【リピーターが徹底解説】カタールW杯チケット購入完全ガイド! 他サイトには載っていないノウハウも詳しくご紹介 <9/23:観戦チケット最終販売の発売日を追記>

カタールワールドカップのチケット入手テクをどんなサイトよりも詳しくガイドします!

前回大会ロシアW杯までのチケット購入経験をもとに、チケットの種類や狙い方などをとことん突っ込んで載せていきますので、ワールドカップを観戦したいとお考えの方はぜひご覧ください^^

 

11月から12月にかけてカタールで行われるFIFAワールドカップ。

32ヶ国制として最後の大会、そしてコンパクトな範囲に試合会場が凝縮されているということもあり、コロナ禍の現況とはいえ日本から観戦に行きたいと計画中の方も多いことでしょう。

 

そこで今回は!

カタールワールドカップのチケットの価格や席割をはじめ、セットチケットの種類と特徴、販売期間や注意点、そしてチケットの狙い方に繋がるノウハウなどを徹底的にまとめてみました!

 

チケットの申込みは、次回は日本時間の9月27日(火)18時に「最終販売」の先着販売が開始されます。

この最終販売こそ、私の経験上最大のチャンスであると言えますますので、この記事をもとに全体的なチケット入手計画を練りながら戦略的に観戦チケットを入手して頂ければ嬉しいです!

 

この記事をはじめ、新たな情報が入る都度随時内容を更新していきますので、現地観戦をお考えの方はぜひ時折ご覧になってくださいね^-^

(ブログに書けない内容は「サカ×マイル」のツイッターでもお伝えしています!  @saka_mile_blog )

 

【 10/6追記 】
カタールワールドカップの各スタジアムの座席表を徹底的に追跡。
今後の直前販売やリセール販売で『お宝座席』を掴むために、ぜひお役立てください^^
【カタールW杯の座席表】全8会場のシートマップ!ブロック・列・座席を調べる方法を徹底調査

 

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目次

(本題の前に)ワールドカップ観戦リピーターがご紹介!カタールW杯現地観戦に関する各種情報

本題の前に、前提となる情報に触れておきますね。

カタール大会に限らずですが、ワールドカップ現地観戦を実現するには知らなければいけないことがたくさん。

また、費用を抑えるために知っておくと便利なことなども意外と多くあります。

 

そこで、当サイト「サカ×マイル」では、観戦計画を立てるための情報から観戦チケットの購入に現地での宿泊など、前回のロシア大会の時と同様に様々な記事でワールドカップ現地観戦に関するノウハウをお伝えしています!

すでに以下の記事をアップしており、今後も順次追加していきますので、お好みに合わせて是非ご活用ください^^

 

 2022年のカタールワールドカップの試合日程や会場となるスタジアム、カタールの入国制限など、W杯観戦旅行を実現するための全体的な情報を以下の記事にまとめております。
⇒ 【2022カタールW杯観戦完全ガイド】本大会日程/チケット購入テク/開催地/入国制限/航空券・宿泊情報まとめ

 

 カタールワールドカップの会場となる全8スタジアムの交通アクセスマップの記事を作りました
1日間でダブルヘッダーする場合のシミュレーションも掲載。
現地観戦計画にぜひお役立てください^^
【カタールW杯】全スタジアムの交通アクセスが路線図で一目瞭然!行き方を覚えて現地観戦計画を立てよう

 

 カタールワールドカップのチケット抽選販売が発売開始になったので、チケットの種類・価格・ルール、購入方法やリセール制度、今後の複数の販売機会など総合的に深く・詳しくガイドした記事も作成しました!

3月29日までの一次先着販売に申し込むのが一番良いかというとそんなに単純ではないのがW杯チケット。
過去の例も含めて実態を詳しく知りたい方はぜひご覧になってください^^
⇒ 当記事

 

 チケットを買う前に知っておきたい、各スタジアムの座席配置。
新造スタジアムばかりで判断材料が少ない中、座席表の手掛かりを探ってご紹介します!
【カタールW杯の座席表】全8会場のシートマップ!ブロック・列・座席を調べる方法を徹底調査

 

 4月28日まで実施されていたチケット2次抽選販売。
2次販売ならではの『大事なポイント』や1次販売との違い、日本戦の申し込み手順などを画像とともに詳しく解説しています!
【カタールW杯】4/28までチケット2次抽選販売!事前に知るべき『大事なポイント』は?

 

 ワールドカップのチケット購入方法も画像とともに詳しくガイド。
FIFA公式サイトでのインターネット購入の操作手順を注意点も含めて載せておりますので、申し込む際にぜひご参照ください。
【画像で解説】カタールワールドカップ チケットの申込み方法!これを見ればインターネット購入も心配なし

【W杯チケット購入方法/画像付き解説#3】 TST・FSTの申込み手順

 

 先着販売での売れ進みの鈍さから「カタールW杯は過去の大会より観戦チケットを取りやすいな」と実感しているところですが、それ以上に大事なのは宿泊予約。
ただし、要領はこれまでの大会と全然違いますので、軽い気持ちで安易に予約しないように気を付けましょう。
【カタールW杯の宿泊予約方法】注意点多数!ワールドカップ現地ホテルの相場や予約情報

 

 カタールワールドカップ本大会の組み合わせ抽選会の前に知っておこう!
W杯本大会の組み合わせ抽選会のルールやポット分け(シード順)、日本代表が対戦する可能性のある国などは ↓ コチラの記事で解説しています!
【シード順】カタールワールドカップ本大会組み合わせはどうなる? 日本代表が対戦するのはどの国?

 

 ワールドカップ期間中のカタールへの航空券は通常の倍額以上に値上がり!
少しでも安く飛行機代を抑えて現地観戦をするにはどのようにすればいいか、↓の記事に載せています!
【カタールW杯の航空券戦略】少しでも安く現地観戦に行きたい!高額な飛行機代への対策を徹底検証

 

今後も、気になるチケット入手ノウハウやカタール現地での宿泊情報や航空券の情報なども、前回のロシア大会の時のように随時情報を新しくしていく予定です^^

 

チケットを買うだけでは実現できないのがワールドカップ観戦。

随時新たな情報を更新していこうと思っておりますので、ぜひ引き続きご活用ください

 

チケット販売日程および発売枚数

さて、それではワールドカップの観戦チケットの情報にまいりましょう。

 

まずはチケットの発売スケジュールから。
現時点でははっきりとした発表はありませんが、すでにわかっている情報と過去の例を合わせると以下のような発売日程になるものと思われます。

1次販売 抽選販売 …2022年1月19日~2月8日
⇒当落結果は3月8日に判明

1次販売 先着販売 …3月23日(水)日本時間19時〜3月29日(火)日本時間18時

—————-

2次販売 抽選販売 …組み合わせ抽選会後、4月5日(火)日本時間18時~4月28日(木)日本時間18時

2次販売 先着販売 …7月5日(火)日本時間18時~8月16日(火)日本時間18時

—————-

最終販売 先着販売 …9月27日(火)日本時間18時〜決勝戦当日

 

なお、発売枚数については「早い発売機会ほどずっと多くて有利」というわけではありません。

FIFAからの発表では、1次販売で発売されたチケットは計80万枚。
これがどのくらいか考えるには、カタールW杯の全64試合の総収容人数は322万人であることを念頭に置きましょう。

そのうち、関係者枠やスポンサー枠などを除き、一般のファン向けに発売されるのが3分の2だと仮定すると、売られるチケットは合計215万枚。

ということは、

1次販売…80万枚発売済み
2次販売の抽選販売…100万枚発売済み

…となるとしても、2次先着と最終販売用にまだ35万枚も残りますし、それに加えて「1次販売から2次販売にかけて購入された分」の1~2割はリセール出品されるでしょうから、最終販売では少なく見積もっても16万枚がプラスに。

そのため、『まだこれから50万枚以上は売られるのだろう』とイメージしておけば全体的な規模感としてはそんなに外れていないかと思います。

 

そう考えれば、ワールドカップのチケットは開幕戦や決勝戦を除けば実はそんなに入手難易度が高いわけではない(日本戦はなおさら)とおわかりになるのではないでしょうか。

私の経験上、最終販売が始まってしばらくしてから急に販売在庫が増えるタイミングが最も好カードや良席を取りやすいので、お役立て頂ければ嬉しいです^_^

 

スタジアム別の各カテゴリー席割(座席図)

続いて、座席の種類。

今大会では、公式サイトでスタジアムごとの座席図が掲載されています。

 

例えば、決勝戦の会場となるルサイル・アイコニック・スタジアムは、

 

陸上競技場であるハリファ・インターナショナル・スタジアムは、

と、会場によって違いがあります。

後者はほとんどが一番高額なカテ1ですね(^^;

 

席割の特徴を総括すると、このような分け方になります。

カテゴリー1
…メインスタンド・バックスタンドのいわゆるロングサイド。ゴールラインよりも奥の席や、上層の一番上になる場合もあり。

カテゴリー2
…各コーナー付近からゴールマウス付近までの範囲。ロシア大会と比べかなりゴール裏まで含まれるようになりました。

カテゴリー3
…ゴール裏のど真ん中。ロシア大会よりかなり狭くなっています。

(カテゴリー4 …ゴール裏上層に割り当てられる、カタール在住者むけの席)

 

なお、毎度のことですが、購入機会が早いほど前段や中央寄りになるかというと、そんなことはありません。

初期の購入でものすごい上段の席やカテ1なのにコーナー奥になることもあれば、直前に買って前段・中央付近の席が取れることもあります。

 

特に最終販売は、関係者枠やスポンサー枠の返還などでベンチ真裏の席などが買えることもあります。

私がEURO 2012の最終販売でギリシャvsロシアのカテゴリー1を取った時、当日チケットの実物を引き換えたらまさかのギリシャベンチすぐ裏のVIP席でした。

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なお、少し気になるのはこの文言。

「the Ticket category may vary from Match to Match」
カテゴリーは試合によって変わることもある、と注釈があります。

もしかしたら準決勝や決勝はカテ1の範囲がもっと増えてカテ3が激狭、という運用になる可能性もあるのかもしれません。

 

各会場の座席図は、コチラをご覧ください!
2022 FIFA World Cup Qatar™ – Ticket Categories – FIFA.com

 

チケットの購入方法

今回のカタール大会も、いずれの発売機会ともインターネット販売です。

受付サイト:
http://www.fifa.com/worldcup/organisation/ticketing/purchase.html

 

申し込みにはパスポート番号が必要となるので事前に準備しておきましょう。

また、支払いはクレジットカードのみ。
ロシア大会の際はVISAカードとマスターカードを国際ブランドとするクレジットカードに限られました。

 

インターネット上での購入操作は上述の別記事で画像とともにじっくりお伝えしております!




【必ず覚えよう】チケットの種類と価格

さあ、一番重要な章にまいりました。
ここでの内容がこれから先のチケット戦線の基本になりますので、必ず押さえておいてくださいね!

 

カタールワールドカップのチケット価格は、公式サイトの以下のページに掲載されています。

https://www.fifa.com/tournaments/mens/worldcup/qatar2022/news/ticket-prices-fwc22

 

ただし、種類が多い上に文字が小さいため、経験者以外には大変わかりづらいと思いますので、それぞれの種類のチケットのルールや値段などについて詳しくご紹介してまいりますね!

 

個別試合チケット 通称「IMT」≪ Individual Match Tickets ≫

概要

開幕戦から決勝戦までの全試合で利用可能な、特定の試合のためのチケット。

いわゆる普通の観戦チケットです。

 

また、体の不自由な方むけのアクセシビリティチケット(Accessibility Tickets)も用意されています。

複数の種類がありますので、詳細は↓をご参照ください。
https://www.fifa.com/tournaments/mens/worldcup/qatar2022/news/accessibility-fwc22

 

チケット価格

※日本円換算価格は1月時点の為替レート 1カタールリヤル=32円で計算しています。
 が、円安が進み1月末時点では1リヤル=35円くらいになっています。
 また、クレジットカード会社の計算レートはもう少し高くなるかもしれません。

 

開幕戦
カテドリー1:2,250リヤル(約72,000円)
カテゴリー2:1,600リヤル(約51,200円)
カテゴリー3:1,100リヤル(約35,200円)
カテ4・アクセシビリティ:200リヤル(約6,400円)

開幕戦を除くグループステージ各試合
カテドリー1:800リヤル(約25,600円)
カテゴリー2:600リヤル(約19,200円)
カテゴリー3:250リヤル(約  8,000円)
カテ4・アクセシビリティ:40リヤル(約1,280円)

ラウンド16
カテドリー1:1,000リヤル(約32,000円)
カテゴリー2:   750リヤル(約24,000円)
カテゴリー3:   350リヤル(約11,200円)
カテ4・アクセシビリティ:70リヤル(約2,240円)

準々決勝
カテドリー1:1,550リヤル(約49,600円)
カテゴリー2:1,050リヤル(約33,600円)
カテゴリー3:   750リヤル(約24,000円)
カテ4・アクセシビリティ:300リヤル(約9,600円)

準決勝
カテドリー1:3,480リヤル(約111,360円)
カテゴリー2:2,400リヤル(約  76,800円)
カテゴリー3:1,300リヤル(約  41,600円)
カテ4・アクセシビリティ:500リヤル(約16,000円)

3位決定戦
カテドリー1:1,550リヤル(約49,600円)
カテゴリー2:1,100リヤル(約35,200円)
カテゴリー3:   750リヤル(約24,000円)
カテ4・アクセシビリティ:300リヤル(約9,600円)

決勝
カテドリー1:5,850リヤル(約187,200円)
カテゴリー2:3,650リヤル(約116,800円)
カテゴリー3:2,200リヤル(約  70,400円)
カテ4・アクセシビリティ:750リヤル(約24,000円)

 

 

チーム指定チケット 通称「TST」≪ Team-specific  tickets ≫

概要

「グループリーグ3試合のみ」から「グループリーグから決勝戦まで7試合」まで特定のチームの試合を観戦できるセット券。

指定チームが敗退した場合は、そのチームに勝ったチームに、そのチームが負けたらそこに勝ったチームに順次ついていく…という感じで各ラウンドの試合を観戦できます。
グループステージ敗退の場合はそのグループを1位で通過したチームについていきます。

準決勝や決勝も比較的簡単にチケットを買える仕組みなので私も2002年の日韓大会からよく利用していますが、グループステージの順位が決まるまで決勝トーナメントでどの試合が有効になるか確定しないのが少しプランニング上の難しさを生み出す面も。
まあカタール大会は長距離移動がないので大したデメリットにはなりませんが(^^;

 

このセットは、各試合をIMTで買うよりも10%高い価格設定となっています。

また、前回大会からの変更点として、準々決勝まで観戦できるTST5と準決勝まで観戦できるTST6は廃止された模様です。
大抵売れ残るのはこの2種類でしたからね…。

 

チケット価格

TST3 …グループステージ3試合
カテドリー1:2,640リヤル(約84,480円)
カテゴリー2:1,980リヤル(約63,360円)
カテゴリー3:   825リヤル(約26,400円)
アクセシビリティ:132リヤル(約4,224円)

TST4 …グループステージ3試合+ラウンド16
カテドリー1:3,740リヤル(約119,680円)
カテゴリー2:2,805リヤル(約  89,760円)
カテゴリー3:1,210リヤル(約  38,720円)
アクセシビリティ:209リヤル(約6,688円)

TST7 …グループステージ3試合+ラウンド16+準々決勝+準決勝+決勝
カテドリー1:15,708リヤル(約502,656円)
カテゴリー2:10,615リヤル(約339,680円)
カテゴリー3:  5,885リヤル(約188,320円)
アクセシビリティ:1,914リヤル(約61,248円)

 

なお、カタールのTSTは開幕戦が含まれるので、カテ1は+1,595リヤル(+約51,040円)、カテ2は+1,100リヤル(+約35,200円)、カテ3は+935リヤル(+約29,920円)、イーシーアクセスは+176リヤル(+約5,632円)と、それぞれ高くなります。

また、日本などアジア勢はあり得ませんが、組み合わせ抽選会の結果により開幕戦でカタールと対戦することになったチームのTSTもその差額が追加請求されます。

 

TST4と7は、指定チームが敗退した場合はそのチームに勝ったチームに、そのチームが次のラウンドで負けたらそこに勝ったチームに順次ついていく…という感じで各ラウンドの試合を観戦できます。
グループステージ敗退の場合はそのグループを1位で通過したチームについていきます。

準決勝や決勝も比較的簡単にチケットを買える仕組みなので私も2002年の日韓大会からよく利用していますが、グループステージの順位が決まるまで決勝トーナメントでどの試合が有効になるか確定しないのが少しプランニング上の難しさを生み出します。
まあカタール大会は長距離移動がないので大したデメリットにはなりませんが(^^;

 

この仕組みを具体例で見ていきましょう。

例えばロシア大会で日本のTST7を買った人なら、

第1戦 コロンビアvs日本
第2戦 日本vsセネガル
第3戦 日本vsポーランド
(ここで2位通過が決まり、ラウンド16以降にどの試合でチケットが有効になるか確定)

ラウンド16 ベルギーvs日本(ここで日本敗退)
準々決勝  ブラジルvsベルギー
準決勝   フランスvsベルギー(ここでベルギー敗退)
決勝    フランスvsクロアチア
(TST7には3位決定戦は含まれないので、ベルギーvsイングランドの3決が観たければ別途IMTを購入)

を観戦できました。

 

また、ドイツのTST7を買った人なら、

第1戦 ドイツvsメキシコ
第2戦 ドイツvsスウェーデン
第3戦 韓国vsドイツ
(ここで敗退が決まり、ラウンド16以降にどの試合でチケットが有効になるか確定。1位通過のスウェーデンについていくことに)

ラウンド16 スウェーデンvsスイス
準々決勝  イングランドvsスウェーデン(ここでスウェーデン敗退)
準決勝   クロアチアvsイングランド(ここでイングランド敗退)
決勝    フランスvsクロアチア

と、決勝トーナメントはもはやドイツと全然関係ないカードばかり観戦することに、という展開となりました。

 

私もロシア大会の時は、カテゴリー3でもTST6が余っていたデンマークを買って、ラウンド16でデンマークに勝ったクロアチアvsイングランドの準決勝をモスクワで観戦しましたしね^^

ちなみに、敗退チーム分だと、その後の観戦スタンドが「そのチームに勝ったチームの応援席」になるとは限りません。
私はデンマークのTST6だったので準決勝はクロアチア側のゴール裏だろうなと思っていたところ、発券したら思いっきりイングランド側ゴール裏のコアゾーンでしたから(笑)。

それはもう、英国を代表する飲んだくれどもが跋扈する面白すぎる120分間だったことは言うまでもありません。

 

そんな感じで、ラウンドが上がる試合ほど対象チーム数が多くなるため、試合数が多いセットほど価格は高くなるだけでなく、準備されているセット数も少なくなります。
TST7のカテ3は各国ともかなり数が少ないでしょう。

で、実際のところ日本代表を応援するにはTSTと後述する出場国枠チケットはどちらの方がいいの?という点についてはこの記事の終盤でガイドしますね^^

 

4スタジアムチケットシリーズ 通称「FST」≪ Four-Stadium Ticket Series ≫

概要

これはロシア大会までとは違った券種。

カタール大会ならではの、スタジアムが近距離にあるという特性を活かしたセット券です。

 

この4スタジアムチケットシリーズでは、4つの異なるスタジアムでの試合を1試合ずつ網羅。
どの試合をセットに含むかによって価格は異なります。

どのシリーズがどの試合を含んで合計いくらになるか、アルファベット順だと少しわかりにくいので金額順にして以下の通りまとめました。

 

チケット価格

シリーズN
マッチNo.1+No.7+No.9+No.14

この種類だけは開幕戦を含むので他より高く、
カテドリー1:4,650リヤル(約148,800円)
カテゴリー2:3,400リヤル(約108,800円)
カテゴリー3:1,850リヤル(約  59,200円)
アクセシビリティ:320リヤル(約10,240円)

 

・シリーズC
No.35+No.42+No.50+No.51

・シリーズD
No.38+No.45+No.54+No.56

・シリーズE
No.33+No.44+No.49+No.52

・シリーズF
No.40+No.47+No.53+No.55

以上4種類は
カテドリー1:3,600リヤル(約115,200円)
カテゴリー2:2,700リヤル(約  86,400円)
カテゴリー3:1,200リヤル(約  38,400円)
アクセシビリティ:220リヤル(約7,040円)

 

・シリーズA
No.2+No.5+No.11+No.16

・シリーズB
No.17+No.22+No.28+No.31

・シリーズG
No.36+No.37+No.43+No.46

・シリーズH
No.34+No.39+No.41+No.48  

・シリーズI
No.20+No.23+No.27+No.30

・シリーズJ
No.19+No.21+No.26+No.32

・シリーズK
No.18+No.24+No.25+No.29

・シリーズL
No.3+No.6+No.12+No.13

・シリーズM
No.4+No.8+No.10+No.15

以上9種類は
カテドリー1:3,200リヤル(約102,400円)
カテゴリー2:2,400リヤル(約  76,800円)
カテゴリー3:1,000リヤル(約  32,000円)
アクセシビリティ:160リヤル(約5,120円)

となっています。

 

【4月以降発売】出場国枠 … サポーターチケット 通称「ST」≪ Supporter Tickets ≫、条件付サポーターチケット 通称「CST」≪ Conditional Supporter Tickets  ≫

ここからは、4月1日の組み合わせ抽選会の後に販売される種類。
4/5〜28で抽選受付中の2次販売抽選販売(その後おそらく6月に先着販売)では、ロシア大会と同様に、特定のチームを応援するためのチケットが発売されます。
これはTSTのようなセットではなく、1試合1試合申し込む形式。
グループステージで日本代表を応援しに行きたいけれど3試合行くのは難しい、という人にはこちらの方が適しています。もうひとつの「CST」は、STの決勝トーナメント版。

TST4・7では指定したチームが敗退したら勝った方のチームが出場する試合にチケットが有効となりますが、CSTの場合は指定チームが出場する場合でないと無効となり払い戻しになります。

 

なお、TSTは申込者の国籍を問わずどのチームも申し込みことができますが、ST・CSTはその出場国の国籍または居住者あるいはその出場国の会員組織の会員でないと申し込みが無効になります。

このあたりはそのチーム(というか各サッカー協会)によって異なりますが、現時点ではざっくりと「日本在住の日本人は、フランスのTSTは申し込めるがフランスのST・CSTは多分申し込めない」と考えておけば大丈夫です。

 

また、2次販売ではグループステージ第2戦までのIMTについてこれまでとは異なりキックオフ時刻が6時間以上離れていれば1日につき2試合申し込むことができるようになります。

これまでの大会では1日につき1試合しか申し込めないルールでしたのでこれは画期的な変化。
スタジアム間の移動時間を十分に確保する必要があるため、ファンは連続した試合を観戦することはできませんが、例えば16時キックオフの試合を観戦した後に22時キックオフの試合へと同日にダブルヘッダーできるということです。

 

私としても以前各会場間の移動を試算しましたが、1試合目が終了してから4時間のインターバルがあればどのスタジアムもダブルヘッダーは可能ですからね。



購入枚数制限

過去の大会とは異なり、カタールW杯では1世帯あたり(おそらく1登録住所あたり)1試合につき最大6枚、大会期間中は最大60枚までチケットを申し込めます。

 

同じ住所から複数の人がチケットを購入した場合も、合わせて1試合につき6枚までしか購入できません。

この規定は、IMT、TST、FST、その他を含めて総合的に適用されます。
(まあ、日本の住所の場合は1chome, 4banchi, 7gouという住所と1-4-7という住所に分ければ同居家族でも機械上は異なる住所として取り扱われると思いますが。)

 

チケットの郵送、現地引取りについて

まだ詳細は発表されていませんが、ロシア大会の際は、

1次販売と2次販売、つまり6月頃までに購入に至ったチケットは、申込者の住所へ郵送されました。

 

その一方で、以下の3点のいずれかに該当するチケットは、現地のチケットカウンターで決済クレジットカードを機械に挿入して発券する方式での受け取りとなりました。

(1)2次販売より後に購入されたチケット【主に最終販売】

(2)「TST4以上」のラウンド16以降の試合分

(3) 配送やスタジアム関連の理由により、納品が間に合わない可能性があるチケット

 

これらのチケットは、各開催地にある「FIFA Venue Ticketing Centres」で引き取る形式となります。

実際に私もサンクトペテルブルクの空港のチケッティングセンターで発券しましたが何の不自由もありませんでしたし、むしろ渡航中の紛失リスクが減っていいんじゃないかというくらいに感じましたよ^^

 

購入チケットをキャンセルする時は公式リセールシステムを使える予定

チケットの購入とともに気になるのは、買ったチケットが不要になった場合に返金してもらえるのか。

これに関してもロシア大会と同様に公式リセールが実施される予定です。

 

最終販売の終盤を除き、リセールに出したチケットはほとんどのタイミングで購入される(購入されればその後返金される)ので、あまり心配はいりません。

私自身、デンマークのTSTをリセールに出した時、安価なカテ3という強みはあったと思いますがペルー対デンマーク、オーストラリア対デンマークでもすぐに買われましたから。

 

ただし、リセールが成功してもチケット代が満額返ってくるではありません。

ロシア大会の時の公式リセールでは10%の手数料を引かれた額が返金される形式たったので、おそらくカタール大会もそれに近いルールになるのではと思います。

10%というと少額に感じるかもしれませんが、複数枚だとバカにならない金額になってきますので、「要らなくなったらリセールすればいいや」という考えは損の元、とお考えになることをおすすめします

 

大会期間中はおそらくビザ免除に。チケットとともに必要となる『HAY’YA CARD』について

さて、ここまでチケットのことばかり書いてきましたが、ここで「チケットともに試合観戦に必要なもの」にも触れておきましょう。

カタール当局の要請により、今回のワールドカップ期間中は身分証明書として「HAY’YA CARD(ヘイヤカード)」が導入されます。
これは、カタール国政府によって運営されるもので、チケットとは違いFIFAが責任箇所となるものではありあません。

 

といっても、これは今回が初の取り組みというものではありません。

普段厳格なビザ発給のもと入国を許可しているロシアで開催された前回大会では、ワールドカップ観戦客がビザの代わりに入国や市内交通の無料利用できる「FAN ID」というカードが導入されました。
カタール大会でも、ビザに代わる入国証、スタジアムへの入場(観戦チケットと併用)、マッチデイトリップなどの特典を受けるためにこのヘイヤカード」が必要になるというわけです。

 

ヘイヤカードの運用に関する詳細はまだ発表されていませんが、入手から実際に使用するまでの流れもおそらく以下のようなロシア大会の前例を踏襲されると思います。

 

観戦チケットを購入

その購入番号をもとにヘイヤカードを申請

自宅に届く

往路の飛行機に乗る際の空港チェックインカウンターやカタール到着時の入国審査でヘイヤカードを提示

交通機関の利用時や試合観戦の入場ゲートでチケットとともに提示

 

ロシア大会の時はFAN IDがないと都市間の無料長距離列車を予約できなかったのですが、カタール大会はヘイヤカードなしでも宿泊予約ができますし特に早く所有していなくてもデメリットはないので、今のところ「早く入手しなきゃ!」と焦る必要はなさそうです。

【実践的なお話①】一次販売(抽選販売)のスケジュールやルールは?

ここからはさらに実践的なお話を、

今まさに実施中のチケット申し込み期間について、スケジュールやルールなどを詳しく見ていきましょう!

 

1次販売(1-1 抽選販売)の概要

受付期間/
2022年1月19日19:00から2022年2月8日19:00まで
(ともに日本時間)

初日に申し込んでも最終日に申し込んでも、抽選の有利・不利はありません。

 

当落発表/
3月8日(火)に判明。当選したチケット代の支払いは3/21が期限。

 

販売されるチケットの種類/
個別試合観戦チケット(IMT)
チーム別チケットシリーズ(TST)
4スタジアムチケットシリーズ(FST)

 

一次販売に申し込む上での主なルール/
・支払いはクレジットカードのみ
・申込時に支払いクレジットカードを登録する必要はなし。当選した後で大丈夫です
・支払用カードの名義人は本人であること。他人名義のカード情報の場合は当選申込が却下される可能性があるとのこと
(ただし、ロシア大会の時は別人名義のカードでも申し込みも発券もできたと聞いています。あまりリスクを負うべきではないと思いますが。)

・異なるチケットタイプを混在して申し込むことも可能
・組み合わせ抽選会前に行われる一次販売ではカタール以外の各チームがどの試合・どのスタジアムでの試合に入るのか決まっていないので、同日の試合が含まれるチケット商品には申し込めない

 

最後の項目を具体例とともに解説しますと、

準々決勝・決勝のIMT+日本TST3の申込
⇒どの試合日も重なる可能性がないので可能

ラウンド16のIMT+日本TST4の申込
⇒ラウンド16の日が重なるので不可

開幕戦のIMT+日本TST3の申込
⇒日本がグループBに入り同日開催となる可能性があるので不可

開幕戦翌日11/22のIMT+カタールTST7の申込
⇒カタールだけはグループÅに入ることが確定しており試合日が重ならないので可能

FST1種類+重ならないIMTの申込
⇒試合日が重ならないので可能

 

という具合です。

勘の良い方はおわかりかと思いますが、TST7に申し込む場合、他に選択できるのは3位決定戦のIMTのみとなるはずです。
それ以外の試合はいずれもTST7と重なる可能性があるので。
(試してみたら、試合日が決まっているカタール代表のTSTでも3決以外のIMTは選択できませんでした。)

 

こう考えると、一次販売で世界中から申し込まれるのは「好きなチームのTST」と「準決勝・決勝など主要カードのIMT」がかなりの割合を占めるのではないでしょうか。

主な試合以外のIMTやFSTを申し込んだところで、ことごとく不人気カードばかりに見舞われる可能性もあるわけですから。

【 3/8追記 】
一次抽選販売の当落結果が判明し、一応準決勝や決勝まで観戦できるセットチケットが当選。
ただ、希望より高い席種へのアップグレードという条件付き当選だったので、購入手続きはせずに流すことになりそうです。

 

カタールW杯のチケットを公式サイトから買う手順を ↓ コチラの記事にまとめました!
【画像で解説】カタールワールドカップ チケットの申込み方法!これを見ればインターネット購入も心配なし

【W杯チケット購入方法/画像付き解説#2】 チケットの追加&取消をする手順

【W杯チケット購入方法/画像付き解説#3】 TST・FSTの申込み手順

 

【実践的なお話②】結構大事な話。日本代表を応援するにはTSTとサポーターチケットどっちに申し込んだ方がいい?

さあ、より突っ込んだ内容を進めていきましょう。

この章に記した内容はおそらく他のどんなサイトにも書かれていないと思いますので、ぜひ心に留めておいてくださいね。

 

まだ最終予選の最中ではありますが、日本代表がワールドカップ本大会に出場すると想定した場合、日本戦を連続観戦するにはチーム指定チケット(TST)とサポーターチケット(ST)のどちらに申し込んだ方が良いのか、迷う人が多いと思います。

結論から言うと、私は 一次販売のうちはTSTに申し込まず、4月まで待ってからSTに申し込むことをおすすめします

 

理由1/STならグループリーグの3試合まとめて買う必要がない

TSTは3試合か4試合か7試合分を買う必要がありますが、ST(または決勝トーナメント進出時のCST)は1つ1つ試合を選べます。
つまり、組み合わせ抽選会ののちに試合日程・会場が確定し、「2・3試合目だけ行けばいいかな」などと柔軟に観戦計画に合わせることができます。

TSTは各試合分をセットで買う必要があり、行けない試合はリセールに出せますが前回大会と同様なら10%の手数料を取られますので、試合日程が不確定なうちは無理してTSTに申し込まなくて良いと思います。

 

理由2/STの方が安い

これはシンプルな理由。

TSTは10%分上乗せされた価格になるので、例えば日本代表のグループステージ3試合を観戦するとしても「TST3」を買うより「日本のST×3試合分」を買う方が安くなります。
(STの価格がIMTと同額かは2次販売の開始前までわかりませんが、多分同額になると思います。)

 

また、どのチームのTSTを申し込むのかにもよりますが、日本代表を含め まだW杯本大会出場が決定していない国のTSTに申し込むのには注意が必要。

というのも、TSTを買ったもののそのチームが予選敗退しワールドカップ本大会に出場できなくなった場合、TSTは無効となりチケット代金は返金されますが、その際に40リヤル(約1,300円)の手数料を差し引かれます。

 

本大会の日本戦は、実際のところブラジル戦やオランダ戦など人気チームとの対戦以外は直前販売でも比較的容易に買えますし、余計なコストを払う心配を考えると無理して一次販売でTSTを狙わなくても良いと個人的には考えています。

 

理由3/カテ1は特に、TSTだとハズレ席を割り当てられる時がある

一番大事な点はここ。
運と個人差にもよりますが、私の仲間の談話を総合するとTSTのカテゴリー1はコスパの悪い席に飛ばされることがよくあるので注意が必要です。

カテ2・カテ3はもともと範囲が広くないので座席位置の差は小さい方でしょうが、カテ1は結構な違いが。

STだとメインスタンドの日本ベンチの後方など良い位置の席を割り当てられることが多いのに対し、TSTはバックスタンド2階席の上段やハーフウェーラインより相手チーム寄りの席が割り当てられたりするので、「日本側の良席」のセット券だと期待すると裏切られる可能性が高いでしょう。

 

現に、ロシア大会で日本のTST3を利用した者は、

コロンビア戦
…日本側メインスタンドだがかなりカテ2に近いコーナー付近の2階席、しかも周囲はコロンビア人

セネガル戦
…日本側バックスタンド1階席のペナルティエリア付近

ポーランド戦
…センターサークル付近のなぜか少しポーランド寄りのバックスタンド2階席 後ろから3列目

という、セネガル戦以外は良席とは言い難い席だったようです。

 

ちなみに、2002年の日韓大会で私がスウェーデンのTSTカテ1を買った時は、

イングランド戦
…スウェーデン側バックスタンド1階席のペナルティエリア付近

ナイジェリア戦
…スウェーデン側バックスタンド1階席のコーナー付近

アルゼンチン戦
…メインスタンド中央の3列目、なぜかアルゼンチンベンチのすぐ後方

と、これまたバラつきのある割り当てとなりました(^^;

≪なお、過去にエクアドルのTSTカテ3を買った時は全部エクアドル側のゴール真裏1階席と一貫性のある配席でした。≫

 

もちろん、1階席でも2階席でも行ったら行ったで十分楽しめるのがワールドカップの良いところではありますが、高額なカテ1のチケットを買うならピッチの中央寄りや1階席がいいな…という人はTSTではなくSTに申し込むことを個人的にはおすすめします。

 

一次販売の売れ行きは過去の大会と比べて鈍め。発売動向から今後の展望を考察

ここからは3/29の夜に追記した内容。

一次販売の抽選販売や先着販売の売れ進みから今後どのようなチケット入手難易度になりそうか、展望を載せていきますね。

 

チケットの販売動向を見ていましたが、カタール大会のチケットはブラジル大会やロシア大会と比べて鈍い売れ進み。
カテ2で良ければ先着販売で出遅れてもほとんどの試合・ほとんどの国のTSTを買える状態でした。

事実、発売開始から半日以上経って誰でも待ち時間なく販売サイトに入れるような頃になっても日本のTST-3はカテ3以外ならまだまだ余裕で買えましたから。
過去の大会ではもっと早く売り切れていたんですが。

 

よって、組み合わせ抽選会後の2次販売(抽選販売、その後先着販売の予定)でも秋頃の最終販売(先着)でも過去の大会より余裕をもって買えると思います。

開幕戦と決勝戦以外なら心配いらないでしょう。

 

要因としては、以下が挙げられるのではないかと考えます。

・コロナ影響の懸念

・ウクライナ情勢影響の懸念

・航空券代の高さ

・宿泊代の高さ

・観光地の乏しさ

・アルコール提供の厳しさ

・チケット代の相対的な値上がり

 

チケット代は、カテ3こそ前回大会より少し安いくらいの設定ですが、極悪非道な席割によってカテ3の座席数自体が大幅に減少し、ゴール裏のほとんどがカテ2扱いとなる事実上の改悪によって、観戦に向けた金銭面のハードルはかなり上がったと言わざるを得ません。

 

加えて、ブラジルやロシアと違い開催国カタール自体の人口の少なさやサッカー熱の低さも影響していると個人的には考えます。

カタールの人口は約290万人。
ロシアと比べれば1/50、ブラジルと比べれば1/70です。

その上、今回が初のワールドカップ出場なわけですから、地方の試合でも先着販売で飛ぶように売れていった過去の2大会と違い今回はジリジリ売れ残っていたのも不自然ではないのです。
以前は、リオデジャネイロやサンパウロ、モスクワといった大都市の試合はチケットの在庫が復活してもすぐに完売していましたからね。

 

今回はほぼ全試合が首都開催と言っても過言ではないにもかかわらず、今のところそうした熱量をチケットの売れ行きから感じることはできません。

 

組み合わせ抽選会後の2次販売(抽選・先着)の展望

こう考えれば、組み合わせ抽選会の後に行われる予定の2次販売でも、決勝・開幕戦と一部の人気カードを除き問題なく手に入るのではと思います。

抽選販売で落選しても、その次にある先着販売で多分買えます
カテ3にこだわらなければ。

 

カタールとの距離が近いイランやサウジ、そしてサッカー熱が高い北アフリカ勢(エジプト、チュニジア、アルジェリア、モロッコ)からはサポーターが大挙してカタール入りするかもしれませんが、その他の出場国から来る人は過去の大会ほど多くはないでしょう。

抽選販売が始まると毎度のように「初日だけで●万件の申込が殺到!」みたいなニュースも流れると思いますが、世界中のチケットブローカーや非公式旅行業者もたくさん申し込んでいるはずですから、気にする必要はありません。

 

特に日本代表の試合は一般的には不人気カードの部類ですので、第2ポット・第4ポットのチームとの対戦は心配ないでしょう。

第1ポットはどこが来ても人気チームですが、対戦相手のサポーターが申し込めない日本応援用の「サポーターチケット」(ST=いわゆる出場国枠チケット)に申し込めば相手サポの数は影響しませんから、STのカテ1・カテ2ならグループステージ3試合とも全部取れるんじゃないでしょうか。
カテ3は座席数自体が少ないので倍率は上がるでしょうけれど。

 

繰り返しになりますが、抽選販売で買えなくてもその後の先着販売の方が取りやすくなりますから、抽選で落選しても大丈夫です。
さらに言うと、秋頃の最終販売には1次・2次販売で一般向けには売られなかった座席が大量に解放されますし、そこに見切り発車でチケットを買ってしまった購入者のリセール分も加わり、かなりチケットが取りやすくなります。

加えて、ロシア大会の際は最終販売からチケット公式販売サイトで希望席種・枚数を選択しカゴに入れた時点で座席番号や列がわかったので、カタールW杯も同じ仕組みであれば最終販売の方が好みの位置の席なのか確認してから購入することができるようになります。
同じカテ1でも「バックスタンド2階席のコーナー際の天井」と「メインスタンド1階席のベンチ裏付近」ではコスパは全然違いますからね。

日本で開催されたラグビーワールドカップの時もそうでしたが、1次・2次販売で取れた座席が気に入らない位置だったら最終販売期間中にリセールしてこのようにロンダリングするのも、手数料はかかりますが手段の一つではあります。

 

私はこう申し込もうかなと検討中

ここまで過去の前例も踏まえながらカタールワールドカップのチケット入手難易度を展望してまいりましたが、それを踏まえて私は2次販売でどのように申し込むか、今のところのイメージを載せていきたいと思います。

 

・日本代表のグループリーグ第1戦または第2戦の「サポーターチケット」カテゴリー1

・同日や近い日付でダブルヘッダーできそうな試合のカテゴリー3

 

カタールW杯の最大の醍醐味は、これまで同アカウントでは禁止されていた「同日の複数試合観戦」がグループステージで認められそうなこと。

以前読んだ英文の記事では、組み合わせ抽選会後の販売機会からはグループリーグのキックオフ時刻が離れた試合同士なら同日の複数試合申し込みが可能、とありました。(13時&19時、13時&22時、16時&22時の組み合わせが可能という意味?)

日本代表の試合、特に第1戦は16時、第2戦は13時キックオフであることからそれぞれ夜の試合にも申し込めるので、日本戦の日かその前後の日に好きなチームの試合があればひとまずダメ元で安いカテ3に申し込もうかなと。
落選したら先着販売でカテ2も視野に入れながら狙うことにします。

 

日本戦については、ごめんなさい、私Jリーグクラブのコアサポ現役だった頃から日本代表のゴール裏って全然カッコよくなくて好きじゃないので、代表に関してはゴール裏で応援したいとは思えないんです。
(誤解のないよう補足しますと、それは単純に価値観の違いなだけで、ゴール裏で応援している皆さんには頑張ってほしいなと素直に思っています。)

そのため、「ゴール裏以外の場所で観戦したい」となるとカタールW杯のしょうもない席割だとカテ1しか選びようがないので、カテ1にするのはいわば消極的選択。
ただ、カテ1のサポーターチケットならそんなハズレ席にはならないはずなので、当選したらどのあたりの席になるのか楽しみになりそうだなと感じています^^

 

ぶっちゃけ、ワールドカップ観戦で一番面白いのはどのラウンド?

ここは人によって考え方にかなり差があると思いますが、「どの時期にワールドカップ観戦の照準を合わせようか」とお悩みの方におすすめなのは、私としてはグループリーグ、特にその前半戦です。

私自身、過去の大会でグループリーグも決勝トーナメントも観戦してきましたが、やっぱりワールドカップで一番楽しいのはグループリーグ。
開幕してすぐの頃は新鮮な楽しさの連続で、どのチームのサポーターも元気で、ワールドカップならではの活気があふれます。

それが第3戦くらいになると、人間ですから「慣れ」や「疲れ」で徐々にトーンダウンしていきます。
恋愛と同じですね。

 

決勝トーナメントが進むと敗退国のサポーターは次第に減っていきますし、早期敗退チームは忘れ去られていきます。
もちろんラウンドが上がるほど試合のレベルは上がりますが、ワールドカップならではの空気を楽しみたいという方には個人的にはやっぱりグループリーグを狙って観戦するのが一番良いと思っています!

チケット代も決勝トーナメントより安いですしね(^^;

 

【 ご参考に 】
4月28日までチケット2次抽選販売が実施されていました。
2次販売ならではの『大事なポイント』や1次販売との違い、日本戦の申し込み手順などを画像とともに詳しく解説しました!
【カタールW杯】4/28までチケット2次抽選販売!事前に知るべき『大事なポイント』は?




まとめ:無理して早く申し込む必要はないものの、シミュレーションは今のうちからしておくと吉。2次販売からが本番ですよ!

以上、今回は 2022年の11月から12月にかけて開催される「FIFAワールドカップ2022 カタール大会」のチケット購入について、種類や発売スケジュールから日本代表を応援する上でのチケットの狙い方などまで 総合的にまとめてまいりました。

 

高額なチケットですから、妥協なく納得いく席・納得いく価格でチケットを確保したいもの。

そしてそれこそが現地観戦の満足度向上に直結すると言っても過言ではありません。

 

今後もチケット販売に関する新しい情報が入り次第随時記事を掲載していく予定ですので、素晴らしいワールドカップ観戦に向けてご活用頂ければ嬉しいです^^

 

 

おかげさまでフォロワーさん10,000名突破!
世界66ヶ国を旅し 114試合を海外で観戦した経験、そして16シーズンにわたりJリーグクラブのコアサポをやっていた経験をもとに、海外サッカー・国内サッカー・代表戦などの情報や海外・国内の旅行情報、そしてマイルの貯め方も独自の視点でお届け!
20年以上前から『チケット入手のコツ』を編み出して2002年日韓ワールドカップは15試合観戦、以後W杯やユーロ・CL観戦も繰り返し、2019年ラグビーワールドカップも日本戦を含め開幕戦から決勝まで13試合を観戦。

ブログに書けない内容は「サカ×マイル」のツイッターでもお伝えしています^^
⇒ @saka_mile_blog

 

(この記事の情報は2022年9月23日時点のものとなります。状況により変更が生じる可能性もありますので、ご了承ください。)

 


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