【箱根駅伝2024】観戦の穴場はここだ！駅近おすすめスポット６選

2024年の箱根駅伝の沿道で駅から歩けるくらい近いのにあまり混まずによく見える『穴場のおすすめ観戦ポイント』を一挙にご紹介します！

沿道での応援自粛が呼びかけられていた昨年・一昨年よりも人出が多くなることが確実な今年の第100回大会。

私自身も、年末から1月2日まではマイルを使って家族で沖縄旅行へ行く予定ですが、３日は復路を沿道の空いている場所で観戦しようと考えています^-^

せっかくの機会ですので「前の人のせいで見えなかった！」「狭くて一瞬しか見えなかった！」となることなくじっくり観戦できるよう、他の人があまり見に来ないような場所をぜひチェックしてみてくださいね！

＜写真＝復路の８区を沿道へ見に行った時の模様。コロナ前でも余裕のある観戦環境でした（筆者撮影）＞

区間記録をもとにした各中継所通過予想時刻

箱根駅伝のスタートは、往路・復路ともに朝８時。

そして、13時半前後に到着することが通例です。

ここでは、現地観戦の目安として、読売新聞社が掲載している先頭通過予想時刻をもとにそれぞれの区間がどのくらいの時刻になりそうか、整理してみました！

※おそらくですが、区間記録をもとに算出されていると思うので、この予想時刻は「実際よりも早めの想定」に近いと考えられます。
まあ生で見に行くなら早く着くにこしたことはありませんので(^^;

往路 1月2日

大手町　読売新聞社前　8:00出発

箱根町　芦ノ湖駐車場入口　13:21頃到着

読売新聞社による先頭通過予想時刻

１区

8:00／大手町　読売新聞社前
　　↓
9:01／鶴見中継所

２区

9:01／鶴見中継所
　　↓
10:07／戸塚中継所

 

３区

10:07／戸塚中継所
　　↓
11:09／平塚中継所

 

４区

11:09／平塚中継所
　　↓
12:10／小田原中継所

 

５区

12:10／小田原中継所
　　↓
13:21／箱根町　芦ノ湖駐車場入口

復路 1月3日

箱根町　芦ノ湖駐車場入口前　8:00出発

大手町　読売新聞社　13:21頃到着

読売新聞社による先頭通過予想時刻

６区　

8:00／箱根町　芦ノ湖駐車場入口
　　↓
8:57／小田原中継所

 

７区

8:57／小田原中継所
　　↓
10:00／平塚中継所

 

８区

10:00／平塚中継所
　　↓
11:04／戸塚中継所

 

９区

11:04／戸塚中継所
　　↓
12:13／鶴見中継所

 

10区

12:13／鶴見中継所
　　↓
13:21／大手町　読売新聞社前

これはあくまで目安ですが、このくらいの時刻の前に観戦スポットに着けるよう出発なさることをおすすめします！

【本題】駅から歩いて行ける穴場の箱根駅伝観戦スポット６選

それでは、駅から徒歩で行ける近さでなおかつそんなに混んでいない穴場スポットをご紹介してまいりましょう！

訪れた時はまちまちですが、おそらく現在でもそこまで混雑の傾向は変わっていないのではないかと思います(^^;

No.1　≪２区・９区≫ならココ！

京浜急行 花月総持寺駅＆生麦駅 または ＪＲ鶴見線 国道駅

鶴見中継所から「花の２区」がスタートしてすぐの、この３駅。

いずれの駅からも徒歩２、３分で国道15号線（第一京浜）のコースに着けます。

Maps Google

主要駅ではないのと、地元の人たち以外はあまり来ないエリアなので、昔から変わらないコースのムードが心地良いポイントです。

特に、歩道のガードレールが切れているあたりだと非常に臨場感のある観戦を楽しめますよ！

とりわけ注目したいのは、復路の９区。

ここは、大詰めに差し掛かる区間の終盤なので、見どころが豊富なのです。

優勝争いだけでなく、シード権争いや繰り上げスタート阻止のために、選手が決死の頑張りを見せる場所となります。

箱根駅伝らしさを体で感じるなら、まずはここがオススメです^^

【コンビニ情報】

国道駅付近にローソン、花月総持寺駅方面に進むとミニストップ、
花月総持寺駅と生麦駅の間にファミリーマート、
生麦駅付近にファミリーマート、セブンイレブン、ローソン、まいばすけっとあり

No.2　同じく≪２区・９区≫ならココも！

ＪＲ横須賀線 保土ヶ谷駅付近

２区では、横浜駅を抜けると戸塚中継所に向けて徐々に高度が上がります。

坂が険しくなる前の駆け引きも見どころになるのが保土ヶ谷駅付近。
ここも、人口のわりに意外と沿道の人が少ないポイントです。

Maps Google

この付近は幹線道路が他になく、車で先回りする人や各大学の応援が少ないのも観戦しやすい要因かと思われます。

また、１区や２区の他の場所で一度観た熱心なファンの人たちは、東海道線で先回りを図ろうとするので、東海道線が停まらない保土ヶ谷は見落とされがちなのです。

駅付近が混んでいたとしても、コースの南西方面に向かっていけば視野の良い場所を確保できるのではと思います^^

駅前よりむしろそのあたりの方がオススメですね！

【コンビニ情報】

保土ヶ谷駅東口にローソン・スリーエフ、まいばすけっと、南西に下ると薬局のクリエイトあり

あと、すごく余談ですが、ローソン・スリーエフで売っている「理想のもちぽにょ バニラカスタード」、めちゃくちゃ美味しくてプニプニしていて個人的には大好きなので、食べたことない人はぜひ買ってみてください(笑)。

深夜のクラブワールドカップ準決勝に備えた早寝の前に、私個人の今年の『コンビニスイーツ大賞』を。

普通のローソンでは売ってなくてローソン・スリーエフでしか買えないんだと思いますが、コレは作る側の本気を感じる絶品。
しかも10%引きで買えたので、なんとなくシティに勝てそうな気がします。 pic.twitter.com/3vgLI1f4Fa

— サカ×マイル ✈︎海外66ヶ国を歩き114試合現地観戦⚽️ (@saka_mile_blog) December 19, 2023

No.3　≪３区・８区≫ならココ！

ＪＲ東海道本線 茅ヶ崎駅の南方

今回ご紹介する中で最も駅から遠いのはここですが、天気さえ良ければ気持ちいい散歩道になるのでおすすめしたいと思います。

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茅ヶ崎駅からサザンビーチ茅ケ崎海水浴場方面へ住宅地をまっすぐ南西に20分ほど歩くと、セブンイレブンのある国道１号線の交差点に行き着きます。

ここは晴れればとても日当たりが良いので暖かいですよ！

交差点の付近は選手の通過時刻が迫ると人が増えてきますが、防砂林に沿って西に進むと人はまばらになります。

西浜小学校の付近ならほぼ間違いなく一番前で観戦できるでしょう。

ここの隠れたウリは、箱根駅伝の観戦後に25分くらい歩けばスーパー銭湯に行けること！

露天風呂や岩盤浴も楽しめる「龍泉寺の湯」があり、帰りはシャトルバスで茅ヶ崎駅や平塚駅へ無料で戻れます^^

駅伝観戦で冷えた体を温めるならこのポイントがオススメです！

【コンビニ情報】

茅ヶ崎駅南口にファミリーマートとローソン、国道134号に行き当たるとセブンイレブンあり

No.4　≪４区・７区≫ならココ！

ＪＲ東海道本線 国府津（こうづ）駅付近

平塚を過ぎるとかなり雰囲気が変わり、このあたりは海も近づいてきます。

４つ目のおすすめスポットは、ＪＲ国府津駅からすぐ。

カーブと坂道になっているため視界が良く、なかなかの好ポイントですよ！

Maps Google

４区の後半の勝負所になる国府津駅付近。

ここは駅からすぐに国道１号線に出ることができ、西湘バイパスとともに海がすぐそばに見えます。

このポイントが優れているのは、駅前から東に向かって、若干曲がりながら下り坂となっていること。

それによって、

往路４区は駅付近から東方向を見る形、
復路７区は坂道の下から西方向を見る形で、

選手が近づいてくる姿を長い時間見ることがきるのです。

先日車でまさにこの付近を通ったので、その際に後部座席から国府津駅前の交差点を起点に東京方面を見た様子がこのような感じです。

往路の４区ならこのように遠くから選手が駆けてくる姿を見られるというわけです！

遠くに先導車とトップのランナーが見え始め、その姿が徐々に近づいてくる『駅伝観戦の醍醐味』は、こうした地形の場所でこそ堪能できるもの。

テレビ中継では感じられないものを、きっと存分に味わえると思いますよ！

【コンビニ情報】

国府津駅の改札を出た所にニューデイズあり

No.5　≪５区・６区≫ならココ！

箱根登山鉄道 箱根湯本駅前のお店や、少し小田原寄りの沿道から

小田原中継所を過ぎると、勾配とともに道も細くなってきます。

そんな５区・６区で手軽に箱根駅伝を生で見られるのがこの箱根湯本駅周辺です。

Maps Google

箱根湯本駅から小田原方面へ進めば進むほど歩道の応援の人も減ってきますが、箱根湯本駅付近はさすがに混みます。

でも、実はこの箱根湯本駅近くのお店からコースを見ることもできるのです！

歩道橋での観戦は禁止で目隠しのシートが設置されますが、店舗の中なら観戦が可能です。
（店舗によって予約の要否が異なりますのでご確認ください。また、街　道まで近すぎると角度によって見えない可能性もあります。）

また、駅から小田原方面を向いても、このようにお店が複数あります。

このあたりが混んでいて仕方ない場合は、東に向かって進めばそのうち人影は減ってきます。

店舗内が難しくても、そのあたりなら選手を十分に間近で見られることでしょう。

【コンビニ情報】

箱根湯本駅構内に売店やお土産物屋さん、駅から南西方向に200メートルほど歩くセブンイレブンとローソンあり

No.6　同じく≪５区・６区≫ならココも！

「箱根湯本駅温泉 湯本富士屋ホテル」さんの客室

最後は裏技。

寒い時期の箱根駅伝を暖かいお部屋から一望するとっておきの場所です！

それは、箱根湯本駅から早川を渡ってすぐの場所にある老舗ホテル「箱根湯本温泉 湯本富士屋ホテル」さんに宿泊すること。

ここは、和室中心の本館の他にツインルーム主体の「レインボープラザ」という建物があり、「山側」と「川側」のお部屋があるうち、「川側」を選ぶと箱根湯本駅や東西を走る箱根登山鉄道、そして箱根駅伝のコースである国道１号線まで広々とした景色を堪能できるのです！

例えば、レインボープラザ４階のツインルーム（川側）からは箱根湯本駅周辺がこのようにバッチリ見えます。

さらに東の小田原方面を望むとこの通り。

かなり長い距離を見渡せることがわかるでしょうか。

私自身、このホテルは温泉も最高ですし接客も皆さん素晴らしく、食事できるお店も近くに多いので３年連続でお世話になってきました。

ただし、当然ですが年末年始はなかなか予約が取れません。

予約サイトを夏に見ても10月に見ても、このホテルに限らず箱根の有名なお宿は空室の表示は滅多に出ません。

でも、そこで諦めるのはもったいない。

毎年の傾向ですが、12月中旬を過ぎると、1月1日や2日の宿泊もポツポツ空室が出てきます。

ホテル側がブロックしていた客室をリリースしたのか、先に予約していたお客さんがキャンセルしたのか理由は不明ですが、大抵毎年「なんだかんだいって箱根駅伝の時期も取れるようになる」というものなんです。

実際に私は昨冬も、1月2日から1泊の４人宿泊を 画像の通り12月29日の夜に予約しました。

幸い川側のお部屋が急に予約可能な表示になっていたので、すかさず予約したというわけです。

なお、山側のお部屋は崖を背にしているため眺望は皆無なのでお気をつけください。

でも、ご安心を！

そんな時も、レインボープラザの２階にはこのようなスペースがあるので、その東端から先程と類似した景色を見ることが可能です。

朝９時過ぎに箱根湯本駅方向を眺めたらこのような感じです。

このホテルからなら、寒さを気にすることなく暖かい場所から選手たちの力走を見ることが可能。

往路は沿道から見て、復路はホテルのお部屋から…そんな変化のある過ごし方だってできますよ！

まとめ：箱根駅伝は人混みを避けられる場所も意外と多い。しっかり把握して現地観戦の計画を立てよう！

以上、今回は 2024年1月の箱根駅伝（東京箱根間往復大学駅伝競走）について、駅から徒歩圏内で混まずに見られる『穴場の観戦スポット』をご紹介してまいりました。

昨年よりも多くの人が見に行けることになるであろう今大会。

応援したい大学や次世代のスター候補の走りをぜひ観たい！という方は、ぜひこの記事の内容をご参照の上、この時期ならではの箱根駅伝現地観戦を楽しんでくださいね^-^

◆ おかげさまでフォロワーさん22,000名突破！
世界66ヶ国を旅し 114試合を海外で観戦した経験、そして16シーズンにわたりＪリーグクラブのコアサポをやっていた経験をもとに、海外サッカー・国内サッカー・代表戦などの情報や海外・国内の旅行情報、そしてマイルの貯め方も独自の視点でお届け！
20年以上前から『チケット入手のコツ』を編み出して2002年日韓ワールドカップは15試合観戦、以後W杯やユーロ・CL観戦も繰り返し、2019年ラグビーワールドカップも日本戦を含め開幕戦から決勝まで13試合を観戦。

2024年はマイルを使って家族でパリオリンピック観戦旅行を計画中！