。
20kmということは、東京駅を基準にすれば川崎・松戸・浦和のあたりということですね。
2 ペテルゴーフへのアクセス手段。エルミタージュ美術館の裏から乗れる高速船が便利!
このように、サンクトペテルブルク市街から離れているペテルゴーフへは、自力で行くのは結構大変。
個人旅行で行く人に一番おすすめなのは、高速船(水中翼船/いわゆるジェットフォイル)での往復です!
船は、エルミタージュ美術館の裏にある船着場から出発。
所要40分程度でペテルゴーフ前に到着します。
料金は、大人片道800ルーブル(約1,500円)、往復で1,400ルーブル(約2,500円)でした。
他にも、Googleマップなどで調べると列車+路線バスを乗り継ぐ方法もあるようなのですが、ロシアに慣れている人でないとなかなか難しいと思います。
そして、実際に行ってわかったのが、高速船で行った方が入場してからの景色が良いこと。
バスで行くと着いたらすぐ宮殿、となりますが、船で着くと森の中から遠くにある宮殿と噴水が徐々に近付いてくる…というなかなかムードの良いスタートを切れるのです^^
建物だけでなく園内全体の雰囲気を含めたオーラこそがペテルゴーフの魅力ですので、市街地から行く場合には高速船をおすすめしたいと思います^^
3 【写真付き】高速船でペテルゴーフへ行ってみた。園内の様子もレポート!
それでは、実際に高速船を使ってペテルゴーフに行った時の様子をお伝えしていきましょう。
まずは、エルミタージュ美術館の裏手にあるペテルゴーフ行き高速船乗り場から。
12時頃だったのですが、既に結構混んでいます。
8月だったのですが、この待っている間は蒸し暑かったですね…。
乗り場やチケット売り場の案内はガッチリとロシア語で書かれていますが、一応少しだけ英語の表記も。
クレジットカードはVISAとマスターなら利用可能でした。
高速船は全席自由席で、見晴らしが良い前方の席から埋まっていきます。
私たちは特になんということはない中央の席へ。
出航すると、ゼニトが以前ホームとして使っていたペトロフスキー・スタジアムの真横を通ります。
今では平均5万人近く動員する人気クラブが、この15,000人程度しか収容できない小さなスタジアムをホームにしてヨーロッパタイトルを獲っていたなんて、信じがたい気持ちになりますね。
船はそのまま北西に針路をとり、今度はクレストフスキー島の南を走り抜けます。
ゼニトの新ホームであり、ワールドカップの会場でもあるサンクトペテルブルク・スタジアム(クレストフスキー・スタジアム)が目の前に姿を見せてくれました。
昨年9月から長らく活用してきた ↓ワールドカップチケット情報のページのトップ画像は、実はこの高速船のデッキから撮った写真だったのです。笑
図らずも、ゼニトの新旧ホームスタジアムを目前に見ることができ、大満足の航路でした(^^;
それにしても、サンクトペテルブルクは郊外まで建設ラッシュのようですね!
至る所で工事が続いていました。
船は40分ほどでペテルゴーフの船着場に到着。
ここからは、園内の「下の公園(Lower Garden)」に入るチケット売り場に並びます。
ここの難しいところは、手前から奥までカウンターが立っており、カウンターの前から並ぶのではなく、並びながらそれとなくどのカウンターに向かうか体を入れる、という方式なのです。
この人数で入場まで15分くらいかかりましたから、船が着いたらなるべく早めに入場券売り場に進んだ方が良いようです。
チケットを買ったら、その先も多少並びますがそのまま直進して園内に入場。
チケットは問答無用のロシア語表記です。
値段は750ルーブル(約1,400円)でした。
※今は900ルーブルとの説あり
左右に芝生や森が続く光景の中、正面に宮殿のきらびやかな姿が見えてきます。
デカっ!
そしてすごい人の数…
どんどん進んで、噴水の脇に来るとこんな感じです!
なんかもう、ギャグなんじゃないかと思うような振り切った豪華さです。
こんなの作るとか、頭おかしいでしょ。笑
(良い意味で)
逆サイドにまわると、このような構図。
下から見える姿もサマになるのですが、劇場かと思うような美しい階段を上って上に進みましょう。
一番上の宮殿の建物の前に来ると、左右の森林とその奥のフィンランド湾も一望できる圧巻の景色が広がります!
ここで暮らしていたら、まずこのテラスに出てこの景色を眺めながらコーヒーを1杯…。
映画のワンシーンというか、バチェラー(海外版)のワンシーンみたいな情景になりそうですね。
宮殿の中にも入れるそうなのですが、あまりの暑さと妻の時差ボケ(ロシア到着の翌日だったのです)により、暑いことが予想される館内はパスしました。
不勉強で知りませんでしたが、高速船を使って下の公園から入場すると宮殿内に入るには退場しなければならず、再度高速船で帰るにはもう1回下の公園の入場券を買わないといけないそうです。
宮殿に入ることを目的とするなら、セット券を買うか陸路またはツアーでペテルゴーフに行った方が良さそうですね。
宮殿内部の見学にこだわらなくても、森の中を散策したり、売店で軽食を買ったりと、なかばピクニック気分でゆっくり楽しめます。
なお、公衆トイレは、園内のいくつかの場所に点在。
一番空いてそうな東端のトイレはこんな感じでした。
意外とそんなに汚いわけではなく、女性用も同様だったそうです。
無料ですし、帰りもサンクトペテルブルク市街まで時間がかかるので、なるべくチャンスを窺って利用しておきましょう。
2時間少々を園内で過ごし、帰りは先ほどの船着場へ向かいます。
行きに往復券を買っているので、切符を買うことなくゲートを通過。
帰りは空いていました。
復路の船の中では私も妻も爆睡していたので景色はほどんど見ていませんが、今度はクレストフスキー島の方まで回り込まず、最短ルートで運航していた模様。
往路だけなぜ私好みの迂回をしていたのかは不明です(^^;
一応お土産売りのおばちゃんがマイクと商品を持って船内に乗り込んでいるんですが、「どうせお前ら買わないだろ、めんどくさいんだよ私は」という投げやりな感じの棒読みを貫きながら商品紹介をしていたのがツボでした。
帰りは35分ほどでエルミタージュ美術館の裏手に到着。
並んだ時間を含めて、往復4時間ほどをかけたことになります。
園内の売店は高いので、なるべく市街地に居る間に食べておきましょう。
入場時はペットボトルなどが持ち込んでも問題なかったので、暑い時期は飲み物も持って行った方が良いでしょうね^^
私たちは、さすがに暑い中4時間近く動いて疲れたので、夕方に血の上の救世主教会の内部見学をする前に、途中のカフェで一旦休憩することに。
そこで『ウィンナーコーヒー事件』が勃発したのです。
★その詳細など、ロシア観光にまつわる罠たちの情報はコチラの記事にて!
⇒ 【ロシア旅行の心得】治安・通貨・言葉…現地で注意すべき12の罠と、意外に平気だった事柄(小ネタ集)
そんなこんなで、私たち夫婦にとっては、ペテルゴーフ ⇒ 妻時差ボケで一時朦朧 ⇒ ウィンナーコーヒーでブフォッとなる ⇒ 妻トイレに閉じ込められる ⇒ 水タバコゾーンで妻オエッとなる …という一連の流れでサンクトペテルブルクの街の印象が決定付けられる充実した一日となりました。
妻はしんどかったと思いますが、私自身はとっても楽しかったですよ!
まとめ:市街地の名だたる観光スポットもしのぐインパクト。サンクトペテルブルクに行くならペテルゴーフにもぜひ!
以上、今回はサンクトペテルブルクの郊外に位置する絢爛豪華な宮殿「ペテルゴーフ」へのアクセスや実際に行った時の写真付きレポートをお届けしてまいりました。
世界屈指の観光都市だけあって、サンクトペテルブルクにはいくつもの観光名所がありますが、私にとって最もパンチがあったのはこのペテルゴーフでした。
さすがにここまで徹底的に豪華さにこだわったブッ飛んだ建物は、世界広しと言えどなかなか無いはず。
海は全然綺麗ではありませんが(笑)、森林に囲まれた情景は都市部とは違った爽やかさを届けてくれますので、サンクトペテルブルクを訪れるならぜひここへも足を伸ばしていただきたいと思っています。
これがロシアだ!!
という空気を存分に味わえるこの場所は、まさに文字どおり、『必見』ですよ!
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(この記事での情報等は2017年8月時点のものとなります。ご利用にあたっては念のため最新の情報をご確認ください。)
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