今回は、新型コロナウイルス流行後の旅行再開に向けたキーワード『トラベルバブル』について解説してまいります!
「トラベルバブル」と言っても、この言葉の意味は、コロナ終息後に旅行需要が増えて旅行業界にバブルのような好景気が訪れる…ということではありません。
この言葉の意味を正確に理解することは、近い将来の旅行再開に向けて計画を練っていくうえで我々マイラーにとっても重要になりますので、知らないまま恥ずかしい思いをする前にしっかりとイメージをつかんでおきましょう!
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1 国際線の需要が戻るのは2024年頃との見通し。その前にカギを握る「トラベルバブル」とは
まずは、言葉の意味について。
「トラベルバブル」とは、国が国民の旅行の選択肢を広げるために他国と渡航協定を結んだ結果として形成されるゾーンのこと。
協定を結んだ国々が概念としての一つの大きな泡(バブル)に入ることで、外界からのウイルス侵入を最小限に抑えながら他国との行き来を再開する…そんな方法が、ポストコロナの時代に観光業や他国との経済活動を順次再開させるため手段の一つとして国際的に注目されつつあります。
これを知らずに、「コロナ終息後には旅行会社にバブル景気が訪れるぜ!」と間違った認識をしているととても恥ずかしい思いをすることになるでしょうから気を付けましょう。
5月13日、IATA(国際航空運送協会)は、新型コロナウイルスの影響で大きく減少した国際線の需要が2019年の水準に回復するのは2024年になるとの見通しを発表しました。
それが早まるか先延ばしになるのかは、今年からの各国間の渡航状況がどう進捗するかに大きく左右されるはず。
そこで重要な役割を担うのがこの「トラベルバブル」という概念になるのではないでしょうか。
2 既に導入している国も。直近で設定されそうな「トラベルバブル」は
実はこの「トラベルバブル」、既に設定されている地域があります。
それは、ヨーロッパのバルト三国。
エストニア、ラトビア、リトアニアの三国間の国境が5月15日に開放されました。
これにより、バブルの外からこれらの国に到着した人にはこれまで通り2週間の強制隔離期間が設定されているものの、三国のトラベルバブル内に住む人はバブル内を以前のように移動できるようになりました。
この3ヶ国では新型コロナウイルスの感染者数が近隣のEU加盟諸国よりも著しく少なかったことも大きな要因でしょう。
29年前まで同じ国でしたしね。
さらに、ドイツのメルケル首相は、EUのシェンゲン協定加盟国において、6月15日(月)に国境制限の解除できることを期待していると表明。
オセアニアでも、オーストラリアとニュージーランドが7月・8月頃のトラベル・バブル実現を目指している模様です。
この動きはアジアにも。
香港政府観光局の程総幹事(事務局長)は、新型コロナ収束後の観光業復興計画の一環で、韓国やタイ、中国本土といったアジア地域とのトラベル・バブルの構築を検討するように既に政府に提案したと報じられています。
3 この「トラベルバブル」、日本はどうなる?
最後に、この「トラベルバブル」の取り組みの中で、日本からの渡航はどうなっていくのか、定かなことはまだ何もありませんが、今のうちからイメージしておきましょう!
トラベルバブルの特徴は、近距離間であることと、入出国時の検疫体制が管理されていること。
これができてないとウイルスがダダ漏れになるでしょうからね。
翻って日本はここがちゃんと機能するのか不安なところではありますが、政治的な絡みを見ても、中国と韓国は喉から手が出るほど日本との渡航を解禁したいはず。
ここに、両国間の観光需要が盛んな台湾を加え、日本・韓国・中国・台湾あたりでひとまず第一段階のトラベルバブルが形成されるのかもしれません。
中国⇔台湾間などはどうなるかわかりませんが。
そこに、前述の香港や東南アジア諸国が入ってくるか、それとも段階的に包含ということで最初はナシとなるか。
あるいは、国としてはアメリカ合衆国ですがサイパン・グアム・ハワイといった地域が日本とのトラベルバブルを形成するのか。
「トラベルバブル」の概念を遵守するのであれば、このあたりが直近で日本在住の海外旅行者に解禁される渡航先になってくるのかもしれませんね!
<情報掲載元>
【航空×コロナ動向まとめ】需要回復に“4年“必要…「トラベルバブル」で復活なるか?各国の運休・減便・再開・破産の動きとは | 訪日ラボ
海外旅行の再開は「トラベルバブル(近隣の域内旅行)」から? 豪州とニュージーランドで議論進む、8月には実現可能との見方も | トラベルボイス
近隣でトラベルバブル構築を、観光局が提言 – NNA ASIA・香港・観光
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(この記事の情報は2020年5月25日時点のものとなります。状況により変更が生じる可能性もありますので、ご了承ください。)
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