7月に実現した、マイルを使ったロシアワールドカップ現地観戦旅行。
準決勝2試合の連続観戦が旅のメインだったことは言うまでもありませんが、同じくらい楽しみだったのがフィンエアーが有する2つの機材のビジネスクラス乗り比べでした。
そこで今回は、まず往路に乗った新型機材、A350-900(通称359)のビジネスクラス搭乗レポートをお届けします!
ゆとりの1-2-1配列のシート、そして中央頭上の荷物棚を取り払った解放感あふれる機内。
さらに、美味しい機内食やキュートなアメニティ、そして収納スペースと様々な装備が充実しており、見た目以上に広く機能的で利用しやすい空間でした。
もちろん、当サイトのメインコンテンツである お金をかけず・飛行機にも乗らずにマイルを貯める方法 で貯めたJALマイルを主体にしているので、出費も大してかかっていません^^
程よいサイズ感から、他の航空会社を含め今後様々な路線で活躍しそうな359。
復路に利用したA330-300(通称333)のビジネスクラスが持つ重厚さとは異なった洗練された魅力を、ぜひ皆様も海外旅行の際に味わってみてくださいね^-^
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- 1 ビジネスクラスなのでもちろん優先チェックイン
- 2 魅力的な機材が揃う10時前の関空。ラウンジには思わぬ「特等席」が
- 3 たくさんのツアー客が居並ぶ中、ビジネスクラスならではの優先搭乗へ
- 4 A350-900のビジネスクラスを写真でご紹介! 驚きの解放感と機能性
- 5 お食事関係。ウェルカムドリンク~機内食~軽食へ
- 6 モニターの視認性もGood! BOSEのノイズキャンセリングヘッドホンで映画に没頭
- 7 359の魅力は、面積以上に広く感じる『空間の使い方』。頭上の荷物棚をなくしたりトイレを窓付きにするとこんなに広く感じるのです
- 8 座席をフルフラットにしてみた。 寝心地は上々!
- 9 おまけ:ヘルシンキのヴァンター空港はおしゃれ!かわいい!スタイリッシュ!
- 10 まとめ:「かゆい所に手が届く」絶妙さ。359のビジネスクラスは機能性に優れ誰にでも利用しやすい実力派!
ビジネスクラスなのでもちろん優先チェックイン
旅の始まりは関西空港から。
本当はこの前に、 羽田から関空へ 普通席の搭乗券で『国際線機材のビジネスクラスシート』を堪能するというおもしろ体験と、関空で定食2人前を無料で食べるフードファイトという2つのトピックをこなしてきたのですが、それらの模様は別の記事で後日詳しくお伝えしますね^^
羽田からの便が定刻よりも早い8:15頃に関空に着いたので、そのまま4階の国際線出発階へ。
私が搭乗するフィンエアー ヘルシンキ行きの出発時刻は10:45なのでまだ2時間以上ありますが、エコノミークラスには既にチェックイン待ちの列が伸びています。
エコノミークラス利用者は手前の行列へ。
ビジネスクラス利用者は、ひとつ奥のガラガラの列へ。
私はJALマイルを使ってビジネスクラスを予約しているので、奥の優先カウンターでチェックインをします。
優先カウンターを利用する人からはやはり余裕が感じられますね。
今回はヘルシンキの先もヘルシンキ⇒サンクトペテルブルクの便を特典航空券で取っているので、シェンゲン協定非加盟国ゾーンにいたままで乗り継ぎできたら楽だなと思い、2便分通しでチェックインできるか尋ねましたが、カウンターのお姉さんからは「できないようですねぇ…ヘルシンキで一旦外に出てください」との残念そうな返答。
ということは、一度フィンランドに入国してからすぐにロシアに向けて出国するという形になりますね。
で、サンクトペテルブルクという地名が出たからか、お姉さんからは「ロシアのビザはお持ちですか?」との質問が。
「あっ、ロシアにはコレで入国します」
と、ワールドカップの試合観戦に必要かつビザの代わりになる『FAN ID』を見せます。
すると、
「かしこまりました! 準決勝、観に行かれるんですか!? 羨ましいです~」
という反応が返ってくるではありあませんか。
まさかここでワールドカップの話題になると思っていなかったので、なんかちょっと嬉しくなりますね^^
魅力的な機材が揃う10時前の関空。ラウンジには思わぬ「特等席」が
チェックインを済ませ、3階のレストランフロアでフードファイトを終えると、時刻は9:30頃に。
出発まで1時間15分となったので、保安検査場に向かいます。
保安検査と入国審査はどちらも少し並ぶ程度で通過。
ヘルシンキ行きの6番搭乗口がある北ウイングに向かいます。
搭乗券は花柄という芸の細かさ!
10時前の北ウイングには特徴的な機材がいっぱい!
右手には、タイ国際航空のB747-400。
2階席の部分がボコッと膨らんでいるのが独特です。
一方、逆側にも、ルフトハンザのフランクフルト行きとしてB747-400が出発を待っています。
この日のヘルシンキ行きの指定ラウンジは「飛鳥」。
13番搭乗口付近にあるキャセイ・パシフィック航空のラウンジかと思っていたら違いました。
搭乗券にはキャセイのラウンジと書いてあるのですが、チェックインカウンターで搭乗券とともに飛鳥のチケットを貰うという形式です。
この午前10時の時点で羽田空港のカードラウンジでベーグル2個、関空で定食2人分を無料で食べてしまったのでラウンジではコーヒーだけにしましたが、そうめんやおいなりさんといった軽食なら置いてありました。
ところで、このラウンジ「飛鳥」では、一番奥のソファ席がおすすめです!
ここからは、重厚なソファに腰掛けてゆったりと過ごしながらガラスごしにゲートから滑走路へ移動する機体を眺めることができます。
下の写真の一番右にチラッとしっぽが写っているのが、私が乗るヘルシンキ行きのA350-900。
これと比べると、やはりルフトハンザのB747-400はかなりの大きさです!
遠くない将来に姿を消すと思われる機材ですが、健在でいてくれているうちにぜひ乗ってみたいですね^^
その奥には、仁川へ向かうアシアナ航空が、ゆっくりと左の滑走路に向かって進んでいきます。
こうした場面を上から見られる空港は数あれど、同じ視点の高さから間近で見られる場所というのはなかなかありません。
このラウンジならではの貴重なシーンだと思いますよ!
たくさんのツアー客が居並ぶ中、ビジネスクラスならではの優先搭乗へ
搭乗時刻が近付いてきたので、6番搭乗口に向かいます。
ラウンジに行く前には荷物の積み込みの最中だったフィンエアー78便も、今はキリッと待機しています。
このA350-900は前頭部の窓に黒い縁取りがあり、あらいぐまみたいでかわいいですね^^
搭乗口前の椅子は年齢層高めのツアー客の人たちで満杯。
火曜日でなおかつ夏休み前なので、若い人は少ないのかもしれません。
そんな中、ビジネスクラスの優先搭乗が始まります。
些細なこととはいえ、これはやっぱり気分が良いものですよね!
通路が二股に分かれる場所。
右がエコノミークラス用、左がビジネスクラス用の動線です。
毎度のことではありますが、ここを左に進む時、「マイルを貯めてきて良かった」という気持ちがより一層湧いてきますね^-^
A350-900のビジネスクラスを写真でご紹介! 驚きの解放感と機能性
さて、それでは機内の模様をお届けしましょう!
359(A350-900)のビジネスクラスは全部で12列。
そのうち8列目と9列目の間にギャレーやトイレが入ります。
復路に乗った333(A330-300)では後方のブロックの席に『当たり席』がありそこを押さえておいたので、どこでも好きな席を選べた往路では7列目の右窓側を指定しておきました。
予約時から前も後ろも空席でしたが、どちらも終始空席のままだったので、気持ち的にはかなり楽でしたね^^
エコノミークラスの座席は3-3-3の9列配置ですが、ビジネスクラスは1-2-1の4列配置。
半分以下の席数なので大きなゆとりです^^
それだけではなく、フィンエアーの359はきわめて特徴的な座席の向きをしています!
窓側の1人掛けは窓向きに斜めに、中央の2人掛けは内側向きに斜めの配置となっているのです。
2人利用ならゆとりと距離感の近さを両立できる中央の2人掛けがおすすめ。
もちろん、1人利用なら迷うことなく窓側にするべきです。
ヘルシンキ行きということでビジネスよりレジャー需要が多いでしょうし、この日実際に2人掛けの席を使っていた人たちはみんなご夫婦っぽい様子だったので「ヘルシンキ路線は2人掛けから埋まる」という傾向と感じますが、もしも中央の席を1人で利用しようとしたら間違いなく隣の人と気まずい感じになることでしょう。
座席からの視点は、このようになります。
レッグルームは広々。
通常の着座状態なら、身長200cmの人でもゆとりを感じられるでしょう。
つま先の方はナチュラルに左カーブしながらすぼまっていますが、ANAの789のビジネスクラスのように露骨に凹んでいないので、体の向き次第で足元が気になる…ということはありません。
一方、座席の全容を眺めるとこのような様子です。
広い上にスッキリしているので、居心地は上々です!
また、シートまわりのポケットも豊富。
窓側には、上の写真でポーチを置いたテーブルとともに小物入れがあります。
その下には冊子類のポケットとあらかじめクリスタルガイザーの500mlボトルが差し込まれたホルダーが装備されていました。
また、左側にあたる通路側の箇所には、ひじ掛けをせり上げるためのボタンがあります。
(ここは通常時は下に格納されています。)
その手前の三角形は、結構な深さのあるポケットに。
かさばるものはここにしまっておくのも良いですね。
強いて言えば、「個室感」というか、しっかり囲まれてプライバシーが確保されている感じはほとんどありません。
というか、フィンエアーそのものが、そこをあまり重視していないのではないでしょうか。
JALは通路や隣席との仕切りを明確にしていますし、ANAもスタッガード配列でなるべくカチカチッとした造りにしようという意図が感じられますが、フィンエアーは「仕切りとか作んないで、ナチュラルに、ゆったりいこうよ」という雰囲気が伝わってきます。
ビジネスユースの割合が高いか低いかという要素も、こうしたコンセプトに関係するのかもしれませんね。
そして、アメニティはフィンランドらしさを前面に押し出したマリメッコ攻勢!
クッション、ブランケット、スリッパ、ポーチと、男の一人旅では申し訳ないくらいかわいらしいアイテムが揃っています。
スリッパはブルーを基調とするデザイン。
帰国後に妻に聞いたら、「これ全部買ったら結構高いはず!」とのことです(^^;
シートまわりは落ち着きのあるグレーを基調としながら、機能性と開放感に優れ、そしてデザイン性も抜かりない。
フィンエアーのA350-900ビジネスクラスは、誰もが居心地の良さと好感を持ちやすいような「ストライクゾーンの広い」魅力的な空間になっていました^-^
お食事関係。ウェルカムドリンク~機内食~軽食へ
続いて、機内食などお食事の話題に進みましょう。
まず、ビジネスクラスに搭乗するとすぐにクッキーのステラおばさんのような落ち着いたルックスのマダムCAさんが登場し、温かいおしぼりを提供してくれました。
数分後、ステラおばさんが再登場し、ウェルカムドリンクは何にするか尋ねに来てくれます。
ここはやはりフィンランドということでブルーベリージュースをチョイス。
(右はアメニティのポーチです。)
離陸して安定飛行に入ったら、食前の飲み物です。
ここはシャンパンをいただきましょう!
平日の昼前から失礼します。
ワールドカップ観戦旅行に、乾杯!
イッタラのグラスが素敵です^^
機内食のメニューはこうなっています。
私は、
前菜は「スモークサーモン、海老のセビーチェ、人参のサラダ」
メインコースは「シェフのおすすめ」(ステラおばさん曰く、「ズィンジャーポーク」とのこと)
をお願いしました。
ということで、安定飛行に入って30分後くらいのタイミングでパン、飲み物とともに「スモークサーモン、海老のセビーチェ、人参のサラダ」が登場!!
サーモン、もっと近くで見たいですか?
どうぞ~。
余談ですが、地味にパンがめちゃくちゃ美味しかったです。
頼めばおかわりのパンも貰えます。
続いて、「シェフのおすすめ」。
「ズィンジャーポーク」ということで、要するに豚肉の生姜焼きですね。
マリメッコに囲まれながらここだけおふくろの味です。
コレも味付けがちょうど良くて美味しかったです!
羽田・関空・機内とひたすら食いまくった数時間でしたが、甘いものは別腹。
ステラおばさんから「チーズ、タルト、チョコレートケーキ、アイス、どれがいい?」と聞かれたので、
「じゃあタルトとチョコレートケーキとアイスをちょうだい(はぁと)」
と欲張って答えたら、ホントに全部出てきました!
いやぁ、フィンエアーのこの気前の良さ、気持ちいいですね!笑
これほどたくさん食べさせてもらえればさすがに満腹になったので、映画観た後はシートをフラットにして爆睡しました。
その後、到着1時間半後くらいに2食目が提供されます。
今度は「懐石弁当」です。
思いっきり和食ですが、こちらは、可もなく不可もなく。
帰国便で久しぶりに食べる日本食がコレだったら美味しく感じるかもしれませんね^^
和食ならJALが一番美味しいですね、私の感覚では。
この日は夕方サンクトペテルブルクに着いたら1時過ぎまでメシ食っている暇がなさそうなスケジュールなので、ここもしっかり完食させていただきました。
以上、フィンエアーのビジネスクラスの機内食を写真とともにご紹介してきましたが、総じて「万人受けしそうな味付けで美味しい」という印象を受けました。
たまに「えっ!? コレなに??」というものを繰り出してくる航空会社もありますが、ここはどれも想定通りの味で、バラつきのないマイルドな味で一貫されていたように感じます。
フィンエアーの特色なのか、フィンランドの料理の傾向がそうなのかはわかりませんが、フィンエアーのビジネスクラスをご利用になる方は「機内食はまず間違いない」と思っておいて大丈夫だと思います^-^
モニターの視認性もGood! BOSEのノイズキャンセリングヘッドホンで映画に没頭
お次は機内エンターテインメント。
ヘルシンキ経由でサンクトペテルブルクに着いたらすぐにスタジアムに向かうという計画であるため、この機内で寝ておかないと「日本時間で言うと4:30~翌朝9時まで起きっぱなし」という状況になることから“睡眠優先”というテーマでこの便に乗っていたのですが、映画鑑賞もなかなかハイクオリティだったので、その点もご紹介しますね^^
正直に言って、復路に利用した333のビジネスクラスと比べると、この359の圧勝でした!
まずはモニター。
窓に向かって斜めに席が配置されているため、モニターは壁に埋め込まれておりますが、ボタンを押すことで約90度転換させることができます。
食事中に視聴している時はこんな感じになります。
テーブルを格納すると、こんな風に。
完全にリラックスムードになります。笑
画面はタッチパネル式で、モニターの明るさや音量、再生位置の調整も直感的に操作できるので、「あっ、ここ少しだけ巻き戻したい!」という時も非常に使いやすく感じられました。
また、備え付けのヘッドフォンはBOSEのノイズキャンセリングタイプ。
これによって、周囲の音を一切気にせず、映画の中の世界に没頭することができました!
(途中でステラおばさんから「コーヒー飲む?」と聞かれたのに気付かないくらいでした…)
私が過去に乗った国際線ビジネスクラスでは、JALはノイズキャンセル、ANAは普通のヘッドフォンでしたが、やっぱりノイズキャンセルタイプだと映画の中に「入れる」感じが全然違います。
消耗品としては高価なのであまりお金をかけたくない項目かもしれませんが、ANAにもここは頑張ってほしいなと思ってしまします。
なお、この日観た映画は「15時17分、パリ行き」。
国際列車「タリス」の中でのテロ事件で犯人を取り押さえた3人の青年の実話ですが、そのシーンのサスペンス感が強調されるのかと思いきや、むしろそこに至るまでの彼らの生い立ちや友情、正義感が育まれるプロセスの方がより詳しく丁寧に表現されており、ヒューマンドラマとして非常に印象に残る映画となりました。
さすがイーストウッド監督です。
(主役として当事者3名の本人たちが出演していたということを後で知り、大変驚きました。)
359の魅力は、面積以上に広く感じる『空間の使い方』。頭上の荷物棚をなくしたりトイレを窓付きにするとこんなに広く感じるのです
さて、ここまで359(A350-900)のビジネスクラスの設備やサービスなどをお伝えしてまいりましたが、ここで359に乗って気付いた「他の機材との大きな違い」をお伝えしたいと思います。
それは、機内空間の広さ。
単純な面積はそんなにズバ抜けて広いわけではないはずなのですが、細部も含めた『空間の使い方』が非常に凝っているのです。
細かい点で言えば、座席周辺に多すぎるくらい装備されているポケットや電源類の位置のちょうど良さ。
そして、大きな点で言えば、機内中央の荷物棚を撤廃して頭上の空間を広くとっていることなどが挙げられるでしょう。
機内ど真ん中の荷物棚が無いおかげで頭上の圧迫感はなくなり、これほどまでに広い空間に感じられます。
間接照明の色を変化させることにより、まるで空を見上げているかのような感覚をもたらしていることもその効果を増幅させているのかもしれませんね。
このように、359のビジネスクラスに乗っていて「狭さ」「圧迫感」というものを感じた場面は一度もありませんでした。
もっと大きな航空機だってたくさんあるにもかかわらず。
空間の活かし方という長所は、客室だけにとどまりません。
ビジネスクラス前方のトイレには、窓が備わっています。
男性の使用方法にのっとって使うと、窓の方を向いて用を足している時に『まるで空から下界へ聖水を放っているような神秘的な気持ち』になります!
実際にやらないと伝わらないと思いますが、これは相当な気持ち良さですよ!!
しかも、無機質になりがちなトイレに植物があると、心理的なゆとりが全然違います。
日系の航空会社ではなかなかやらなそうな小さな心配りですが、こうした点はぜひ他社にもやってほしいなと感じました。
こうしたサービスからもさりげなく垣間見える『ゆとり』『余裕』こそがフィンエアーの魅力なのかもしれませんね^-^
座席をフルフラットにしてみた。 寝心地は上々!
それでは、ビジネスクラスのお楽しみ、座席をフルフラットシートにしてみましょう!
最大限倒してみるとこんな感じです。
180度というよりは、実際には160度くらいですかね?
あんまり反り過ぎると腰が変に痛くなるので、寝てみるとこれくらいがちょうどいい具合です^^
寝っ転がった状態で足元を見ると、このような広々感。
奥が深いので、足回りのゆとりはJALやANAのビジネスクラスよりも上かもしれません!
シートそのものは西川マットレス擁するJALが抜群の寝心地を提供してくれますが、足元がこれだけ広いと居住性はほぼ同等。
モニターを壁面に収納できて画面の圧迫感が皆無な分、フィンエアーの方がトータルでの寝心地は良いかもしれません。
そして、意外な要素かもしれませんが…
マリメッコのブランケットとクッションがとっても気持ち良かったです。笑
これのおかげもあり、4時間くらいぶっ続けて快眠に陥ってしまったことを正直にお伝えしておきます!
おまけ:ヘルシンキのヴァンター空港はおしゃれ!かわいい!スタイリッシュ!
シートベルトサインが点灯しフルフラットモードから座席を戻すと、外の景色は徐々にフィンランドっぽくなっていきます。
ヘルシンキ ヴァンター空港までの10時間のフライトは、驚くほどあっという間。
真面目な話、あと5時間は乗っていられるくらいの快適な乗り心地でした!
ビジネスクラスなので、到着後はもちろん優先的に降機できます。
ステラおばさんたちの笑顔に見送られながら飛行機をあとにし、建物へ向かいます。
さすがにヘルシンキは外気が涼しいですね。
すると、さっそくこんな時計が!
かわいっ!
この空港を使うのは3回目なのですが、この時計には今まで気付きませんでした。(よく考えたら非シェンゲン圏から到着したのは初めて)
ここだけではなく、全体的におしゃれかつスタイリッシュな雰囲気が空港中にあふれています。
乗り継ぎで他の地域に行く人が多く、むしろそれを狙って世界的な中継拠点として活路を見い出そうとしているヴァンター空港。
次の便に乗るべく、トランジット用の保安検査場に向かう人たちが大多数を占めます。
その保安検査場もこのクールさ!
私はここを通らず、一旦入国審査を通ってフィンランドに入国し、すぐさまサンクトペテルブルク行きにチェックイン。
そこで、まさかの「あの人」に遭遇することになるとは、この時私はまだ知りませんでした…。
そんなサンクトペテルブルク行きや、復路で乗ったフィンエアー333のビジネスクラス、そして圧巻のアエロフロート ビジネスクラスの搭乗レポートは、後日改めて掲載しますね!
まとめ:「かゆい所に手が届く」絶妙さ。359のビジネスクラスは機能性に優れ誰にでも利用しやすい実力派!
以上、今回はロシアワールドカップ観戦旅行でマイルを使って利用したフィンエアーA350-900(359)のビジネスクラス搭乗レポートをお届けしてまいりました。
359は、A380やB747のような大きなサイズではないので地味なキャラの機材だと感じていましたが、実際にビジネスクラスに乗ってみると、空間を最大限広く使えるような仕掛けが至る所に備わっており、見た目以上の広さを感じながら快適に過ごせました。
ひとことで言えば、無駄を徹底的に排除した、洗練された実力派 といった印象です。
このW杯観戦旅行では、復路にもフィンエアーの他機材、A330-300(333)のビジネスクラスでフルフラットシートを満喫してきましたし、アエロフロートのビジネスクラスにも搭乗してきました。
特に333には1席だけ 圧倒的な広さを持つ『当たり席』が潜んでおり、首尾よくその席を押さえることにも成功しましたので、その模様は後日また別の記事でレポートしてまいりますね!
やっぱり、国際線のビジネスクラスに乗って海外旅行をすると 人生が変わると言ってもいいくらい ものの見方・考え方が変わります。
旅行好きを自認しているにもかかわらずビジネスクラスでの海外旅行を経験したことがないなんて、あまりにももったいないこと。
実際に乗れば、必ずそう思うはずです。
お金を払ってビジネスクラスに乗るとなると、ヨーロッパ往復では30万円~50万円くらい、あるいはそれ以上のお金が必要になりますが、マイルなら今回のように往復8万マイル程度でも予約できます。
普段の生活で工夫をするだけで、お金をかけずに海外サッカーの現地観戦を実現することは十分可能。
そうして、「お金がかかるならできなかったはずの旅行」を実現するサッカーファンの方々が増えるようお役に立っていきたいと思っておりますし、今回の私のロシアワールドカップ観戦旅行が「これなら俺にも(私にも)できそう!」と感じていただけるようなきっかけになればとても嬉しいです^-^
(この記事の情報は2018年7月の搭乗時のものとなります。)
◆ 世界66ヶ国を旅し 114試合を海外で観戦した経験、そして16シーズンにわたりJリーグクラブのコアサポをやっていた経験をもとに、海外サッカー・国内サッカー・代表戦などの情報や海外・国内の旅行情報、そしてマイルの貯め方も独自の視点でお届け!
もちろん東京オリンピックも10日間のチケットを当選済みで、ラグビーワールドカップも『チケット入手のコツ』を編み出して日本戦を含め開幕戦から決勝まで13試合を観戦。
おかげさまでフォロワーさん10,000名突破!
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過去3大会のW杯生観戦経験をもとに、全試合の日程や全会場、観戦チケットや宿泊、コロナ禍における入国制限、航空券の情報まで総合的にまとめています^^
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