すぐたまが過度な批判を浴びているので、たまにはこんな記事を^^
昨年末にポイント交換が急遽停止したり提携交換先が終了したりし、利用していたマイラーを狼狽させたネットマイルと繋がっているポイントサイト「すぐたま」。
その出来事を機に、過剰反応したブロガーに「倒産説」「夜逃げ説」など、まるで犯罪でも犯したかのような話まで流布されるという状況に発展しました。
そんなすぐたまが4月から新たなキャンペーンを開始。
予想通りここぞとばかりにまた叩かれていますが、そんな時はポジショントークになりがちな要素が多大に存在するので、書き手の思惑まで推察することが大切です。
例えば、
「すぐたま以外のポイントサイトに誘導した方が得になるブロガー」
「燃料発見!油を注いでページビューを稼ごうと判断した便乗ブロガー」
「とりあえず多数の意見に乗っておけば自分の信頼度が上がるだろうと考えたコバンザメブロガー」
などはこの機会にすぐたまを批判しておくことのメリットがあるわけですから、全部鵜呑みにせず冷静に事実を踏まえて方策を検討することが大切です。
私個人は、すぐたま・ネットマイルから他のポイントに(多少不便を感じたことは否めないものの)損なく交換できたので、すぐたまを批判する筋合いはないと感じています。
その事実をスクショとともにお伝えしながら、冷静な視点ですぐたまのキャンペーンの概要をお伝えし、さらにそのキャンペーンが今後もたらすかもしれない”副産物”についても書いていこうと思います!
1 ネットマイルからポイント交換できた記録
まずは、「ネットマイル交換できない事件」が騒がれた昨年末からの私個人のポイント交換履歴を載せていきましょう。
これ以前にも、騒動が始まった年末の時点でもネットマイルからnimocaポイントへは常時交換可能。
ネットマイルからプリンスポイントへは、在庫切れが続いていたものの、サイトの記載通り毎週金曜日の18時にアクセスすれば上の画像の通り1月3日・17日・24日・31日とそれぞれ交換しきることができました。
確かに、交換したい時に交換できない不便さはありましたが、詐欺でもなんでもなく掲載レート通りに他のポイントに交換できたことは事実。
もちろんその後に倒産も夜逃げもしていないわけですから、必要以上にボロクソに言うほどではないかなと感じています。
2 キャンペーンの内容。もしかしたら「意外な副産物」も?
続いて、キャンペーンの詳細を。
・gooポイントマイルバック条件を満たした人に対し、対象交換の翌月末までに75%分のマイルを付与
・マイルバック条件は、A・B・Cグループの広告利用。
Aグループ:1つ以上の広告に参加し、1つ承認されるとgooポイント交換マイルバック対象に
Bグループ:2つ以上の広告に参加し、2つ承認されるとgooポイント交換マイルバック対象に
Cグループ:3つ以上の広告に参加し、3つ承認されるとgooポイント交換マイルバック対象に
・gooポイント交換マイルバックは条件達成1回につき、1人につき月1回申請分(30,000mile上限)のみ対象
【交換対象期間】
対象広告承認後から翌月末まで
・Aグループ参加広告が3月20日に承認された場合、3月20日~4月末までの期間
・Bグループ参加広告が3月31日、4月10日にそれぞれ承認された場合、4月10日~5月末までの期間
・1回のマイルバック上限額は22,500mile
・バックされるマイルは60日間の期限付きマイルなので注意
・交換対象期間を経過しての交換はマイルバック対象外
・参加した広告が非承認となった場合は、マイルバック対象外
●詳細はキャンペーンのページをどうぞ↓
https://www.netmile.co.jp/sugutama/features/276
要するに、仕組みとしては、
例えば15,000円分のポイントを元手にした場合、条件となるポイント広告の利用をしてネットマイル⇒gooポイント⇒メトロポイント⇒ANAマイルと交換すると、60日間期間限定のネットマイルが最大11,250円分バックされる、という形式です。
つまり、要領はモッピーで実施中のJALマイルキャンペーンと同様ということですね。
条件を満たした時にバックされるポイントが期間限定ポイントというのは、ポイント交換できない時期を発生させたサイトなのですから「そういう所で信頼を失ったんだから期間限定ポイントにしちゃダメでしょ!」と苦言を呈さざるを得ませんが、そのポイントはgooポイントにこだわらず他の使いやすいポイントに交換しても良いでしょう。
ANAマイルに交換したい場合は、このキャンペーンを抜きにしてもnimocaポイントを経由すれば交換レート70%でマイル化できますから。
一方で、他のポイントサイトが気にかけていなかったgooポイントをマイルへ結び付けることに目を付けたという点については、多少なりとも評価に値するのではないでしょうか。
もしかしたら、これを機に遅れをとるまいと考えた他のポイントサイトがgooポイントや他のポイントを経由するマイル化ルートの強化を模索し始める…なんてことも。
(gooポイントに関しては、メトロポイントへの交換レートが50%なのでなかなか企画を立案しづらそうな気もしますが…)
そうなったら、このすぐたまのキャンペーンが思わぬ「副産物」の引き金になる可能性を秘めているのかもしれませんね!
(この記事の情報は2020年4月3日時点のものとなります。)