ハリルジャパン最大のマッチメイク。
サッカー日本代表のヨーロッパ遠征では、11月10日(金)にフランス/リールでブラジル代表と、11月14日(火)にベルギー/ブルージュでベルギー代表と対戦します。
10月に発表されたFIFAランキングでは、日本代表の44位に対し、ブラジルは2位、ベルギーは5位。
来年6月に始まるFIFAワールドカップ ロシア大会でシードされるこの2ヶ国との連戦は、日本代表にとって非常に大切なチャレンジの機会となります。
そこで今回は、かつてフランス旅行でリールを訪れ、現地でサッカー観戦もした経験を踏まえ、リールの街への旅を便利・快適・楽チンに過ごすためのノウハウをご紹介します!
私がリールを訪れてから7年が経ちますが、とても素敵で大変気に入った街なので、この貴重な機会に、ぜひ多くの方にリールの街を訪れていただきたいなと思っています^-^
パリ郊外のシャルル・ド・ゴール空港から1時間足らずで着ける好立地ですし、ブラジル戦が開催されるスタジアムも地下鉄の駅から徒歩圏内なので、とっても便利な滞在になると思いますよ!
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1 本題の前に:今回の情報について
今回の記事は、私が実際にリールの街を訪れた時の記憶を基本としながら、交通機関やお店などは最新の情報をネットで調べて補足しながら書いてまいりました。
ただし、私が試合観戦をしたのはリールの旧ホームスタジアム「スタッド・ノール・リール・メトロポール」だったので、ブラジル戦の会場である新スタジアムが完成する前のことでした。
今やプレミアリーグの中心人物となったエデン・アザールを筆頭に、カバイェやムサ・ソウ、ジェルヴィーニョといった新進気鋭のメンバーが快進撃を繰り広げ、リヨンやマルセイユといった名門クラブを倒してリーグ・アンを制した2010年のことです。
もう7年も経つんですね(^^;
そこで、私の親友「松潤」に少々ヒアリング。
彼、似てるんですよ、嵐の松本君に。
名前が。
あ、顔がじゃないですよ!
さて、そんな松潤ですが、私が訪れた3年後の2013年にリールの新スタジアムでの試合に行ったことがあり、なぜかリールのGKエニュアマ(当時ナイジェリア代表)の写真ばかり私に送ってきたのが記憶に残っていたので、この機会に新スタジアムへのアクセスなども含めていろいろと聞いてみました。
ちなみに、エニュアマさんの人柄を知りたい人はぜひコチラのエピソードをどうぞ!
ナイジェリアのキーパー・エネアマの好感度が急上昇中 | ニュース速報Japan
2 リールを旅する 豆知識(11/11 日本代表vsブラジル代表)
(1) ユーロップ駅とフランドル駅の位置関係を覚えると吉!
リールには、国鉄の主な駅が2つあります。
青い矢印の位置にある「リール・ユーロップ駅」と、赤い矢印の位置にある「リール・フランドル駅」の2つです。
近代的なリール・ユーロップ駅は、シャルル・ド・ゴール空港やフランス西部・南部をはじめ各地へ走るTGVが停車します。
また、パリをロンドンを結ぶ「ユーロスター」、パリからブリュッセル(ベルギー)やケルン(ドイツ)へ抜ける「タリス」といった国際列車も停まります。
つまり、パリ・ロンドン・ブリュッセル(ケルン)を繋ぐルートの『交差点』という存在だと考えると理解しやすいでしょう。
一方、歴史を感じさせるリール・フランドル駅は、重厚な駅舎や行き止まり式のホームという、ヨーロッパの香りが漂う駅です。
こちらは、リールから近郊への列車が主に発着します。
リールの街の中心はこのフランドル駅付近なので、列車の利用でこの駅を使うわけではない人でも、位置関係を把握しておくと歩きやすいと思います^^
(2)【重要】空路でパリに到着してすぐリールに向かう場合は、パリ市街に出ずにTGVで空港から直接リール入りするのがおすすめ!
パリのシャルル・ド・ゴール空港に着いたら列車やバスでパリ市街に向かうのが王道ですが、実はフランスの新幹線「TGV」を使えば空港から乗り換えなしでリール・ユーロップ駅に着けます。
所要時間は45~1時間弱なので、パリの中心に着くのと同じくらいの時間でリールに着いてしましますよ^-^
時刻はフランス国鉄TERのサイトでも良いですし、ヨーロッパ中どこでも検索できるドイツ国鉄DBのサイトでも時刻・価格を調べることができます。
だいたい1時間に1・2本あると思っていれば問題ないでしょう。
【 DBのサイトをはじめ、海外サッカー観戦旅行の計画に使えるサイト6選はコチラ!】
(3) スタジアムへのアクセス
日本代表対ブラジル代表の試合が行われる「スタッド・ピエール・モーロワ(Stade Pierre-Mauroy)」は、リーグ・アンのリールが本拠とするスタジアム。
昨年のEURO2016の舞台にもなりました。
このスタジアムへの行き方は、
リール・フランドル駅(Lille Flandres)から地下鉄1号線で20分、カトル・カントン駅(4 Cantons)またはシテ・シアンティフィック駅(Cite Scientifique)下車、徒歩10~15分ほどです。
カトル・カントンが終点、シテ・シアンティフィックがその1駅手前になります。
路線図でいう黄色の線の、一番右下。
赤い矢印で目印を付けた所です。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a9/Lille_Metro_Map.png
ただし、日本代表のブラジル戦においては、日本側のゴール裏は北スタンドとなるため、読み方があっているかわかりませんが終点の3つ手前のヴィルヌーヴ・ダスク・ホテル・デ・ヴィレ駅(Villeneuve d’Ascq Hotel de Ville)から降りて15分くらい歩いた方が早く着けそうな気がします。
なお、この駅はV2というショッピングセンターの真ん前にあり、H&MやMANGOなど有名なお店もたくさん入っていますし、薬局もあるのでいざという時に覚えておくと良いかもしれません。
ちなみに、新スタジアムができる前にリールの旧ホーム「スタッド・ノール・リール・メトロポール」に行った時は、地下鉄に乗って終点から4駅手前のフォンドボーみたいな名前の駅から歩きました。
地下鉄はそんなに危ない雰囲気ではありませんし、そもそもブラジル戦は昼の試合なので、治安面は心配しなくても大丈夫でしょう^^
【 ブラジル戦の観戦チケットやツアーについては日本サッカー協会のサイトをどうぞ 】
(4) リールでの観光・買い物・食事について
リールの観光で見どころとなる所は、主にフランドル駅の西から北にかけての一帯。
この写真が、オペラ座など街のシンボル的存在のエリアです。
観光の情報はガイドブックをさらりとご覧になった方が詳しく理解できると思うのでここでは割愛しますが、いずれにしてもこのあたりはリールの街を歩くうえで欠かせません。
また、フランドル駅の西側一帯に位置する繁華街はお店が多いので、ショッピングや食事はこのあたりで全部済ませることができるでしょう。
リールの(サッカーチームの)オフィシャルショップもこの界隈にあります。
フランドル駅近くの庶民的なレストランはどこも美味しかったですよ!
ユーロップ駅の近くで何か食べたい時は、フランスが誇るハンバーガーチェーン「クイック(Quick)」がおすすめ。
フランドル駅との間にあるEuralilleというショッピングセンターの所にあります。
私の過去のフランス旅行では、様々な街でクイックに助けてもらいました笑
確かこの建物にはバーガーキングやスターバックスもあったはずです。
なお、フランスに行ったらぜひ覗いてみていただきたいのが、靴のチェーン店「エラム(eram)」。
ロゴからしてかわいいんですが、女性用はもちろん、メンズの靴もまずまずの価格で良いものが揃っています。
何年かに1度フランスに行く機会があると私は帰国の前にはエラムでブーツなど何か1足買って帰るのが習慣になっています(^^;
リールにも、フランドル駅の西に2店舗ありますよ!
◆ちなみに…
10日の試合当日は、15時頃に終わるブラジル戦の後に近郊のランスへ行けばフランス杯7回戦(といっても準々決勝の4つ手前のラウンドですが…)にも間に合うので、ダブルヘッダーが可能ですよ^^
10日18:30
Noeux US(地域リーグ)vs Lens(リーグ2)ブラジル戦後、Lille Flandres駅17:15発ベテューヌ行きの列車で33分、ランス駅へ(列車頻発)
駅からStade Bollaert-Delelisまで徒歩20分ダブルヘッダー可能です!
— サカ×マイル (@saka_mile_blog) 2017年11月9日
(5) 宿泊に適したエリア
リールの宿は、フランドル駅の付近が最も多く、価格も手ごろです。
ユーロップ駅の近くは近代的な建物が多い分、少し高いホテルになります。
ここでおすすめなのは、「ユーロップ駅とフランドル駅の間」のエリアにあるホテル。
私が泊まったのはまさに両駅のど真ん中にある『Hôtel Lille Europe – Euralille』で、そのお部屋からユーロップ駅方面を眺めたのが上の写真です。
というのも、シャルル・ド・ゴール空港からTGVでリール入りする場合、到着するのはユーロップ駅。
また、ブラジル戦の後、再び空港に直行する場合やイギリス・ベルギードイツへ抜ける場合もユーロップ駅を利用する事になります。
しかし、スタジアムへ向かう地下鉄を乗り換えなしで利用で来て観光・買い物・食事にも便利なのはフランドル駅。
やはりこのエリアはリールを訪れるにあたり外せません。
ということで、重い荷物をユーロップ駅からフランドル駅まで運ばないで済むよう、両駅の間に宿を取ると移動がかなり楽になります。
そうすればEuralilleに入っているカルフール(スーパー)もすぐ近くなので、何かと便利なのです^^
上の画像のHotels.comやBooking.comを見る限りでは、ブラジル戦の試合当日はこのあたりのエリアもまだまだ空室があるようなので、ご検討されると良いかと思います^^
【 海外で泊まるなら、二重にトクしながら宿泊できるこの方法を知っておいた方が良いですよ!】
(6) 昼夜の寒暖差にご注意を!
秋のフランスは、非常に素敵です。
晴れた日の影の長さや澄んだ空気など、フランスならではのムードに触れることができるでしょう。
11月でも晴れれば日中は軽い長袖程度で過ごせると思います。
しかし、気を付けたいのは夕方以降。
日が沈むと一気に気温が低くなり、笑えないくらい寒くなります。
昼間が暖かくて快適な日だとしても、夜まで外出する場合は油断せずに上着を準備しておきましょう!
まとめ:リールは交通も便利で素敵な街。ブラジル戦観戦とともにぜひゆっくり楽しんでださい!
以上、今回は11月10日に日本代表がブラジル代表と対戦する試合の開催地・リールについて、街へのアクセスやスタジアムへの行き方から、街歩きや買い物・食事・宿泊などに関する情報までお伝えしてまいりました。
リールは地理的な環境から文化的に開かれた印象のある街で、フランス中部や西部の都市とはまた違った雰囲気の素敵な街です。
治安もそれほど問題はないと思いますし、13時からのブラジル戦に行かれたら夕方以降や翌日はゆっくりリールの街歩きを楽しんでみるのも良いのではないでしょうか^^
ブラジル戦はマッチメイクだけではなく開催地も素晴らしい所に決定されたので、きっと楽しく快適な滞在となるはず。
日本代表の応援、ブラジル戦の観戦でリールに行かれる方は、7年前や4年前の情報で恐縮ですが、軽くご参考にしていただければと思います!
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