2020年の東京オリンピックでメイン会場となる新国立競技場(オリンピック・スタジアム)。
2019年秋の完成まで、いよいよ1年を切る段階となりました!
逆に言えば、建設中の新国立競技場の姿を眺めることができるのは、あと半年あまり。
できることなら、完成後だけではなく、出来上がる前のプロセスも思い出に残しておきたいところですよね。
そこで今回は!
新国立競技場を間近に望む絶景を楽しみながら食事ができる超穴場のレストラン の突撃レポートをご紹介します!
「まさかここに…」と思うような意外な場所にある、そのレストラン。
素晴らしい景色を満喫でき、それでいて普段着で緊張することなく利用できる空間でもありますので、新国立競技場が完成する前・そして完成後といった眺望の変化も楽しみながら定期的にご利用なさってみてはいかがでしょうか^-^
「まさかこんな場所に!?」意外な立地のレストランはJR信濃町駅のすぐ近く
国立競技場の最寄駅は、JR総武線の千駄ヶ谷駅と信濃町駅、都営地下鉄大江戸線の国立競技場前駅、東京メトロ銀座線の外苑前駅と副都心線の北参道駅となります。
このうち、今回ご紹介するレストランは信濃町駅のすぐ近くとなります。
信濃町駅の改札口は1ヶ所なので、間違えることはないでしょう。
改札を抜けて左手の歩道橋を渡ると国立競技場や神宮球場の方面に出ますが、レストランに行くなら右に進みましょう。
最初の交差点の目の前。
もうそこに、レストランのある建物は見えていますよ!
「えっ、どこ??」
そうお思いますよね。
それもそのはず。
今回ご紹介するレストランは、上の写真の左に写っている慶応義塾病院の中にあるのです!
レストランの詳細はコチラ!
このレストランの名前は、「レストラン ザ・パーク」。
帝国ホテルが運営する、慶應義塾大学病院内のレストランなのです。
病院の中にあるといっても、診察・入院・面会等のために病院を利用する人でなくても誰でも入れます。
現に私は病院に全く用事がなくても普通に食事できました^^
レストランの営業時間などはコチラ!
営業時間/
11時~19時休業日/
年末年始(12/30~1/4)電話番号/
03-5379-5571
http://www.hosp.keio.ac.jp/oshirase/hosp/detail/38701/
ということで、病院の中にあるから特殊に思えるだけで、形態としてはごく一般的なレストランと同じなのです。
ただし、慶応大学病院は大きな建物なので、普通に行こうと思ってもエレベーターすら簡単には見つかりません。
このレストラン「ザ・パーク」に迷わず行くには多少のコツが必要になりますので、次の章で行き方を写真付きでガイドしていきますね!
レストランがある11階への行き方
病院に入ると、福沢諭吉さんの胸像がお出迎え。
まずは病院内の広さと人の多さに驚くかもしれません。
新しい病院ではないので、院内の地図もすぐには見つけられませんでした。
ひとまず、ここではまっすぐ進みます。
2号棟に入ると、「B1」と横に書かれたエスカレーターがあります。
これを通り過ぎたら右に曲がります。
そうすると、「一般」と書かれたエレベーターが見つかります。
フロア案内(と言うには空白ばかりですが)を見ると、11階に「レストラン」と書いてあるので一安心。
エレベーターはごく普通ですが、よく見ると2号棟は麻酔科とか精神科と書いてありますね。
誰の乗り降りもないまま11階に到着。
エレベーターのドアが開くなり、西にあたる新宿方面の素晴らしい景色が視界に飛び込んできます!
ここで左を向くと、そこには病院内とは思えない見た目のレストランがあります。
ここが、新国立競技場を間近に見ることができる「レストラン ザ・パーク」さんです^^
【写真付き 訪問レポート】11階から見渡す新国立競技場の絶景!伝統的なメニューのお味もご紹介^^
この時は平日の11:40頃に着いたのですが、私の前には既に3組のお客さんが並んでいました。
名前と人数を台帳に記入し、室内の椅子で待機。
10分ほど経過したところで名前を呼ばれたので、案内に従ってさっそく店内に入ります。
お店の中はこのような感じ。
メニューの単価が高めなのもあってか、年齢層は総じて高い様子でした。
窓側には2人掛けと4人掛けのテーブル席がそれぞれ設置されています。
私が行った時は2人席4卓、4人席6卓の計10卓が窓際の席となっていましたが、わりと窓側でない席を選ぶ人も多く、窓側は激戦!というわけではありませんでした。
ということで、念願通り窓に面した席をゲット。
窓の外には建設中の国立競技場の姿がすぐそこに!
窓全体に見える景色としてはこのような感じです。
左奥には秩父宮ラグビー場や神宮球場、国立の右には神宮外苑スケート場が見えます。
このあたりでなければ見ることのできない、穏やかな景色ですね!
スタジアムに向かってズームして撮ってみた写真がこちら。
ここで見えるのは、バックスタンドのホーム寄り。
写真の右上に見えるように、バックスタンドの中央に向かって屋根が高くなっています。
2階席からの視界を広く確保するための工夫なのでしょう。
それでは、メニューを拝見しましょう。
ここで有名なのは、帝国ホテル特製ビーフカレー(税込1,800円)。
軽食にすればもう少し安く済むのですが、やはりここは看板メニューのこれを頼んでみることにしました。
★ 各種メニューや価格についてはコチラに詳しく載っています ↓
・慶應義塾大学病院内に レストラン 「ザ・パーク」を7 月15 日開業 | ニュースリリース (2016年度) | 帝国ホテル
お料理の到着を待っている間、しばし景色を眺めます。
昔と今が混じり合う光景に、10代や20代の頃 旧国立競技場のスタンドで過ごした時の思い出が蘇ってきます。
親に連れられて行った、発足間もないJリーグの試合。
ゴール裏で応援するようになってからの試合の数々。
試合前夜から青山門や原宿門で夜を明かした時のくだらない会話たち。
大雨でずぶ濡れになった試合。
寒さに耐えながら並んだ冬の天皇杯。
バックスタンド最上段から見えた素晴らしい景色。
Vゴール勝ちの後に大騒ぎしながら帰った道。
そして、タイトルを獲った試合…
振り返ってみれば、人生の中で家・学校・ホームスタジアムの次に思い出が多く詰まった場所なのかもしれないですね。
国立競技場という場所は。
…そんなことに想いを巡らせていたら、ビーフカレーを持ったおばちゃん お姉さんがやってきました。
お皿にライスが盛り付けられ、カレー用の銀色の器にルーが入っている、まさに「洋食屋さん」というような光景がテーブルに広がりました。
サラダも付いています。
カレーのルーを白いご飯にかける時って、なんかワクワクしますよね。
しっかりとした牛肉とともに、お皿によそいます。
盛り付けた時の様子はこんな感じに。
口に入れた瞬間からスパイスの香りが漂い、ほのかに辛さが伝わる上品な味わい。
お値段の高さからすればあたり前ですが、ココ●チや●牛のカレーとは全く違う種類の食べ物と言って良いでしょう。
こんなに美味しいのならゴーゴーカレーみたいにもっと鬼盛りにしておけば良かったなぁなんて思いつつ、もともとそんなサービスはないのですが、早く食べきってしまうのはあまりにももったいないのでゆっくり味わいながら食べ進めていきます。
意外だったのが、漬物の美味しさ。
特に れんこん!
漬物だけでもごはん3杯いけます。
ここに来たならぜひ期待して食べてみてください^O^
素晴らしい景色を眺めながら食べる、上品なビーフカレー。
名残惜しくも食べ終わってしまいましたが、せっかくなので食後にコーヒー(税込500円)もお願いすることにしました。
カップとともにミルクが別の白い器に入れられて到着。
昔ながらの「喫茶店」に近い風情で懐かしく感じますね。
できることならもっと長居したかったのが本音ですが、12時台も半ばに差し掛かり入店の列も伸びていたので、キリの良いタイミングで引き上げることにします。
全体的に、急いでいる人がおらず、ゆったりとした上質な空間で食事を味わえるお店でした。
上品なおじさま・おばさまが多く、客層の良さもまたこの空気を作り上げる要素になっていると言えるのでしょうね^^
お会計は2点で税込2,300円。
カレーとコーヒーという、そのへんで食べれば800円程度で済みそうな組み合わせでこの価格となりましたが、味はもちろんのこと居心地・接客・眺望といった付加価値を含めたら高過ぎるということはないかと思います。
ちなみに、お手洗いはレジに向かって左奥へ回り込んだ位置にあります。
男性用はウォシュレット付き洋式便座が2つに小用が2つで、なかなか綺麗でした。
1階や2階などにある病院内のトイレは年月の経過を感じる設備でしたので(汚いわけではありませんが)、ここの方が明るく綺麗です。
そのため、トイレを使うのであれば退店する前に行かれることをおすすめします!
まとめ:新国立競技場を間近に望めるレストランは駅近の穴場。建設中の今こそ訪れては!
以上、今回は新国立競技場を間近に眺めながら食事を楽しめる意外な立地のレストラン「ザ・パーク」さんをご紹介してまいりました。
2019年の終盤になれば、このレストランから見えるのは 工事現場の鉄骨や囲いも取り払われた「完成形に近い新国立競技場」になるのでしょう。
そう考えると、建設中の国立競技場を眺めながら食事をできるのはあと半年少々という限られた時間。
この時期を逃せばもう大規模工事中の国立競技場を望むことはできなくなるでしょうから、せっかくこのレストランを利用するのであれば、完成する前・そして完成した後にそれぞれ訪れてみるのが趣き深いのではないかなと思います^-^
お食事は少々お高めですが、デザートメニューや飲み物の注文にとどめて安く抑えることも可能ですので、新国立競技場を眺めながらゆっくり過ごしてみたいという方は今こそ足を運んでみてはいかがでしょうか^-^
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世界66ヶ国を旅し 114試合を海外で観戦した経験、そして16シーズンにわたりJリーグクラブのコアサポをやっていた経験をもとに、海外サッカー・国内サッカー・代表戦などの情報や海外・国内の旅行情報、そしてマイルの貯め方も独自の視点でお届け!
もちろん東京オリンピックも10日間のチケットを当選済みで、ラグビーワールドカップも『チケット入手のコツ』を編み出して日本戦を含め開幕戦から決勝まで13試合を観戦。
今後は東京五輪のチケット先着販売を制するコツも掲載予定!
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