UEFAチャンピオンズリーグ決勝のチケット抽選販売で当選確率を上げるコツを、CL決勝現地観戦経験を持つ私が独自の視点&資料とともにお伝えします!
この試合は世界屈指の注目度を誇るだけに、抽選倍率は天文学的なもの。
無策で当選できるほど甘くないのが実情です。
そこで今回は!
2005年のCL決勝『イスタンブールの奇跡』をスタジアムで現地観戦した私が、2019/20シーズンのCL決勝のチケットの販売ルールや価格を踏まえ、少しでも当選確率を上げるコツをご紹介します!
正直、公式サイトを読めばわかるような内容ばかり羅列している「CL決勝チケット攻略法!」みたいな中身の薄いブログも散見されますが、私が持つノウハウは実際の当選経験やあまり知られていない報道に基づき計算した独自のもの。
もちろん、ただでさえ競争率の高いイベントなのでこれをやったところで当選するかというとかなり厳しいことは間違いありませんが、何も考えずに申し込むよりは有利になるはず。
現地イスタンブールでCL決勝をご覧になりたい方はもちろん、「いつかCL決勝をこの目で見たい」という方も、ぜひお役に立ててください^-^
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1 申込み方法の概要
まずは、申込み方法や受付期間といった情報から。
一般販売の概要や主な注意事項は以下の通りです!
申込み期間:
~3月12日(木) CST14時[日本時間22時]受付サイト:
UEFAのサイト内(2章でURLをご紹介)当落確認:
3月末までに登録のメールアドレスにメールで当落を通知チケットの到着:
5月中旬までに郵送
≪主な注意事項≫
・CL決勝は2枚まで申込み可能
・パスポート番号が必要
・登録した氏名の人のみ観戦可能
2 試合詳細・チケット価格など
日時:
5月30日(土) 22:00キックオフ[現地時間]
※日本時間31日 4:00
会場:
アタテュルク・オリンピヤット・スタジアム(イスタンブール)
一般販売 発売枚数:
6,000枚
(決勝出場クラブのサポーターには20,000枚ずつ)
公式チケット販売サイト:
Welcome to the Official UEFA Ticket Portal
チケット価格:
カテゴリー1 600ユーロ
カテゴリー2 450ユーロ
カテゴリー3 160ユーロ
カテゴリー4 70ユーロ
車椅子席 70ユーロ
イージーアクセス 70ユーロ
(3/11現在、1ユーロ=約118円)
私がCL決勝を現地で観戦した2005年は、写真のようなメインスタンド中央の席がカテゴリー3で1万円程度でしたから、この15年の間にとてつもないレベルで価格が高騰しましたね(^_^;
席割:
重要なのは、全世界向け一般販売で売られる枚数。
この2020年大会の決勝では、76,000人収容のスタジアムを使われますが、関係者向け等で中抜きされるのがおそらく25,000枚前後、さらに決勝進出クラブのサポーター向けの販売枠が20,000枚ずつ(計40,000)枚、そして残る6,000枚がUEFA.comでの抽選販売で売られる予定です。
参考までに、過去の3大会と今大会のチケット販売枚数を比べてみましょう。
2017年(カーディフ)/
ユヴェントスvsレアル・マドリード
一般販売:5,500枚
出場クラブ枠:20,000枚×2クラブ2018年(キエフ)/
リヴァプールvsレアル・マドリード
一般販売:6,700枚
出場クラブ枠:17,000枚×2クラブ2019年(マドリード)/
トッテナムvsリヴァプール
一般販売:4,000枚
出場クラブ枠:17,000枚×2クラブ2020年(イスタンブール)/
対戦カード未定
一般販売:6,000枚
出場クラブ枠:20,000枚×2クラブ
ということで、2019年よりは一般販売の枚数が増えるものの、今季のCL決勝も昨季に続き狭き門になりそうですね。
3 見逃す人が多い事実。ゴール裏はほぼ出場クラブ枠専用
上記のようなチケット価格を目にすると、どうしても、
「チケット代、高っ! せいぜいカテゴリー3か4じゃないと買えないな…」
と思いがち。
でも、そう短絡的に申し込んで当たるものでしょうか?
それを考えるための材料として、2018/19シーズンのCL決勝でトッテナムとリヴァプールそれぞれのサポーターに割り当てられた『出場クラブサポーター枠チケット』の枚数をご紹介しましょう!
当時のBBCの記事によると、リヴァプールが販売できたのは全部で16,613枚とのこと。
Champions League final: Liverpool and Tottenham each allocated 16,613 tickets – BBC Sport
そのうち、席種ごとの割合が書いてあったので、そこから各カテゴリーの推定販売枚数を算出しました。
カテゴリー1 5%(推定830枚)
カテゴリー2 21%(同3,489枚)
カテゴリー3 54%(同8,971枚)
カテゴリー4 20%(同3,323枚)
会場となったエスタディオ・メトロポリターノを含め、ヨーロッパの大型スタジアムのゴール裏は1万人ちょっとの収容人数であることが一般的なので、カテゴリー3と4はクラブ枠以外の余地がほとんど無いことがわかりますね。
一方、カテゴリー1はたった5%だったということは驚きに値します。
当然カテ1は招待枠や関係者枠、スポンサー枠の枚数が多いはずですが、クラブ枠で2チーム合計2,000枚足らずしか販売されていないのならば、一般抽選枠に提供されている余地は一定数あると考えるのが自然でしょう。
では、一般販売6,000枚のうち、席種ごとの発売枚数はどうなるのか、次の章でもっと詳しく考えていきましょう!
4 2019/20CL決勝 カテゴリーごとの一般販売枚数は?
続いて、スタジアムの構造から席種ごとの座席数を予想してみます。
私自身3度訪れたアタテュルク・オリンピヤットは、ゴール裏は1層構造であまり大きくないので多く見ても埼玉スタジアムと同じくらいの9,000席程度でしょう。
スタジアムのエリアにおける座席数は、大雑把に見て
メインスタンド1階 12,000枚
メインスタンド2階・3階 14,000枚
バックスタンド1階 12,000枚
バックスタンド2階 14,000枚
北ゴール裏 9,000枚
南ゴール裏 9,000枚
くらいかと。
そうなると、前述のリヴァプールのクラブ枠販売枚数に鑑みると、カテゴリー3・4はほぼ全席がクラブ枠に割り当てられることになるでしょう。
つまり、一般販売の抽選で売るような席はほとんど無いということです。
一方、昨季と同じようにクラブ枠のうち5%しかカテゴリー1の席を売らないのであれば、今季もカテ1は2クラブ合わせても2千枚しか売られません。
もともと座席数がもっとも多いのはカテ1ですから、「座席数が多く、クラブ枠の枚数が少ない」という両面から、カテ1が最も狙い目であることは明白です。
2020年決勝はゴール裏のキャパが少し小さいため昨季よりカテ3・4のクラブ枠販売枚数が減り、その分カテ2のクラブ枠が増えると予想。
ゆえに、カテ2の一般販売枠は2019年より圧縮されるかもしれませんね。
そうした点も踏まえ、私が一般販売6,000枚のうち各カテゴリーの内訳を予想すると、以下のようになります。
カテゴリー1 4,200枚
カテゴリー2 1,760枚
カテゴリー3 20枚
カテゴリー4 20枚
実際にCL決勝の映像を見るとゴール裏は生粋の現地サポという感じの人たちばかりですし、最近の日本人当選者のブログやSNS投稿を見てもカテ1・カテ2の上段ばかり。
なので、少々極端かもしれないこの予想も、全体的に見ればあながち間違いではないと感じています^^
ということで!
金額が高いので勇気が要ることは確かですが、CL決勝を生で観戦したい方はケチらずにカテゴリー1を選択することを強くおすすめします。
他の席種とは当選確率が段違いだと思いますよ!
まとめ:どんなプレミアチケットも、申し込まないと当たりません。CL決勝は来季より今季の方が狙い目かも?
以上、今回は2019/2020シーズンのヨーロッパのフットボールシーンを締めくくるUEFAチャンピオンズリーグ決勝のチケット入手のノウハウについてお伝えしてまいりました。
CLは、2000年代前半はまだ取りやすかったのですが、2008年頃からどんどん倍率が上がってしまい、今ではどうしようもないくらいチケットを取りにくいイベントになってしまいました。
さらに、しかし、2020年の決勝は5大リーグの国々から少し離れたトルコで開催されることや、新型コロナウイルス感染の懸念やそれに伴う試合日程の不確実性も重なり、例年よりも応募総数は少なく落ち着くかもしれません。
いずれにしても申し込まなければ当選はしませんから、CL決勝の現地観戦を実現させたい!という方は、忘れずに12日までに申し込んでおきましょう^^
CL決勝は、私がこれまでに海外で観戦した114試合の中でもトップ5に入る強烈な観戦体験として、輝かしく記憶に残っています。
一生の思い出になることは間違いありませんので、好きなクラブが勝ち残っているという方はもちろん、決勝を生で観戦したいという方は、ぜひトライなさってください!
◆ 世界66ヶ国を旅し 114試合を海外で観戦した経験、そして16シーズンにわたりJリーグクラブのコアサポをやっていた経験をもとに、海外サッカー・国内サッカー・代表戦などの情報や海外・国内の旅行情報、そしてマイルの貯め方も独自の視点でお届け!
もちろん東京オリンピックも10日間のチケットを当選済みで、ラグビーワールドカップも『チケット入手のコツ』を編み出して日本戦を含め開幕戦から決勝まで13試合を観戦。
今後は東京五輪のチケット先着販売を制するコツも掲載予定!
ブログに書けない内容は「サカ×マイル」のツイッターでもお伝えしています^^
⇒ @saka_mile_blog
(この記事の情報は2020年3月時点のものとなります。)
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