DAY 15-17:6/14(金) ベルギーvsロシア(静岡)観戦記 ~20周年記念 2002日韓ワールドカップ観戦記『魂の記憶』~

6月14日(金)。

いよいよグループリーグの最終日。
そして、俺にとっても日本国内で観戦する11試合のうち今日が最終戦となる。

大会期間でいえばようやくここで折り返しだが、否応なしに「終わりに近づいている感」がする。

 

世間は15:30キックオフのチュニジア対日本の話題で持ち切り。
「1点差以内の敗戦」以上の結果で初の決勝トーナメント進出が決まるのだから無理もない。

そんな中、俺はNさんと同時刻キックオフのベルギー対ロシアを見に静岡へ行く。
エコパに行くのはこれが初めてだ。

 

Nさんとワールドカップを見るのも今日で最後。

結局今週は火曜の半日と木曜全日の1.5日しか働いていないと豪語するこの人のおかげで、俺のワールドカップ観戦は何倍も楽しくなった。
日本を代表する不良社会人へ改めて感謝を伝える。

 

今日は東海道新幹線を使って掛川まで往復する。

例によって東海道新幹線は安いきっぷがないので、Nさんは金券屋で買った回数券のバラ、俺は乗車券部分を学割で買った。

 

そして実は、今日は珍しくNさんとの「二人旅」ではない。

この日のチケットは国内販売分の電話で取ったカテゴリー3で、何を思ったか当時の俺は4枚買っておいた。
アイルランドの3試合は2枚ずつ買っていたのに、なぜかこの試合だけは。

で、あと二人誰にチケットを譲るかと考えていたら、うちの母と姉が見に行きたいと言い出したので、話の流れで4人で静岡へ見に行くことになったのだ。

母はエクアドルの3試合に続き4試合目、姉はこの試合が唯一のワールドカップ観戦になる。

俺としても、「俺が普段接している大人たちは決してヤバい人たちではなく、きわめて善良な人たちだ」というのを示しておきたいという打算に近い気持ちがあったことも確かだった。

 

 

10時過ぎの東海道新幹線「ひかり」でまず静岡へ。

この時点ではワールドカップ観戦らしき人の姿はあまり見えない。

日本戦を見に大阪へ行く人たちは「のぞみ」で行くだろうし、わざわざ静岡に停まる「ひかり」を選ぶ必要はないのだから当然か。
静岡で「こだま」に乗り換えて掛川で降りる。

さすが静岡、ここまで来ればワールドカップらしい空気が醸成されている。

ベルギー人とロシア人の姿は多くないが、それでも今日は楽しく過ごせそうだ。

 

静岡での試合も宮城や神戸などと同様にスタンドによって往復のルートが指定されており、俺らのチケットに書いてある北ゴール裏は掛川駅からバスでエコパの駐車場に向かうことになっていた。

掛川駅前にはバスが豊富に用意されており、あまり待たずに乗車できた。

宮スタと同じくらい「本当にここでワールドカップの試合なんてあるのか?」と思うような山奥を通り、エコパの駐車場に到着。
ボランティアの人たちの誘導に従い、スタジアムまでの徒歩ルートを進む。

 

やがて、坂道の向こうにスタジアムが見えてきた。

その姿に気持ちが上がる。
初めて訪れるスタジアムというのは、やはり新鮮な楽しさがある。

 

その坂道を下っていると、不意に後ろから、

「ルォ~スィ~アッ! ルォ~スィ~アッ!」

と叫びながら国旗を掲げている集団が小走りで俺らを追い抜いていった。

 

ロシアサポーターだ。

ロシアというと「暗い」「怖い」「何を考えているのかわからない」という印象が強かったこの頃だが、ワールドカップの試合に来ているロシア人は気さくで明るい人が多いということをこの日知ることとなる。

こういうことは教科書やニュースでは知ることができないのだから、やはりこうした機会は貴重だ。

 

スタジアムに入ると、山の上という環境や緑色の客席も相まってか、最終戦にしてはのどかな雰囲気が漂う。

同じく山の上でのデーマッチだった2日前の宮城でのスウェーデン対アルゼンチンのどこかピリッとした空気とはまた違う感覚を抱いた。

 

今日の席はベルギー側のゴール裏1階席、ほぼ最上段。

カテゴリー3の中ではかなりコーナー寄りなので、バックスタンド側のカテゴリー2とほぼ変わりない位置だった。

 

俺らの左側には、ベルギーのサポーターもチラホラいる。

大分でのチュニジア戦に行った人も結構いるのだろうか?

 

両チームの選手たちがウォーミングアップに出てくると、さすがに盛り上がる。

前日のエクアドル戦のようにゴール裏の前列もいいが、後ろは後ろで前方の盛り上がりの「波」がじかに伝わるのでこれも良い。

 

平日の昼だが、観客の数はどんどん増える。

気が付けばのどかなムードは次第に変わり、決勝トーナメント進出を懸けた直接対決に向けてスタジアムのボルテージがじわりじわりと高まっていくのを感じた。




 

グループHの順位は、残り1試合でこのような状況だ。

1位 日本    4pt +1 3
2位 ロシア   3pt +1 2
3位 ベルギー  2pt   0 3
4位 チュニジア 1pt  -2 1

 

2位以内に入り決勝トーナメントに進出するには、ベルギーが勝利が必須。
ロシアは、勝てば文句なし、引き分けでも得失点差で2位には入れる。負けた場合はノーチャンスだ。

どちらも、チュニジア対日本の結果次第では1位通過の可能性もある。
1位になれば次の対戦相手はトルコ、2位になれば次はブラジルだ。

 

早い話、この試合は「勝ったチームが決勝トーナメント進出、引き分けならロシア」というわかりやすい決闘。

違う言い方をすれば、ロシアが0.5点リードした状態で試合が始まる、という感じだ。

 

選手入場。

スタジアムを一周する屋根に反響し、声援がより一層大きく感じられる。

今日は両チームとも1stユニフォームを着用。
ベルギーは赤、ロシアは白だ。

 

ロシアサポーターはメインスタンドにもゴール裏にもバックスタンド寄りコーナーにもいる。

国歌斉唱の時には至る所で国旗が掲げられていた。

 

今度はベルギーの国歌斉唱だ。

メインスタンドにも赤いシャツを着た人が点在している。

 

写真撮影を終え、両チームのイレブンがピッチに散る。

どの試合でもそうだが、このシーンでスタンドが「ウォオオオオー!」と一段とアガる感じがたまらない。

 

コイントスではヴィルモッツがオノプコに勝ち、ベルギーがエンドチェンジを選択。

前半はベルギーがこちら側に攻め、ロシアが向こう側に攻める。

 

さあ、決勝トーナメントに進出するのはどちらか。

やるかやられるか、グループリーグ最後の試合のキックオフだ!

 

ベルギーとしては勝つしかない。
ロシアは引き分けでも大丈夫。

よって、この試合はキックオフからベルギーがギアを上げていきロシアがそれをかわしていく、という展開が予想された。

 

派手な殴り合いか、ジリジリするような我慢比べか。

この試合が前者であることをスタンドが悟るまでに、そう時間はかからなかった。

前半7分、ペナルティエリア少し外の中央付近でベルギーがFKを獲得。
左利きの背番号10、ワレムだけがボールの近くに立っている。

こちら側のゴールへ向かって振り切った左足のシュートは、ニアの右隅へ曲がり落ちた。
(写真はまさにその瞬間)

 

GKニグマトゥーリンはなす術なし。

完ぺきな一撃でベルギーが先制だ!

 

この鮮やかな一発で、早くも形勢逆転。
ロシアが追う立場となる。

急がずボ-ルを回して落ち着かせるベルギーと、攻勢に出たいがうまくいかないロシア。

ロシアは前半のうちに二人を交代する思い切った策に出た。

 

もちろん先制された場合のゲームプランも考えていたのだろうが、ロシアとしてはうまくハマらないまま、ベルギーとして上出来の内容のまま、1-0で前半が終わった。

 

ハーフタイムには、チュニジア対日本が0-0で折り返したとの情報が入る。

このまま終われば日本が1位通過、ベルギーが2位通過となる。

 

後半に向けてピッチへ戻る両チームの選手たち。

なんとなく、なんとなくだがロシアが「このままでは終わらせない」というオーラを放っているような気がした。

そして、その予感は早々に的中する。

 

後半7分、自陣の左サイドでロシアがボールを奪い、ボランチのホフロフだったか、ハゲた選手がこちら側のベルギー陣地へ猛然とドリブルを開始。

右前方へ走るベスチャツニフへ…と見せかけて、ダイアゴナルに左前方へ走り込んだシチョフへ決定的なスルーパス!

1対1の状況で蹴り込まれたシュートはGKデ・フリーガーが辛くも弾いたが、ゴール前に浮いたボールをベスチャツニフが押し込んだ。
(またもやその瞬間)

 

同点ゴール、実質的には再びロシアの0.5点リードとなるという意味合いからすると、事実上の逆転ゴールだ。

ロシアの選手たちはメインスタンドへ向かって大喜び。

アシストのアシストに近い貢献をした、ホフロフと思われるハゲた選手はエリア外で跪いている。

 

勢いに乗るロシアは、より重みのある2点目を奪いに来る。

運動量が落ちてきたベルギーのサイドを突いて、クロスから決定的なヘッド!

これはギリギリで枠を外れた。

 

ベルギーとしては、このピンチが失点に繋がっていたら単なるスコア以上に精神的に「終わった」状態となっていただろう。

だが、このシュートが外れたことでまだ逆転突破の可能性が残った。

 

そして迎えた後半33分、向こう側のバックスタンド寄りでベルギーがCKを得る。

前半の先制点のように、プレースキッカーは10番のワレムだ。
その左足から放たれたボールはロシアの選手たちが誰も届かない所に飛び、そこに合わせたのはソンク!

 

チュニジア戦では不発だった彼の見事なヘディングシュートがファーサイドに決まり、ベルギーが2-1と再びリード。

モニターに映っている通り、ベルギーのサブの選手たちもピッチの中へ飛び出すほど全員の魂が乗り移ったゴールだった。

 

こちらのゴール裏のベルギーサポーターも、再び実質0.5点リードとなるゴールに歓喜爆発!

 

さらに、ベルギーの勢いがロシアを飲み込む。

後半37分、左サイドの攻撃からペナルティエリア外の中央でボールを受けたキャプテン・ヴィルモッツが、ワンモーションでDFを左にかわし、すぐさま強烈なシュート!

GKニグマトゥーリンがボールを見送るしかない間合いで放たれたシュートは左サイドネットを揺らした。

 

3-1、大きな大きな追加点だ!

 

守備陣も抱き合って喜ぶ。

これから1失点しても大丈夫、という状況にしたこのゴールは非常に大きな意味を持った。

 

残る10分ほどの間に、ロシアは2点取るしかない。

 

ベルギーの3点目の6分後、今度はロシアが追い上げる。

中央の細かいパス交換からシチョフが抜け出してGKと1対1に。
これを冷静に左足で決め、3-2とする追撃のゴールが決まった。

 

スコアは1点差、そして決勝トーナメント進出という意味では実質0.5点差。

もう1点を目指し、ロシアは試合再開を急ぐ。

 

もうなりふり構わずロングボールを放り込むロシアと、それを弾き返すベルギー。

後半ロスタイムは決定機を生み出すことなく終わり、3-2でベルギーが逃げ切った。

 

ピッチに倒れ込む両チームの選手たち。

「日本戦の裏カード」だったこの試合がどれほどの熱戦だったか、このシーンを見ればきっと伝わるだろう。

 

やがて、モニターには日本がチュニジアに2-0で勝ったという情報が。

エコパには無駄に「ニッポン」コールが響く。

俺はそういうの要らないと思ったのでちょっと興醒めした。

 

今はベルギーの選手たちを称えるべき時だろ? と、そう思ったのである。

 

ベルギーの選手たちがこちら側のゴール裏へ来る。

やりきったということがこの距離からでも伝わる表情と熱量だ。

 

そう、決戦を闘いぬいた選手たちを称えるべき時なのだ、今は。




 

この結果、グループHの最終結果はこうなった。

1位 日本    7pt +3 5
2位 ベルギー  5pt +1 6
—————————————
3位 ロシア   3pt   0 4
4位 チュニジア 1pt  -4 1

 

日本は堂々の1位通過、そしてベルギーがロシアを抜いて逆転突破を果たした。

ベルギーは3日後に神戸でブラジルと、日本は4日後に宮城でトルコと対戦する。

 

グループ突破を決め、ゴール裏のサポーターたちへ喜びを伝えるベルギーイレブン。

 

 

難しい状況を覆した安堵と喜びが表情に広がる。

ベルギーサポーターも、日本人観客も、盛大に歓声や拍手を送る。
この、出場国のサポーターと開催国の人たちがミックスしてチームを称える空気、これもワールドカップだからこそ感じられる大きな醍醐味なのだ。

 

ベルギーの冒険は、まだ続く。

次の相手はロナウド・リバウド・ロナウジーニョの「3R」を擁する優勝候補ブラジルだが、チャレンジャーとしてこの試合をモノにした彼らはきっと恐れたりはしないだろう。

 

これで、日本で行われるグループリーグの試合は全て終了。

20:30キックオフの韓国のグループの2試合が終わると、明日からすぐに決勝トーナメント1回戦が始まる。

 

エコパからの帰り道は、何かこう、夏休みの終わりのあの空気に似たようなものを感じた。

少なくとも俺にとっては、「日本で生観戦するワールドカップ」はこれで終わりだ。

これ以上無理だろというくらい試合を詰め込み、14日間で11試合を観戦するというスケジュールだったが、「充実」という言葉を超越したその日々がいざ終わりを迎えようとしているのは、とても寂しいものがあった。
3日後には韓国へ向けて旅立つといっても、そう簡単に気持ちを切り替えられるものではない。

 

駐車場へ続く坂道を登り、シャトルバスで掛川へ戻る。
静岡県じゅうからかき集めたんじゃないかと思うくらいのバスが待機する中、おそろしい頻度でバスが回っていく。

待機列の進みも早い。
思っていた以上にすんなりとバスに乗れた。

そして、掛川駅に着くと愛野駅から電車で戻ってきた人たちと重なり、東京方面へ帰る人たちでごった返していた。

 

町の規模からして、外食できそうな所は多くなさそうだったので、駅構内で弁当を買って4人で「こだま」に乗り込む。

帰りは疲れているだろうと思ったので各駅停車タイプの「こだま」の指定席を取っていた。
途中で「のぞみ」や「ひかり」に何度も抜かれるが、楽をできた方が良いだろう。

 

弁当を食べ終わり、眠ってしまったNさんの隣で暗くなった窓の外を眺める。
高校時代からの、ワールドカップのチケット購入に奔走した日々を思い出し、そして、6月1日から続いた烈火のような14日間の記憶をなぞった。

またワールドカップを見に行くことはあるだろう。
でも、日本でそれをまた実現するのは、生きているうちにきっとあと一度あるかないかだ。
そして、少なくともその時の自分はおっさんか爺さんになっているだろう。

今この時の自分がこうした経験をできたことについては、喜びと達成感が確かにあった。
もちろん、その気持ちをさらに深めるのは、来週の月曜日から2週間にわたる韓国の旅が成功してからになるだろうけれど。

 

新幹線が東京駅に着き、京浜東北線へ乗り換える。
駅のホームには、日本代表が決勝トーナメント進出を決めた号外を持っている人もいる。

金曜日の夜ということもあって、それまでのように急に現実に引き戻されるかのような平日夜の光景とは違い、この日はどこか明るい空気を感じることができた。

 

赤羽に着き、一旦ホームに降り、これまでの感謝を込めてNさんと抱擁。
そして、Nさんは何やらモゾモゾとカバンの中を探ると、
「韓国、気を付けて行ってこいよ」
と餞別を渡してくれた。

涙が出そうになった。

発車の音楽が鳴る中、2度目の抱擁。
そして、急いで母と姉の待つ列車へ戻った。

 

なお、Nさんはこの翌日に大分での決勝トーナメント1回戦スウェーデン対セネガルのチケットを入手したとのこと。
先週の日曜日から金曜日まで6連戦をやり、土曜にチケットを手に入れて日曜にまた大分へ行くなんて、この人一切懲りてないなと苦笑いした。
さすが浦和の人間だ。

 

Nさんが降りた後は、母と姉と一緒に帰る。

こんな風に一緒に電車に乗るのはいつ以来だろう。
なんとなく落ち着かないような不思議な気分だった。
ワールドカップがなければ、こんな機会だってなかったかもしれない。

家に帰ると、20:30キックオフの試合で韓国がポルトガルに勝っていた。
俺の好きなジョアン・ピントが退場したこの試合は0-1で終わり、ポルトガルのグループD敗退が決まった。

 

これでグループリーグ48試合が全て終わった。
有力国のフランス・ポルトガル・アルゼンチンが姿を消す、波乱の展開だ。

3日後から渡る韓国での2週間、その初戦はラウンド16の大トリの一戦だ。
カードは、韓国対イタリア。
ポルトガル対イタリアやポルトガル対メキシコがいいな~と思ってチケットを買った試合だっただけに、まさかこうなるとは思わなかった。

 

そして、その試合やそこから目にしていく4試合がさらに想像を上回るものになるとは予想もしていなかった。
そう、いろんな意味で。




 

韓国への出発は6月17日(月)。

そのため、15日(土)と16日(日)は大学の授業と家での荷造りに充てた。

土曜は当面最後の出席になる英語の授業。
最高のクラスメイトたちと2週間も会えなくなるのは、自分で勝手に決めたこととはいえ寂しさが大きすぎる。

授業後、学食に集まって昼メシを食べた。
このなにげない会話たちが、前にも増していとおしく感じられた。

 

家に帰ったら、15:30キックオフのドイツ対パラグアイの生中継をやっていた。

済州島での試合は学生を動員したのにガラガラ。
なんで韓国開催はこんなに空いているんだろう。3分の2を日本開催にすれば良かったのに。

退屈な試合は終了間際のゴールによるウノゼロでドイツが地味に勝った。

 

20:30からは新潟でデンマーク対イングランドが開催。
実はこの試合も直前になってチケットが余っているという誘いが来たのだが、このタイミングで新潟へ行って深夜に帰ってくるとなると渡航準備が間に合わなくなると思ったので他の人に話を譲ったのだった。

試合はあえて無理せず2位通過をしていたイングランドがリオ・ファーディナンド、オーウェン、ヘスキーのゴールで余裕の勝利だ。

 

16日の日曜日の2試合は、どちらも死闘だった。

大分では昼に『死の組』グループFを1位通過したスウェーデンと、優勝候補筆頭のフランスを葬ったセネガルが対戦。
Nさんは今日の試合もこの辺の席で観戦しているんだよな、と思いながら中継を見た。

スウェーデンが先制したもののセネガルが追いつき、延長戦でも決して忘れられないアンデシュ・スベンションの『ペナルティエリア内でマルセイユルーレットして振り向きざまシュート!』がポストに弾かれてゴールデンゴールならず。
これが決まっていたら永遠に語り継がれる大会ベストゴールになったことだろう。

逆にアンリ・カマラにゴールデンゴールを決められ、スウェーデンの快進撃はここで終わった。

 

そして、夜の水原ではアイルランドがスペインに挑戦。
チケットを買っていた6/22の光州での準々決勝にはこの勝者が来るので、注目するしかない一戦だった。

試合はスペインが先制、後半にアイルランドがPKを獲得するも、キッカーのイアン・ハートが「なんか、止められそうだなコレは…」という表情をしていたら本当にカシージャスに止められ、それでも終盤に決死の『クイン大作戦』からそのクインがPKを獲得し、今度はロビー・キーンがゲット。
ミラクル・アイルランドとしか言いようのない、またしてもドラマチックな同点劇だった。

延長戦に入ったその試合は、「プジョル以外誰も走れない」ほどの消耗戦に。
この時に誰よりも走っていたプジョルは本当に凄かった。

そしてPK戦で、アイルランドは力尽きた。
彼らと準々決勝で再会することは、叶わなかった。

 

荷造りの手が止まるほどの死闘が終わる頃には、時刻は23:30に近くなっていた。

韓国へ行くといっても飛行機ではなく新幹線と夜行フェリーで行くので、明日は午前中には出発する。

今思えば慣れないパッキングだったのでなんだかんだ言って時間がかかり、荷造りが終わったのは日付が変わった後。
寝たのは結局深夜2時頃だった。

 

夜が明けたら、この旅の第2章が始まる。

 

 

<前回の6月13日分は コチラ

<次回の6月17日分は コチラ

 

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(この情報は2002年6月時点のもので
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